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黄金姫フラン・S・ドレイクの輝かしい鉱石。第一話『商機を掴むために』

作者:四鹿/じゅぺっとさん

北埜とら ☆☆☆

 うわうわすごい5000字ってここまでできるんだな今後の参考にします本当すごい(感心)まず冒頭がいい!!この人は船に乗ってるんだな!陽気な船長なんだな!ポケモンたちを従えて商いをしているんだな!!って説明がなくても台詞や描写でスッと理解できる点が俊逸と思いました。充電の代金のくだりひとつで主人公の人柄も見えるのがまたいいと思います。思いますからのちょっとそこからとんでもない展開しか起こらんくてほんまびっくりしたんですけど突然の謎の光!!→突然の石化!!→突然の石化解除!!→全世界石化!!→原因はパルデア(!?)にあり!!→世界救済のために出航!!!!って「突然の石化!!」でハェ!?ってなった気持ちがハェ!?のままめちゃくちゃに振り回されて読み終わった時呆然としていましたなんなのwwwwいやすごい!!楽しかったです。楽しい作品は大好きです!なんか多分元気がないときに読みたい感じの連載になっていくのだと思います!!続きが読みたいぜ〜!!!お疲れ様でした!!


まーむるもーま ☆☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆☆☆

これね~~~~~お見事ですわ。笑っちゃった。とても素晴らしい。最新作の解禁された情報だけで(しかも投稿そのものがものすごく早い段階なのでその後の追加情報含まず)ここまで見事な第一話を組み立てたのは脱帽ものです。テラスタルの情報をここまで大冒険物の入り口に据えた上で世界の危機をしれっと描写したうえでそれを解決するための船出である、という風に仕立て上がってる。うめぇ。
レジエレキ、おまえそんなにほいほい出てきてええんか……と思ったが10年の付き合いならしょうがないなという。かわいいよねレジエレキ。この物語の3分の1くらいはレジエレキの魅力といっても過言ではないかもしれない。でも個人的に海賊船みたいな商会で働いてるバイキングっぽいニャイキングも印象ぴったりすぎて可愛い。でも手持ちにイワークつれてる船員さんもいるんだな……。イワークを全力で呼ぶ船員さんも可愛くて好き。というか普通にダダリンが錨になっててお前はそれでいいのか。まあ正しい(???)んだけども。
ドレイク船長の性格も大変商人気質でさっぱりしていて中の人的にも高得点です。商売のために世界を救う、かっけぇ~~~~……。旅の動機付けも天才的だし、剣盾のメインストーリーをすっと組みつつ(あくまでも参考程度の下地にして)展開されるこれからはじまる第一話、ピッタリすぎる。
まじでこれ、ここからどう展開するんだろうか……と作者の今後の手腕に期待が馬鹿でっかくなる分、「本当に大丈夫かこれ……!?」という不安も出てきたり来なかったり。新作をベースにした作品はどうしても「とりあえず出て来た情報だけで好き放題書いてやるぜ!!!」という部分が最大の強みであり後から出て来た情報との整合性で事故る率も高いから意欲作としてめちゃくちゃ続きが気になりますね。テラスタルの光が大暴走したのかな……岩と電気だけ平気っていうチョイス理由もすごく気になる……。
読みやすさもそうですが実にお見事でした。広げた大風呂敷が無限大なのに、きっちりと目的と理由、そんで完結までのゴールが明確なお手本みたいな第一話だ……。


スカイブルー ☆☆☆☆

まるで海賊船の船長みたいな風貌、豪快な船長フラン。なんと相棒が伝説のポケモンのレジエレキ。突然放たれる石化の光。そして新たな冒険の舞台、パルデア地方への船出。こんなにワクワクする第一話あります?グイっと引き込まれて、読んでる僕らまで一緒に旅立ってる気分になれる(?)。パルデア地方自体読者からしても前人未踏の地方なわけだからもう期待マックス。
海賊船と鉱石のふたつに雰囲気のベストマッチも感じました。鉱石ってお宝になりがちじゃないですか?多分狙ってるんだろうなーと。気分はもうお宝探し。
世界で起こってる現象は割と大事だけど、でも湿っぽい雰囲気を一切感じさせないのがフラン一向のキャラが既に出ていて良いなーめっちゃ思ってます。海賊はこうでなくちゃ。
あとちょっとメタいですけど、パルデア地方ってまだ発売されてないSVの舞台なわけで、それをメインに据えるっていうのはこの第一話のみ見せる本企画ならではの物語って感じもしてます。おもしろい。


