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ポケモンに興味を持ったきっかけとは

作者:ジョー

私は9歳で、あまりポケモンのことには詳しくなかった。
むしろ、ポケモンは恐ろしくて触ることさえできなかった。
生物の授業では特に嫌だった。ポケモンを生で見るという授業だ...。
そのおかげで生物の単元は赤点ギリギリ...。赤点とっても、卒業はできるけど、私はポケモントレーナーになるなんて夢にも思っていなかった。
そして、私はもうすぐ誕生日を迎えていて、ポケモントレーナーとしての冒険もできる年齢になりそうになっていたのだ。
私の興味をそそるものといってもこれっといっていいものがないし、親はポケモンのちょっとした世話をする仕事と普通に家などを建築する仕事とそれぞれ仕事していたのだ。
残業という概念もなく、7時には親が帰ってくる。
親から何も言わないので私は勇気を出して、私の将来について考えてほしいという相談をしてみた。
それと、ちょっとポケモンが嫌いで、人間関係も嫌になっていた。ポケモンが嫌いといういじめにあっていたのだ。
私はそういうのもあって、ますます何もしたくないということを伝えた。
親は優しい言葉でこういった。「ポケモンは確かに恐ろしい。でも、ちゃんと育てたり、嫌がらずに世話をすると恐ろしくならないよ。」
私はその言葉は本当に信じたくありませんでした。
それよりも、小さな生き物がその場で動いているというのが本当に気持ち悪いというか...。
小さな生き物がとにかく嫌で、最初は我慢してそのポケモンを抱っこした時に鼓動や息遣いなどを感じた瞬間、メッチャ嫌になったの。生暖かい感触とか...。匂いとか...。いろいろな要素とかがあって我慢していたものが我慢しきれないものになっていた。
その思った言葉が漏れていて、親に伝わっていた。
「...なるほど...。ちょっといい場所があるからついてきて」
と言い、私を車に乗せ、父が車を発進させた。
こんなくらい中、どこ行くの?明日も学校よ。といった。
「大丈夫、すぐ着くから。ポケモンにすこしでも興味を持たせるというか、ポケモンのいいところを紹介したいんだ。」
車は暗い夜道の中、山の中を走っていた。
「ちょっとここから酔いやすいから、酔い止めでも飲んで、前見といて。」
といって、酔い止めを渡された。
私は何を見せさせるのか徐々に不安になってきました。
「ここから道が平坦になってくるよ。ちょっとの間目をつむっておいて。」
私は父の言う通りに目をつむってみた。
車は止まり、目を瞑ったまま車を降りた。そのまま父の手をつなぎながら少し歩いた。
そうすると、父はもう目を開けてもいいぞ。
といわれ、ゆっくりと目を開けてみた。
そこには切り開いた山の隙間には満点の星空が浮かび上がっていた。
そして、上に目をやるととても星がたくさんあった。
再び目を前に戻してしばらく見ていると、星がゆっくりと点滅していました。
そして、うようよと飛んでいる感じがあった。
なんだあれは...?なんか気持ち悪い動きしているけど...。
「ああ、あれは、バルビートとイルミーゼだよ。」
私はポケモンということはなんとなくわかったけど、特徴まではわからなかった。
きれいだけど、動きが気持ち悪くてますます嫌いになりそうになった。
そのことを父に伝えた。
「そ、そっか...。次は本当に楽しいものを用意するね...」
といい、家に帰りました。
翌日、例のいじめ問題があるけど、無理に登校し、明日は休みという日だ。
きたくし、父がまたとっておきのポケモンになれるための工夫をしていた。
「ねぇ、空って飛びたくない?」
空...?
「そう、空を飛べると、自由に移動したり、気持ちい風が当たっていいぞ!」
でも私、高いところが苦手で...。
「...。」
やっぱり私はポケモンとか似合わないんだ...。
「それなら、ポケモンになりきってしまう?」
え?...そんなの嫌よ...。怖いし...。
「優しいポケモンたちの集まりだから、襲ってこないし、いいじゃん。」
ええ...。嫌だ...。絶対にいや。怖い...。
といってなぜか気を失ってしまった
そうして、VRゴーグルの世界観に没頭させて、目を触ってもゴーグルの感触はなくしていた。
脳内の処理で動かす系のVRだ。
