Basic Informations:
- Subject ID:
- #137629
- Subject Name:
- 異次元の食品スーパー
- Registration Date:
- 2013-08-12
- Precaution Level:
- Level 3(2013-08-12時点)→Level 0(2015-12-17時点)→Level 2(2016-02-05時点)
Handling Instructions:
エリア#137629は要注意団体の一つである「アムリタ・ファウンデーション」のフロント会社によって運営・管理されており、当局による査察並びに監査の請求を拒絶しつづけています。社団法人ポケモンセンター管理協会と連携し、エリア#137629に隣接する区域にポケモンセンターが設立されました。ポケモンセンターの事務職員として当局の局員を複数名配置し、エリア#137629及びアムリタ・ファウンデーションの動向を監視します。
- [2013-10-11 Update]
- 要注意団体の一つである「エーテル財団」が近隣に活動拠点を設け、エリア#137629の監視を開始したとの情報が寄せられました。拠点は当局が運営に携わっているポケモンセンター並びにエリア#137629の双方を監視可能な地点に存在しており、アムリタ・ファウンデーション及び当局に対する示威行為の一環と考えられます。ポケモンセンターに局員を追加配備し、エーテル財団側の行動を監視する体制を構築しました。
- [2015-07-03 Update]
- 2015-07-01にエリア#137629にて複数の異常現象が同時に発生(インシデント#137629)し、当局の判断によりエリア#137629へ機動部隊ゼータ-ダイヤモンドが送り込まれました。機動部隊ゼータ-ダイヤモンドによりインシデント#137629は鎮圧され、エリア#137629全域の制圧に成功しました。制圧に際しては、「守り神であるカプ・ブルルの怒りに触れた」というカバーストーリーが適用されます。カバーストーリーの展開のため、観光客に扮した局員が数名追加配備されました。
- [2015-07-06 Update]
- インシデント#137629を受けて、エリア#137629全域が当局の管理下に置かれました。エリア#137629に残された食品#137629やアムリタ・ファウンデーションに関連する資料はすべて押収済です。現地に保安担当の局員を配置し、エリア#137629の保全を行う予定です。
- [2016-11-29 Update]
- エリア#137629の異常特性は完全に消滅したと考えられ、保全体制の縮小ならびに警戒レベルの引き下げが案件担当者より提起されました。裁定委員会はこれを承認し、警戒レベルの引き下げを承認しました。引き続き監視体制は保持しますが、一部の局員については別案件への配置転換が実施されます。
- [2016-02-07 Update]
- 2016-02-05早朝、アローラ地方の司法当局の介入により、当局のエリア#137629の所有権が剥奪されました。司法当局にて活動を行っている現地局員の情報から、司法当局の介入はエーテル財団が関与していると見られています。案件担当者の対応方針は、エリア#137629におけるエーテル財団の活動を監視することに重点を置きます。
- [2016-04-11 Update]
- エーテル財団から派遣されたと見られる職員とその関係者によりエリア#137629の一部が改築され、アローラ地方における風習の一つ「島巡り」で用いる施設として再利用されるとの情報が現地局員より寄せられました。当局ではこれを、エーテル財団によるエリア#137629の実効支配を強めるための活動と見ています。エリア#137629の監視は継続されます。
Subject Details:
案件#137629は、異常な食品を大量に販売する食料品店と関連施設(エリア#137629)とそこで販売されていた食品(食品#137629)、エリア#137629で発生した大規模なインシデント(インシデント#137629)、及びそれらに掛かる一連の案件です。
2013年7月下旬頃、アローラ地方ウラウラ島南部に位置する地方都市において、近隣で活動中の局員が「奇妙な食品を販売している店がある」との情報を地元住民から入手しました。局員が初期調査を行い、情報に一致する食料品店の存在を確認しました。案件の立ち上げが提起され、裁定委員会はこれを承認しました。継続的な監視活動のため、当局は社団法人ポケモンセンター管理協会と連携し、食料品店の近隣に共同でポケモンセンターを設立しました。食料品店及びその関連施設は、エリア#137629と定義されました。
エリア#137629は、アローラ地方ウラウラ島南部に存在する「スーパー・メガやす」という名称の大型食料品店です。表向きは地元企業が運営しているとされますが、当局の調査により、設立・経営には要注意団体の一つである「アムリタ・ファウンデーション」が深く関与していることが明らかになりました。アムリタ・ファウンデーションは以前からアローラ地方全域に組織を展開し、他の地方と同様に(往々にして異常性のある)携帯獣を食品として加工し、配布・販売しています。
実地調査により確認された、エリア#137629において販売されていた食品(食品#137629と指定)の抜粋は以下の通りです:
- [食品#137629-1]
- 「ヤドンのしっぽ揚げ」と銘打たれた冷凍の唐揚げ。ヤドンの尻尾は食用として用いることが可能な部位であるが、当局によるこの食品に対する成分調査は明らかに通常のヤドンの尻尾とは異なる結果を示している。具体的に何を加工して作られたものなのかは明らかになっていない。
- [食品#137629-5]