よしぇ ☆☆☆

(コメントなし)


円山翔 ☆☆

 何とも豪快な! この先に心躍る冒険の匂いがぷんぷんします。更にこのお話だけで、フランがどれほど信頼されているかが判るのも素敵です。
「イワーーーーーーーーーク! ……あれ、無事だ!?」がツボでした。
 石化事件の原因が何なのか、なぜ電気と岩のポケモンが被害を免れたか、どんな冒険が待ちわびているのかが気になります。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆☆☆

主人公の手際の良い対応が、読んでいて大変に気持ちが良かったです。レジエレキをはじめ、ポケモンの特徴を上手く活かしておりポケモン小説として完成度が高いと感じました。設定が分かりやすく、この後の展開も何となく想像しやすいのも、この企画において強みであると思います。また、非常事態にも関わらずモデル歩きを崩さないルリナなど、原作キャラの描き方も上手いなあと思いました。パルデア地方が舞台ということなので、ゲームが販売されてから続きを書く予定なのでしょうか。石化現象の原因など大変気になるところです。


ion(ioncrystal)

>ダダリンを降ろせ!
>アンカーが海に飛びこんで
いやそりゃそうなりますよね!?(すき)
イワーク君は結局無事だったんでしょうか どうなんだろう→読み直したら無事だわ
フランさんは早くに独立した人なんですね。立派。黄金狂姫時代のこともとても気になるなあ。すごく女の友情を感じます。


鈴志木 ☆☆☆☆

最初から最後まで軽妙なテンポでサクサク読めました。フランの女傑っぷりとルリナや船員との掛け合いも爽快です。
冒頭の「夜の港に〜」の描写は特にかっこよくて、ここで心を掴まれました。なんとなくパルデア地方が大きく絡んできそうで、新作がリリースされたら連載が開始されると期待しています。


あしゃまん ☆☆☆☆☆

 レジエレキ? と思ったけれど、ジムチャレンジでそこそこやった実力者という設定が感じ取れて納得です。世界を救う利己的な理由も、そこまでの恩を買うことはしたくないという発言があったからか一種のサバサバさに繋がって嫌な雰囲気は感じませんでした。彼女たちの恩売り活動がどう転んでいくのか楽しみです!


ミュウト ☆☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR ☆☆☆

フランさんのパワーがすごい。この人の牽引力こそがこのお話の動力源ですね。
発売直前の新作の要素の取り込み方も大胆でした。こういうことができるのは発売直前の特権という感じですね。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆☆

果たして石化の原因とは。そして、新作発売前の未知なる地方パルデアでの冒険はいかなるものになるのか。
フランさんはジムチャレンジ中もレジエレキをパートナーにしていたのですかね? 彼女達の出会いが気になります。
そして、イワークの下りの勢いで何故か笑ってしまいました。

>この商機に、正気で、勝喜をこの手に掴む!
テンポが良くて好きな一文です。


森羅 ☆☆

(コメントなし)


はやめ ☆☆☆

パルデア地方やテラスタルと、話題性を取り込むキャッチーさを感じます。
石化現象に陥った世界を救おうとする理由が利己的なのも、かえって好感が持てました。


照風めめ ☆☆☆☆

レジエレキが主軸になっているのがとても面白いですね! 移動の軌跡が残像のように揺らいで残っているのもとても面白いです。レジエレキの食事がガソリンの補給みたいで可愛いです。
原作剣盾からのパラレルでしょうか。エネルギーが不足したガラル、そして全世界を覆う謎の石化光線。まさかの情報が出たばかり(投稿時点)のパルデアまで巻き込む壮大さ! 情報がまだ未知な点もあるテラスタルを早速取り組むのがすごいです。
いろいろ気になる設定が目白押しでこの先がとても楽しみです。
>この商機に、正気で、勝喜をこの手に掴む!
こういう言葉遊び楽しいですね! フラン船長のキャラも非常に聡明で公明正大な商売人という感じで良いですね。なぜ海賊っぽいのかという所にも秘密がありそうです。