私はそれを装着されているのを気付いていなかった。
私は目線が低くなったような違和感はあったものの、出会ったのはポケモンのヒトカゲだった。
きゃあああああああ!!!!私は叫びながら逃げました。
逃げ込んだ先は崖になっていた。
ポケモンが私に近づいてきた。
いやあああああ!!!こないでええええ!!!
「大丈夫?、」
私はその時目を閉じていたので、その声を聴いた時はちょっと安心しました。
が、目を開けると、目の前にはポケモンの姿。驚いて、一歩足を引くと、地面はなく、そのままバランスを崩し、そのまま落ちてしまった。
いやあああ!!!!
そしたら、リザードンが私を助けに来て、背中に乗せました。
その時も目を瞑っているので何が起きたかわかなかった。
目を開けると、そこにはリザードンがいて、しかも、背中の上にいるとなると、嫌でたまらなくなりました。
「暴れないで、ゼニガメさん」
その言葉に絶望した。
ポケモンが喋ったと同時に、私のことをゼニガメと呼んでいたのであった。
私はとっさに、ゼニガメ...!?私は人間だ!それとポケモンが大嫌いだ!
とっととおろしてほいしい!
リザードンから降りることができた。
助けてくれたことは非常に感謝している、しかし、ゼニガメ呼びするなんてひどいよ。
「だって...。どっからどう見てもゼニガメなんだもの...。」
失礼な...。私はゼニガメじゃない。そもそも、ゼニガメってどんな姿かも知らない!
ポケモンが話せるのは不思議であるが、今はそんな気分じゃない。
ポケモンが嫌だから、脱出したいのだ。
「ポケモンが嫌なのか...。それなら、いいこと教えてあげようか。」
なんだよ、早く教えな。
「うるうるうる....」涙目になっていた。
嘘なきは止めな。わたしは本当にポケモンが嫌いなのだ。
そんな嘘なき、止めるか。早く教えろ。
「うわーーーーん!!!」ヒトカゲは大きく泣き出した。
嘘なきするなよ。やめてくれよ...。
「...ぐすん...。」ヒトカゲは泣き止んだ。
で、なんだよ、いいことって。
「脱出する方法は、水の中にある。水ポケモンだから、水はへっちゃらなはずだよ...。頑張って脱出して。」
嘘だろ!?で、水ポケモンってなんだよ。
「水に強いポケモンのことだよ」
そもそも私はポケモンじゃないのに、水の中を探索せよというのか...?
「...。ゼニガメの嘘つき...。」
何をいきなり。と、思わず返事してしまった。
「だって、だって、ポケモンと普通に話しているし、しかも、ゼニガメで反応したじゃん...。」
うるさい!だって、こうするしか、私は脱出することができないからだ。
ポケモンは嫌いだけど、そういうのはしないとな...。
「本当に?」「本当にポケモンが嫌い?」
ああ、嫌いさ、匂いとか大きさとかな。それに、しゃべるところも嫌になってしまったぜ。
そして、私はさっそうと水に近づいてみた。
これがポケモンの姿というのはわかるけど、ゼニガメなのかどうかもわからない。
これがじぶん...?と悲鳴をまた上げそうになった。
その時に後ろからたたきつけられ、おぼれてしまいそうになりました。
すると、水の中で息ができました。手を動かすとすいすいと水をこぐことができました。
そして、泳ぐのも苦手なので、目も開いたけど、全然目がいたくありませんでした。
泳ぐの苦手だったけど、ポケモンになったら、泳げるようになった...?
ということは空をとべるようになったら高いところも苦手ではなくなるのか...。
水がきもちいい...。なんか、ちょっとポケモンのこと、気になってきたかも...。あれが出口かな...。
出口に行くと、あのヒトカゲとリザードンがいた。人間の世界に返って、このことを思い出してみて。
ヒトカゲもリザードンもいやじゃなくなりました。逆に今まで何がダメだったのかがわからないぐらいになっていた。まるで洗脳されたかのように激変した。
そしたら、目元のゴーグルがはずされ、元の世界に戻った。
あれ、ここは?
自分の家だった。
どうかな?ポケモンのこと好きになった?
と言ってきた。
まあ、ちょっとはね...とちょっとすね気味でいった。
これが私のここから始まる第一話だったとさ―

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