- 「バニリッチ風ソフトクリーム」として販売されている冷菓。外見上は一般的なソフトクリームのようだが、成分の調査結果からはバニプッチの生体パターンと一致するデータが検出されている。バニプッチを加工して食品として用いている可能性が示唆されている。
- [食品#137629-12]
- 「アマカジ100%ジュース」なる名称で販売されている清涼飲料水。成分の調査結果は、アマカジ由来の成分が約63%、由来不明の成分が約12%、水分が約25%となった。12%に相当する成分の詳細は明らかになっておらず、製品個体ごとに少なくない差異が見られる。
- [食品#137629-14]
- 「アチャモバーガー」と名付けられた菓子パン。パンの間に平たく加工したハンバーグが挟まれている。パンについて特に異常な点は見られなかったが、一般的なものと比較して香料が多く使用されている。ハンバーグに付いては、アチャモの他確認されただけで35種類の携帯獣のデータパターンが検出された。データの破損が激しく、種族の特定に至っていないデータも一部含まれている。
当局による監視では、エリア#137629にて外部から食品の入荷が行われている様子は確認されていません。このことから、食品#137629はエリア#137629内部で生産/製造されているとの見方が示されています。食品#137629の由来を明らかにするためにエリア#137629の監査を実施する必要があり、現在も申し入れを続けています。エリア#137629の運営会社はこれを拒否し続けていますが、地域住民の一部からもエリア#137629が取り扱う食品の安全性について疑義が呈されており、当局はこれと連動して活動を展開しています。
[2015-07-01 Update]
2015-07-01 12:46頃、エリア#137629近隣の住民から「見たこともない生き物がスーパーで暴れている」との通報が他数寄せられ、地元の警察機関が出動する事態が発生しました。ポケモンセンターにおいて救護に当たっていた局員が異常事案の発生の虞ありと報告、最寄りの拠点から機動部隊ゼータ-ダイヤモンドが出動しました。以後、エリア#137629にて発生した事象はインシデント#137629として記録されています。
以下はインシデント#137629の事件記録です:
12:46 - 第一報が当局の管理するポケモンセンターへ寄せられる 12:55 - エリア#137629において重傷を負ったヌメイルが搬送され、治療を受ける 12:57 - ヌメイルのトレーナーの証言から、エリア#137629において異常事案が発生した可能性が示される 13:04 - 負傷した携帯獣及びトレーナーが多数ポケモンセンターへ収容され、異常事案の発生が確定的となる 13:13 - 統括本部より、機動部隊のエリア#137629への緊急出動が臨時承認される 13:22 - 機動部隊ゼータ-ダイヤモンドがエリア#137629に到着 13:24 - エリア#137629内で未知の生物(生体#137629と分類)と接触、応戦開始。生体#137629は「サザンドラを肥大化させたような」と形容されるフォルムを持ち、腹部に口腔のような器官があると報告 13:26 - 生体#137629はエリア#137629内に存在する食品を手当たり次第に消費していると報告 13:32 - 生体#137629との交戦中、アムリタ・ファウンデーションの警備部隊がエリア#137629へ到着、機動部隊ゼータ-ダイヤモンド及び生体#137629と交戦開始 13:38 - 生体#137629がアムリタ・ファウンデーションの警備部隊を襲撃。これにより5名の警備員並びに戦闘に当たった携帯獣が死亡、2名の警備員が重傷を負い、警備部隊は撤退。機動部隊ゼータ-ダイヤモンドは被害軽微のため交戦を継続 13:47 - 機動部隊ゼータ-ダイヤモンドの構成員の一人が生体#137629から携帯獣に酷似した反応があると報告 13:59 - 生体#137629について携帯獣のタイプ分類が判明。サザンドラと同様のパターンを検出 14:17 - 構成員の一人が使役していたミミッキュが生体#137629に致命打を与える。生体#137629の生命反応が停止 14:21 - 生体#137629の死体が消失 14:38 - エリア#137629における異常現象が沈静化したことを確認 14:53 - 機動部隊ゼータ-ダイヤモンドにより、エリア#137629全域の制圧完了が報告される 16:34 - 当局によるエリア#137629の確保及び隔離が完了
インシデント#137629は、エリア#137629にて突如出現した生体#137629が引き起こしたものと考えられています。生体#137629がどのような経路でエリア#137629に現れたのかは分かっておらず、生体#137629の詳細についても不明です。しかしながら機動部隊ゼータ-ダイヤモンドによる交戦中の記録から、生体#137629は未確認/未知の携帯獣との見方が大勢を占めています。
エリア#137629は当局の管理下に置かれ、アムリタ・ファウンデーションがエリア#137629にて展開していた活動について調査が行われる予定です。インシデント#137629については、アムリタ・ファウンデーションの行為が近隣で信仰されている土着神である「カプ・ブルル」の怒りに触れたものであるというカバーストーリーが適用されます。カバーストーリーの適用は成功し、現在のエリア#137629の保全安定化に寄与しています。
本案件に関する以後の経過については、取扱手順セクションを参照してください。
Supplementary Items:
本案件に付帯するアイテムはありません。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体名・事件とは、一切関係ありません。
※でも、あなたがこの物語を読んで心に感じたもの、残ったものがあれば、それは紛れも無い、ノンフィクションなものです。