きとかげ ☆☆☆☆☆

 面白~~~めっちゃ構成がきれい。まじで綺麗。本当に綺麗。
 第一話で問題が起こり、問題の解決をしつつ大問題を提示しそれを解決しに第二話。
 商機と言いつつ公正取引が第一のフラン、金にがめついのでもなく、見ていて楽しいキャラですね。狂姫と言われていた過去、いなくなったパパ、と伏線もあるし。
 パルデアでの展開が楽しみです。


タマゴサンド ☆☆☆☆

タイトルの『鉱石』は『功績』ともかけたダブルミーニングでしょうか。
「その謎の光の事件を自分たちが解決しなくてもいいのでは」という部下の問いに、フランがすぱっと「儲かるから(要約)」と答えるくだりが好きです。
フランは商人ですから、商人である以上は利益を求めないといけない。
当たり前の表現ではあるのですが、「このキャラクターならこう考えてこう動く」と個性が表されていて、キャラの造形がしっかりしていて良かったです。


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆☆

力のある導入で一気に引き込まれますね。イケイケの女船長がSNSを利用している姿や、父のことを尋ねられて口調が鈍る感じ。この短い一話の中にもギャップがあり、それがキャラクターの魅力をうまく引き出していると感じました。執筆お疲れさまでした!


rairaibou(風) ☆☆☆

 主人公フランのキャラクターが強烈でいいですね。それもジムチャレンジで二つ名がつくレベルであり、手持ちにレジエレキがいることから、相当な手練であることもわかります。そんな彼女の過去であったり、船乗りという生き方を選んだ理由であったり、レジエレキとの出会いあたりを今後掘り下げていくんだろうなということが想像できますね。
 一番大きなポケモンの石化に関してストーリがー進んでいくとは思うんですが、その舞台が新たな地方だということで、そこも上手に展開していると思いました。


586 ☆☆☆☆☆

・第一声の「野郎ども! ダダリンを降ろせ!!」で雰囲気と世界観とポケモン二次創作であることが一瞬で伝わってきてすっごい良い書き出しでした!
・雰囲気は大航海時代のそれをイメージさせつつ、レジエレキの「充電」と昨今世界を取り巻く資源高騰問題、あとSNSなんかがサラッと出てくるハイブリッド感、好きです。
・「わたし達はカントーからアローラまで、七つの海を越えてきた。そしてこれよりガラルから新天地……パルデアへと向かう! 野郎ども! 出航だ!!」……七つの海! 確かに!!

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。最新作の新要素を早速作品に絡めていくのは自分もやりたがるのですごく分かります! 主人公である「フラン・S・ドレイク」女史は実在の人物「フランシス・ドレイク」を想起させ、かつ当該人物はスペインに生涯にわたる復讐心を抱いていたことで知られています。そしてスカーレット・バイオレットで舞台となるパルデア地方はスペインがモチーフに含まれている……これは絶対何かありますよね!? 続きに期待してます!!(前のめり


空色代吉 ☆☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと (評価スキップ)

連載物のテンプレの一つである『明るくてお腹を空かせた主人公と相棒が町にやってきて、起こった事件を解決して、そこで世界の危機を知り主人公独自の理由をもって旅立つ』を新しめのポケモンであるレジエレキや最新情報のパルデアなどを使って書いてみました。楽しかったです。
全10話、一話5000字程度の作品に仕上げるつもりでこの第1話を書き上げ、現時点で2話と9話、10話の展開は書きあがっているのでもし良ければそちらもお付き合いいただけると嬉しいです。


雪椿 ☆☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆☆

 読ませるなあ、と思いました。冒頭から何をやっているかがしっかりと分かり、キャラクターもさくさくと出されているのに頭に浮かびやすい。発売前のパルデアやテラスタル関係のネタも、今まさに色んな意味で続きが気になる要素です。ルリナとの会話から分かるフランの素(?)の姿から垣間見える姿が気になります。何故このような仕事をやっているのか。今後の展開はどうなるのでしょう。5000字の短編を読んでいるようで、でも次を読ませる連載作品でした。投稿お疲れ様です。


