【011】青天霹靂雨霰さんの「夏の終わりに」の感想

名前:586

評価: ☆☆☆

・20000字とは思えない密度、斬新な目の付け所。レベルが違うと感じました。
・群像劇は私が特に苦手とするところなので、よく読んで手法を盗みたいと思います。真面目に。
・ご参加いただきありがとうございました。

名前:Aros

評価: ☆☆

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名前:BoB

評価: ☆☆☆

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名前:αkuro

評価: ☆☆☆

昔はアスペルガーとか言われてましたけど、今は自閉スペクトラムだったかに統一されているようで。私も軽度のそれ故知識はあるので、すんなり読めました。3人の主人公それぞれの夏の終わり、そして始まり。素敵です。

名前:あきはばら博士

評価: ☆☆

少ない文字数にここまで密度の濃い物語を展開する高い文章力、鮮麗された芸術作品と呼んでいいような作品。
ただ、皆が大絶賛するような魅力を何故か感じられませんでした、単純に個人の好みの問題なのかもしれません。

名前:きとかげ

評価: ☆☆☆

 晴日視点が好きです。夏の終わりにテッカニンの命が終わり、パラスの命が始まるのが、とても素敵です。晴日もつきおとこもなみのりピカチュウも、そうして、自分のペースで年をとり始めた――と思うと、なんだか私の方も心が落ち着くようです。
 ピカチュウのピカピカ声って表現が好きです。ピカピカ。あと、ルナトーンに触るところの表現が好きです。なんだかとっても気持ちが良さそうです。
 晴日はちょっと変わった子で、でもほら普通の子に近くなるんじゃなくて、晴日らしく年を取ってけるんだなあと思うと、羨ましいような、そんな気持ちにもなったりします。まあ、とにかく、これから幸あれと思えるような作品で、好きです。

名前:くろみ

評価: ☆

読み手のレベルを試す小説なのか、私にはちょっと何を言ってるかわからないっす。

名前:じゅぺっと

評価: ☆☆☆

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名前:とまと

評価: ☆☆☆

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名前:にっか

評価: ☆☆☆

 こだわりを持つ晴日少年と、引きこもりの月男交流。2匹のピカチュウ師弟のなみのり。親父さんとミナ。一見関わりの薄い話と思ったのですが、それぞれのキャラの『こだわり』と言う所に焦点が当たっているのではと思い読んでいました。そして、この中でこだわりを持てなかった月男が、最後に調理師というこだわりに辿り着けたのが着地点として良いなあと思いました。ただ、字数に余裕があれば、月男とミナの交流部分も少し補足が欲しいというのは読者のわがままです。すいません……。

名前:はやめ

評価: ☆☆☆

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名前:まーむる

評価: ☆☆☆

色んな人が前を向いて進むきっかけを掴む、かなり良い話だと思う。
終わり方も、何だか言葉では言い表せないような良さがあった。

名前:オンドゥル大使

評価: ☆☆☆

自分が今回読んだ中ではおそらく最高峰であったと思います。問題提起、展開、伏線、最後まで持ってくるセンス、全てがずば抜けていると感じました。……ですがこれだけ、言わせてください。最後のカタルシス、実は井坂幸太郎的な最終的伏線回収を期待していた身としては、ちょっと物足りなかったかな、と。物語の構築能力がラストの最大のオチを予感させるだけに惜しかった感も強かったです。個人的に言うと95点台まで盛り上がっていたものが最終的に87点に落ち着いたような感覚でした。


名前:クーウィ

評価: ☆☆☆

 色んなエピソードが一点に交錯する御話。字数の内に何とか収めようとする努力と、描き切る為に多大な努力を費やした事が分かる秀作です。
 先ず何より驚かされたのが、登場人物それぞれの視点が実に説得力に満ちていた事。入念な下調べか、ある程度実地に基づいた知識を持って描かれたものかと思いますが、文字通り目に浮かぶようなリアリティがあり、全く飽きると言う事がありませんでした。未知の視点で世界を覗いているような感覚で、これを読むだけで今回の企画に参加した甲斐はあったと言えます。
 構成もしっかり練られており、創作に精通されている雰囲気がありましたね。より一層の御活躍をお祈りさせて頂くと共に、素晴らしい作品を拝見させて頂き大変感謝しております! 有難う御座いました。

