【007】迷走ロビンさんの「夏の終わりに」の感想

名前:586

評価: ☆☆☆

・ああだめだ、こういうのはどうしても満点を付けてしまう、と読んでからうめきました
・主人公と先輩の会話が軽妙で面白かった。ノコッチを捕まえにいく動機も甘酸っぱい
・最後のシーン、主人公は過去の思い出に縋っているように見えます。でもいいんですよ、これで
・上質なコーヒーのように味わい深くほろ苦い、大人が書いたポケモン小説だと感じました
・ご参加いただきありがとうございました

名前:Aros

評価: ☆☆☆

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名前:BoB

評価: ☆☆☆

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名前:αkuro

評価: ☆

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名前:あきはばら博士

評価: ☆☆

なんとも言えない甘酸っぱさを感じる夏の終わりの恋物語。
読んでいて、そうなんだよなー わけの分からないままに何もできないままに、恋は過ぎ去っていくんだよなぁと思い出しました。
その恋をどうにかするにはあまりに幼すぎて、無力のままに終わってしまうんですよね。

名前:きとかげ

評価: ☆☆

 始まる前に終わった、ってこういうことを言うんでしょうね。想いを伝えることすら出来ず、ノコッチも結局捕まらず、ノコッチを探す夏だけが残っている、そう感じました。ノコッチが捕まえられないのがいいですよね……。

名前:くろみ

評価: ☆

過去に縛られて抜け出せないのがループという怖さを生み出しているような感じがしました。

名前:じゅぺっと

評価: ☆☆

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名前:とまと

評価: ☆☆

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名前:にっか

評価: ☆☆

 青春期の馬鹿やって騒いでと、先輩に対する憧れ。主人公の淡い恋心が失恋につながるのは、なんとなく読めていても、それぞれのキャラがそれぞれ青春している様子が伝わってきました。そして、舞台設定が夏のキャンプっていう感じが個人的に好きです。

名前:はやめ

評価: ☆☆

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名前:まーむる

評価: ☆☆☆

想い人が去ってもノコッチを狩り続ける姿の郷愁が良かった。

名前:オンドゥル大使

評価: 評価スキップ(自作品)

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名前:クーウィ

評価: ☆

 また青春かよ!っていうオジサンの悲鳴(笑) だって夏の終わりなんですもの。
 ほろ苦い夏の思い出。引き摺るぐらいならもっとだなぁ……って思ってしまう辺り、やっぱり己にはデリカシーが無いのだろう(爆) でもこういう小さいけど忘れられない後悔って、誰にでもあるもんですよね。
 自分はノベルゲームというのをよく知らないのですが、大体こんな感じの雰囲気なのかなぁとふと思いました。

名前:コン

評価: ☆☆

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名前:バリア―カイリュー

評価: ☆

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名前:フィッターR

評価: ☆☆

002とは正反対に、悔いの残った青春を回想する青春物語。
後悔ばかりだけど、そんな青春を忘れられない。でも人間生きてく限りはどうやっても後悔しちゃう生き物なんですよね。そんな人生の一コマが鮮やかに描かれてました。

名前:ラクダ

評価: ☆☆

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名前:リング

評価: ☆

やらなかった後悔よりもやる後悔とは良く言いますが、お前の事か! と言いたくなるような作品ですね。
ノコッチにこだわりさえしなければ、似たようなことがたくさんありそうなだけに切なくって煮え切らないお話でした。

名前:レイコ

評価: ☆☆

ひと夏の思い出。切ないです。
最後の一文は某歌詞が由来でしょうか?

名前:久方小風夜

評価: ☆☆

ノコッチ狩り! 素敵な響き。まさにあっちの世界におけるツチノコ捜索。
いやあ青春ですなあ。

名前:名無し

評価: ☆☆

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名前:円山翔

評価: ☆☆

若い頃の、甘酸っぱい思い出を忘れないために……「当たり前」と思っては駄目ですね。簡単に手に入るとしても、思い出を温めるようにノコッチを捕まえに行く主人公。健気だなと思いました。

名前:名無し

評価: ☆☆

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名前:天波八次浪

評価: ☆

今というノコッチ今もふたり追いかけてる♪

名前:天竜

評価: ☆☆

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名前:小樽ミオ

評価: ☆☆

単にくらやみのほらあなでノコッチを巡る物語が展開されるだけでなく、「僕」の手持ちがレディアンだったり、スクールの先生の名前がジョバンニだったりと、随所に「第2世代らしさ」をかもし出す工夫が散りばめられていたように感じました。

>「捕まえ損ねちゃったねぇ」
>「また次があるよ。今日はありがとね」
一周目は意識しなかったのですが、実は「先輩」のこの台詞は、「先輩」に今思いを伝えなければ彼女を捕まえ損ねてしまう、もう次のない「僕」の境遇を暗に意識させるものだったのかな、と思っています。

名前:忍び寄るキマワリ

評価: ☆☆

捕まえられなかったノコッチは彼の恋の行方のよう。これって彼が告白してたら流れが変わったのだろうか。いや、そんなもしもはなくて、この中途半端さが青春なのだ。タブンネ。
まあそのなんだ。ポケモンも、恋も、ホワイティ杯の優勝も、自分からとりにいかないととれないんですよ。そういう意味でこれは、勇気と行動力の無い男のホワイティな話なのかもしれないね。未だにノコッチ狩りをしようと考える彼の夏はまだ終わっていないのかも。私としてはいつか別の場所に歩き出して、あの日を必要としないようになってほしいと思う。

名前:椿*徒花

評価: ☆☆

女々しい男の子の後悔がいずれ学校の伝統になるかもしれない的な。
男の子の心情がもどかしいけどわかるから少し悔しくなりつつ。
…ところでキキョウのジムトレーナーになるカッちゃんはコガネに引っ越すんです?