島ハブ ☆☆☆

(コメントなし)


秋桜 ☆☆

勢いが凄い。事件からのキャラの動き、新作の設定の組み込み、そして次話への展開と怒涛のごとく進んでいって読んでいて気持ちよかったです。どうでも良いことですが、フランさんの名前と起きている事象からFGOのドレイク姐さんとDr.STONEの龍水くんが想起されました。投稿お疲れ様でした。


ジェード ☆☆☆☆

この短い中で、すんごい物語が動くなあ~ってのが、一番最初に出てきた感想です。書き手の実力を感じました。
主人公の人格としては、金髪でたまに乙女でお転婆カッコイイ船長フラン! なんですが、彼女達の立場を考えると海洋貿易の代表っていう。なかなかの重役ですし、そのギャップが渋い。最後に人助けを商機って言ってるのも、この短い中でキャラのらしさを感じます。

跳ねてるレジエレキ可愛いね。
ディスチャージ! にニチアサ系統のお決まり口上ぽさを感じる。そこそこ珍しい種族が、こうして彼女達の日常に溶け込んでいる姿もこの作品ならではですね。
これは推測……なんですけれど、ニャイキングに「ヨシ!」って言ったり、レジエレキぴょんぴょんは、有名なネットミームのアレなんですかね。だとしたら遊び心だな~。小ネタが他にもありそう。
新作のパルデア地方をさっそく盛り込んでいる部分からも、意欲作な気概をビシビシと感じました。フラン船長達の今後の航跡が気になります。
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆☆☆

いやあすっごい疾走感と浪漫の溢れる作品でした!
フラン船長の「野郎ども!」の掛け声いいですねえ。こういう剛胆でしたたかなキャラクター、大変好感が持てます。
パルデア地方が舞台になりそうなのもとてもワクワクします。SVが発売されたら本格的に連載を始められたりするのでしょうか。いずれにせよとても挑戦的です!作者様ご自身に、フラン船長のような胆力がうかがえる一作でした。


水雲 ☆☆☆☆

 いやー勢いのいい展開。小気味いいセリフで文章内の志気が伝わります。背景がなかなか不穏だけに、このチーム達の活躍には期待したいところ。


匿名 ☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆☆☆

まだパルデアの冒険が始まってすらいないのにこんな作品を投稿するのは非常にいい度胸だと思います。ホワイティ杯ならではですね!


久方小風夜 ☆☆☆

フランさん海賊っぽすぎて最初昔のお話かと思った。
パルデア絡みだとまさに今しか書けない話だよなーなどと思う。
世界中のポケモンが石化して現状の対抗策がレジエレキだけだと、この船団だけでどうにかなるレベルの問題じゃない気もするけど、それでも何とかしてくれそうな雰囲気を持った主人公、少年漫画のヒーローっぽくて好き。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆☆☆☆

こんだけ要素が詰め込まれて5000字以内ってマジ? の第1号ですね。とにかく話のテンポが良く、それがフラン船長の有能さを引き立てる要素にもなっているように思います。ポケモン達の石化を数秒で解決し、すぐに事件の発生範囲を調べ、耐性のあるポケモンの見当を付け、僅かな手がかりから即座にパルデアへ向かうことを決め、ちょっと昔の顔も出し、商機だと言って船員達の士気を上げ、サイコーの盛り上がりで出航。いや有能すぎますって。名前からして恐らくフランシス・ドレイクがモデルなんでしょうが、これは伝説の海賊ですわ。いやこっちはちゃんとした商船の船長なんですけどね。商機を掴むために全世界を救いにいく第1話、超絶爽やかでワクワクします。『輝かしい鉱石』を功績と掛けてるのもオシャレです。これは力作ですよ。