名前:コン

評価: ☆☆☆

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名前:バリア―カイリュー

評価: ☆☆

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名前:フィッターR

評価: ☆☆☆

2万字の字数制限でこれだけ纏まった群像劇を描けていることが純粋に凄いです。群像劇を書いている文字書きのはしくれとして、見習いたい事がいぱいで尊敬します。
色んな個性、悩み、傷跡を抱えた人やポケモンが、夏の終わりの一つの小さな事件で、それぞれの終わり"から、新しい"始まり"を見出していく。こういう王道群像劇大好きです。
『いま』何してるかが大事。これ、本当に大切なことですよね。
"

名前:ラクダ

評価: ☆☆☆

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名前:リング

評価: ☆☆

とても内容の濃いお話でした。
二人の人間が自分を理解してくれる場所や、そうしてくれる価値観に出会い、新しい道を見つけるまでを、短い中で良く表現で着たなと驚くくらいです。

その分、ピカチュウのお話との絡みが少々わかりづらく、二つの物語を強引に同じ話の中に詰め込んでしまったような印象がありました。もう少し二つのお話の絡みが分かりやすくなればよかったな、と思います。
そして何気にあれだけでかい足を運べるクロアリすごい

名前:レイコ

評価: ☆☆☆

構成がすごいです。どうすればこういうものが書けるのだろうと思いました。
少しずつキャラクター同士が絡み合っていくさまが読んでいてわくわくしました。

名前:久方小風夜

評価: ☆☆☆

やられた。
とんでもない描写力。文章から溢れ出る夏の気配。よく調べられている人物像。2万字みっちり書いてるのにさらさら入ってくる文章。
無駄がない。いやー脱帽です。お見事です。
イカ焼き食べたい。

名前:名無し

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:円山翔

評価: ☆☆☆

ある方にとってはたった二万字。別の方にとってはされど二万字。限られた文字数の中でこれだけの章を詰め込み、様々な視点から物語を多角的にとらえた素晴らしい作品だと思います。

名前:名無し

評価: ☆☆

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名前:天波八次浪

評価: ☆☆☆

道はひとつじゃなくてその都度自分に合ったものを選べばいい、って温かさがすごく良かったです。

名前:天竜

評価: ☆☆☆

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名前:小樽ミオ

評価: ☆☆☆

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名前:忍び寄るキマワリ

評価: ☆☆☆

アスペルガーな人達。ルナトーンが好きになる小説です。
前に、「息子と僕のアスペルガー物語」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33846)って記事を読んだんだけど、特徴がまさにそれで。
アスペルガーをアスペルガーと言わずに表現しきってしまうこの文章力に嫉妬。
とにかく晴日パートが好きで何回も読んでしまった。
本当に派手な事は起こらなくて淡々と進んでいくのに、おもしろいって最強。これはずるい。
文句なしの☆☆☆。
どなたか存じませんがつきおとこさんと呼ばせてください。

名前:椿*徒花

評価: ☆☆☆

晴日とつきおとこと美奈となみのりピカチュウ。辻褄があわないようで全ては必然。
色々な人の思いが交わって、それで少しずつ変わっていく。
夏真っ盛りから夏の終わりまで凄く丁寧に描かれてて素敵だと思いました!