名前:浅夜とまと

評価: ☆☆☆

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名前:砂糖水

評価: ☆

おおう、切ないというかなんというか。言いたいのに言えないってあるよねえ…。

名前:蒼烏

評価: ☆

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名前:西条流月

評価: ☆☆

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名前:逆行

評価: ☆☆

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名前:門森 ぬる

評価: ☆

 「暗闇の洞穴」と「暗闇の洞窟」が混在しています。

>僕は育てておいたレディアンに周囲を見晴らせていた。
 見晴らせて → 見張らせて  かと思われます。

名前:名無し

評価: ☆

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名前:GPS

評価: ☆☆☆

オワ――――――――――――――――――――――――ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!
めちゃめちゃ好み!!!!!!!!!です!!!!!!!!!!!!!!!!
始まりもしない、というかあえて始まらせなかった恋だから終わってくれないみたいなこの感じ!!そしてこれ、先輩は絶対気づいてるよね!?気づいてるからこそカッちゃんと暮らすことをちゃんと伝えたしノコッチ狩りに誘ったんだよね!?「僕」がちゃんと自分への恋心に決着つけられるよう、二人だけで出かけるセッティングしたんだよね!!??!
しかもノコッチ狩りっていうセレクト、ツチノコとは違い「本気で探せば見つかるし捕まえられる」っていうこの、絶妙な感じ!!!しかも最後で「ほしいなら世界から輸入すれば手に入る」っていう、自分で見つける必要は何ひとつない!!!この!!!!
ノコッチが見つかってもきっと先輩の気持ちが変わるわけじゃないし、だから何だって話なのかもしれないけど、だとしてもノコッチが見つからない、ノコッチすら見つからないっていうのが進展の無さを物語っていて本当に良い……。この先、ノコッチを見つけた時が本当の終わりになるのか、あれですね、ノコッチを探すことに意味があるんじゃないかって、…………言語化できないんですけど、……ありがとうございました!!!!

名前:ion

評価: ☆☆

これはGPSさんですかね?
主人公の、彼女に幸せになってほしいだけなんだ!っていう鬱屈が大好物です。まあもう半分も確かにあるけど。
この話の主軸ではないと私には理解されたので、ノコッチ狩りの方法の詳細な描写は蛇足に感じられました。
それと、五分後って終わり方も、好みはあるでしょうが少し上手いことを言おうとしてくどくなっている感を受けました。
何も生み出さなかったあの季節にも、それなりの意味があった、と結論づけるパターンは
この作品だけですね。あとはポリゴンにリセットされたりしてる怖い話しかないんですよね・・w
あと、某ガールズバンドが最近出て、それをポケモンと聞いているってシチュエーションに、
同時代に生まれて今ネット上で同じコンテンツを思い出して繋がっていることへのロマンティックをすっごく感じました。そこすっごく重要でした。

名前:P

評価: ☆☆

決して長い作品ではなく、また比較的穏やかな展開が続きながらも印象に残るのは、「先輩」がきちんと「僕」が惹かれるような愛嬌のある人物として描かれていること、またその「先輩」の恋人であるカツヤの、「僕」に対する絶対的な優位といったことから、登場人物の言動とその背後にある感情、そして彼らの人物像を無理なく導き出せる故だと思います。
「先輩」の口から明確な答えを得ることに怯え臆病に囚われて踏み出せなかった主人公と、「洞窟の奥深く、光の届かない場所でじっと動かずにいる」「誰かに見られると後ろ向きに逃げようとする」ノコッチの姿はどこか重なって見えますね。

名前:Ryo

評価: ☆☆☆

字数がそんなに多いわけでもないのに、物凄く中身の詰まった作品。
先輩のキャラがリアル感あってとても好きです。奔放な先輩に多少の苛立ちを覚えつつ、
彼女に対していつの間にか抱いていた名前のつけようもない気持ちをどうすべきか迷っているうちに、
先輩はあっという間に手の届かない所に行ってしまった、というこの主人公のもどかしい感じもリアルさがあります。
主人公が恋心をはっきり自覚していれば告白に発展していたりするのかもしれないけど、
多分そこまで行かないうちに、何も始まらないうちに、終わってしまった。そんな恋もありますよね。
ラストシーン、この夏の出来事をを未だに引きずってるような感じはあるんですけど、
そこに先輩への未練とか女々しい気持ちは全然感じられないんですよね。
なぜなら「五分後に彼女が来なくとも」と言い切っているから。
未練があったら、「もしかしたら来るんじゃないかな…」みたいになると思うんです、ここ。
きっと主人公の中でこの夏のことは何もかも思い出になってしまって、
終わった出来事(で、主人公はもう続きの時間を生きている)なんだけど、
その上でこの夏に抱いた気持ちに帰りたいんでしょうね。
だから洞窟の前で待っている姿に、過去に囚われてる暗さがない。
とてもいい作品でした。

名前:名無し

評価: ☆☆

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