トビ ☆☆☆

フラン船長の外見、レジエレキと彼女との触れ合い、商人との会話もひとつひとつ描写がていねいですね。レジエレキのエネルギーでホエルオーより大きな船を動かすという発想が面白いです。彼女のエネルギッシュで回転の速い頭でこれからの快進撃がわくわくしますね。
ブラックナイト事件で司令塔を失ったというのは、ローズさんのことなのでしょうか。司令塔がいなくなってしまうとエネルギープラントは動かなくなってしまうと言うこと? ダイマックスはムゲンダイナのエネルギーからなると思うのですが、そのチカラもなくなってしまったのでしょうか。深刻な問題なので早急に解決してほしいものですね。
フラン船長は、実在する人物がモデルとのこと、着眼点も好きです。SNSで世界の被害状況を調べるところも個人的に好きですね。新しい地方での冒険はどんなものになるんでしょうか。電気・岩ポケモン以外が化石化してしまう現象は恐ろしい。レジエレキの電流で復活するのも謎が深まります。投稿おつかれ様でした。


赤星 ☆☆☆☆

コレコレコレ! と言わんばかりのフランシス・ドレイク船長をオマージュしたタイトル。いかにも海賊然とした一行目。気持ちよい読み始めから一気に読み進めてしまいました。時間軸はあくまで現代で、彼女たちの実態も運送会社だというのも面白い。準伝をエネルギータンク扱いする贅沢さよ。彼女がイギリスモチーフのガラル地方からスペインモチーフのパルデア地方へ、簒奪ではなく救助のために向かうというオマージュも熱いです。世界中に浴びせられた石化光線をテラスタルと絡めるアイデア、港が機能不全な中での航海を乗り越えるスリルなど、これからの見どころが満載で次回も楽しみです。


門森 ぬる

(コメントなし)


水のミドリ ☆☆☆

冒頭からポケモンを登場させてくれるだけでサイコーにワクワクするんですよねえ! 商船で働くダダリン、ぺリッパー、ニャイキング……それっぽ〜い! こんなにワイワイしてくれるなら長い船旅もなんのその、ですね。
主人公、レジエレキの充電のために電気を買う際、「誰かから恩を買うつもりもない」ってカッコいいじゃないですか。でも事件の後では石化を解いて「これからわたし達は世界に恩を売る!」って態度180度転換してるんですよ。面の顔ウラの顔があるダークヒーロー感あっていいですねえ。もしくはその裏にさらに大きな思惑を抱えていたり……? 欲を言えば事件の前後で態度が急変する描写はもう少し丁寧に読みたかったかも。『この商機に、正気で、勝喜をこの手に掴む!』とかの言葉遊び、ダークヒーロー的なカッコよさとはむしろ遠い剽軽さな気がします。
主人公が超直感的に石化の謎を解いてしまい、そこに説明がないのがとっつきづらかったでしょうか。世界の変異を追求するにはまず、読み手が主人公に愛着を感じ寄り添っておきたいのですが、それが済む前に船は沖へと出てしまった感。ルフィの腕が伸びるのはゴムゴムの実を食べたからだ! みたいな設定が1話にあるからこそ、読者は謎の秘宝ワンピースを探す冒険へと出られるのですけども。主人公の謎能力が気になりすぎて、私は港に取り残されました。


天波 八次浪 ☆☆☆☆☆

熱い航海もの! わくわく英雄譚! 黄金姫フラン・S・ドレイクって名前から湧く華麗で勇壮なイメージそのままの堂々とした振る舞い、恩を売りフェアな取引をすることが利益に繋がるという真っ当な経営倫理、厚い人望、知識と経験、目先の利益に惑わされず広い視野で世界の危機を解決に向かうその判断力と行動力、昔のやんちゃエピソードで完璧じゃなさといざという時は無茶無法でもやりそうなポテンシャル、まさに英雄の資質……かっこええです、『Dr.STONE』の七海龍水くらい「この人が居たら大丈夫だ」って安心できます。続きが読みたいです!