名前:浅夜とまと

評価: ☆☆

(コメントなし)

名前:砂糖水

評価: ☆☆☆

他の人もツイッターで書いてましたけど、よく二万字制限の中でこんな構成の話しかけたなー、と。すごいです。
それぞれの物語がどう関わってくるんだろう、と思いながら読んでいくうちにぐいぐい話に引き込まれました。
キャラに魅力もあって、晴日くんすきだし、ピカチュウたちも好きです。

名前:蒼烏

評価: ☆

(コメントなし)

名前:西条流月

評価: ☆☆☆

視点がころころ変わるので今誰の視点なのか少し戸惑うことがあった。それ以外は特に難点がなく楽しく読めた。

名前:逆行

評価: ☆☆☆

作文の出だしがいつの間にかみんな変わっていた、などなど。
日常の違和感の抽出の仕方がとっても好きでした。
よく見つけてくるなという感じで。
ぐいぐいと読者を惹きつけて後半でしっかりと盛り上げる。
とても理想的な構成だったと思います。
評価するにあたって、共感させやすい人間の視点と、ポケモン小説として楽しませやすいポケモン視点の両方を出してきたのは巧いと思います。
「挫折と再生」というテーマを様々な視点から描いて、様々な人生を送ってきた人の好みに合うように作られているなあと。
ただちょっとこの方法はずるいです、うん()
ピカチュウの話と晴日の話のつながりを、もう少し分かりやすくしてくださるとより良かったと思います。

名前:門森 ぬる

評価: ☆☆

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名前:名無し

評価: ☆

(コメントなし)

名前:GPS

評価: ☆☆☆

ほぼほぼ交わらない、それこそ最後に晴日くんがレポートを見るだけでそれ以外の接点は無い二つの物語が、それぞれ前に進んでいるのが本当に好きです。二万字の中に、晴日くんとつきおとことピカチュウ二匹と親父さんとミナちゃんの気持ち、考え、迷い、決心とか、そういうものがぎゅっと詰め込まれていて、でも情報過多なわけではなく……。
好きなポイントなんですけど、これ、晴日くんサイドは「自分がわからない」からこそ悩んでいて、海の家サイドは「自分をわかっている」からこそ悩んでいるってところなんですよね。しかも、最後は両者とも自分と向き合って進んでいくところ。そして自分と向き合うきっかけになるのは、お互いに新しく知った誰かという存在で、こう、自分ひとりで自分を理解するんじゃなくて、誰かを通して自分を見るんだなっていうのがめちゃめちゃ良かったです。
構成も登場人物も言葉遣いも全部好きです!!ありがとうございます!!

名前:ion

評価: ☆☆☆

小さな命を愛おしみつつ、使命感に駆られる晴日くんの姿を読み返すたびにパワーがもらえます。
そのパートの一つ一つの明瞭で繊細な文章で表された彼の世界観が大好きです。
これ、彼が周囲と違っていることに名前をわざわざ作中でつけていないのが重要だと思ってます。
外野もあえて明言しないほうがいいのかな、と。
ryoさんと予想。20000字からこぼれ落ちた展開が沢山あるのはいずれにせよ間違いないと思われるので、
ぜひとも完全版を見てみたいものです。
あと、波乗り屋が16年前である理由がわかりませんでした。ピカチュウverが出たのはもっと昔だし。

名前:P

評価: ☆☆☆

読了直後に本当に二万字で済んでるのか即座に文字数カウンタに叩き込みに行ったのはこれと028だけです。一章ごとの密度に脱帽しました。
表現を一つたりとも無駄にしていないというのがしっくりきて、他作品に比べて頻繁に変更される視点をものともせず、むしろそれさえ利点に変えて見事に個々のキャラクターの説明に成功する手腕は素晴らしいと思います。
また、それにもかかわらず晴日くん(や、おそらくは「つきおとこ」)が何であるのかには一切言及せず、読者の知識に任せているのは大変勇気、あるいは筆力の要ることと思います。
他、着眼点が面白いと思ったのは「何人もの夏の終わりを踏み台にして、最後に晴日くんの夏の終わりが訪れる」という多重構成でした。なみのりピカチュウやつきおとこの迎える夏の終わりもそうなのですが、最後に晴日くんが見ていた何人分ものレポートも、誰かの「夏の終わり」の記録なんですよね。

名前:Ryo

評価: 評価スキップ(自作品)

自作につき評価なし
読んでくださった皆さん、評価・感想をくださった皆さん、本当にありがとうございました。

名前:名無し

評価: ☆☆☆

いろんな登場人物、ポケモンが交錯して、変わっていって。心が温かくなる話でした。