赤灯路 ☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆☆

 ははあ、「航跡」に「鉱石」とかけてきましたか。これは座布団一枚。「功績」もかけているならさらに一枚。
 ドレイクたちの人柄もそうですが、行動原理というものが非常に明確。恩は売らないけど信用を売って回ろうという商売人気質というか。乗組員の活気もよく伝わってきていると思います。起こるイベントとしても、石化現象の勃発、世界の危機に抗うための船出、と、いきなり感はあるもののテンポよく進んでいくのは小気味よいものです。
 1話でここまでの危機的状況に世界が追い込まれている状況、2話以降はトラブル解決にしろ謎解きにしろサクサクズバッと進めていくことが肝要になりそうですね。ドレイク達なら十分やってくれそうです。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 ☆☆☆

レジエレキって充電しないといけないんですね……相当量蓄えなければいけなさそうで、お金かかりそうですね。笑
テラスタルを絡めたパルデアへの旅の動機がしっかりと語られていて良かったです。


若鷹 ☆☆☆

"ポケモンSVの情報がまだほとんど出ていない中でテラスタルを物語の軸に据えるのは、とても攻めていると思います。剣盾のダイマックス然り、どのような原理で起きているのかを主人公達と同じ感覚で知っていくことができる話は、確かにこのタイミングでしか書けない。凄いと思います。
人物もハッキリ想像できますね。ガラルということでイギリスに縁があるフランシス=ドレイク船長。スペインの無敵艦隊を破ったからこそパルデアに向かうのは自然ですし、きっと勝利も約束されているのだと思います。ただ、船長のキャラが一人強すぎて浮いてしまっているような感覚もありました。"


夏十字 ☆☆☆

主人公フランの明るくカラッとしたキャラクター性が素晴らしく、作品全体の空気感も彼女に引っ張られて力強く心地よいものを感じます。
設定に独自性を出しつつも、原作のキャラと絡ませることで「ポケモン」の世界に組み込む、その手法が上手いなと思いました。
フラン・S・ドレイクの名前の由来と思われる人物のことを想像すると、パルデア(スペイン)へ向かった彼女の今後に不安が募りますが、考えすぎでしょうか。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

世界観がきっちりと作られています。ポケモンによる経済活動の描写や、ポケモンと人間の生活風景がしっかり見られるのは、ポケモン二次創作の醍醐味です。
また、小気味よい言葉の応酬も面白いです。ところどころにファニーな要素が詰まっています。「イワーーーーーク!」と叫んだ後の「あれ、無事だ!?」と驚く部分もシュールで、クスッと笑えました。
タイトルの「輝かしい鉱石(功績とかかっている)」でしたり「商機に、正気で、勝喜を」のような台詞の細かい部分にも言葉遊びが詰まっています。
非常に楽しい作品に仕上がっていると思いました。
フランという人物には濃い過去がありそうでワクワクします。掘り下げ甲斐がある面白いキャラクターです。
「フランのパパが、今後の物語に深く関わるのではないか?」
「金色の狂姫という名前の由来は何なのか?」など、
今後のストーリーを味付けできる要素はたくさんあります。その分ワクワク度が増しますね。
最後のフランの演説パートでは、船員だけでなく私たち読者も士気を高揚させられます。気分が上がったまま一話目は終わりを迎えるので、読後感は最高でした。そのまま続きを読ませたくさせる仕掛けにもなっており、とても良かったと思います。
フランはどのような冒険活劇を繰り広げるのでしょうか。
ああ、私もパルデア地方で早く冒険したい。今月の18日が待てませんね。


マの字 ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆

冒頭からエネルギーにあふれる作品でした。船長フランの威勢のよい声、手際のよい指示、はつらつとした動きに心が吸い寄せられてしまいます。物語も船長の洞察力ときびきびとした段取りで次々に動いていくので爽快でした。デキる人の仕事ぶりを見るのは物語の中あっても気持ちいものですね。
イワークのくだりは完全に不意打ちで大笑いしました。物語のテンポがいいだけでなく笑いの要素まであるのも、この物語が強く印象に残った理由の一つだと思います。
そして船長フランの目的地がパルデア地方なのもいい演出ですよね。船長も読者も訪れたことのない地方に一緒に「旅立つ」という気持ちにさせてくれます。スカーレット・バイオレット発売前の今だからこそ最大威力になる、絶妙なタイミングで完成された作品だったと思います。船長、一緒に連れていってください!


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