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Graphite Brightness

作者:ナルミ/はやめさん

北埜とら ☆☆☆

 最難関ジムリーダーの辞任スキャンダル(スキャンダルにあたるのか……?)というテーマだけとれば既存のゲームキャラでやるのも面白いかな?と思いますし今回企画の5000字という制約だと共通認識のある原作キャラを使った方がやりやすいという気が個人的にはしているのですが、あえてオリキャラで攻めておられる点オリキャラ畑の方なのだろうと推察します。私もオリキャラ畑の人間なのでオリキャラでやりたいよな……と勝手に共感していました。ジムリーダーの二つ名とか考えるのめっちゃ楽しそうだな……!!作中で出ているジムリーダーたちの二つ名だけでも、専門タイプや台詞から見える彼らの個性とかからこんな仕掛けのジムなんかなと想像できて既に楽しいです。オリ地方(?)オリリーグのオリジムリで、最低限8人?そこの中にある人間関係も(キョーコさんとのあれこれ見るあたり)結構いろいろありそう!カグラさんが「最後の挑戦者」との関わりと通してトレーナーとしての矜持を取り戻していくというのが本筋として、複数キャラの物語が織り込みあって結構長めの連載作品になるのではないかと勝手に想像しました。これから何がどうなるんだ……って先の見えなさもいいけど、こういう風に予想できる先の展開が好きそう!っていうのも続き読みたいポイントとして重要ですね。ポケモン達との関係性も気になるし、話が展開して各キャラの掘り下げが進むにつれ面白いことになりそうです!投稿お疲れさまでした。


まーむるもーま ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆☆

オリジナル地方のジムリーダーの物語。とてもいいな……悪タイプのジムリーダーは剣盾のネズさん以外は公式上はいないので、タイヨクリーグ所属のジムリーダーが数人しか登場してないのにはっきり個性が分かるのはとてもいいですね。
ジムの閉鎖、並びに降格どこから失格。クビだというのにやる気の起きないカグラさんに待ち受けるの最後の挑戦者にむかって何を言ったのか。冒頭の流れが最期の挑戦者向けのそれなのか、それともカグラさんの過去に、あるいは現在の状態にむかった理由なのか。
これはキャラクター紹介とか地方の特色とかめちゃくちゃ知りたいな~~~……! 2話以降にきっと出てくるんですよね? 楽しみだ。果たして熱を失ったジムリーダーは再び再起するのか。気になります。


スカイブルー ☆☆☆☆

本家ポケモンにおけるジムリーダーはチャレンジャーを迎え撃つ大将であり、勇ましくて輝かしい部分が全面的に押し出されていますが…よくよく考えれば彼らは夢に向かって旅する子供達を後押しするための大人であり、仕事としてやらなくてはならない側面もある。剣盾でもそういう描写は多少あったと思うんですけど、本作ではその部分をコンセプトとしてより押し出しているのかなという感じ。読者であるところの僕が大人になったからこそ楽しめる、大人のポケモンって雰囲気がとても好みです!
カグラさん、ポケモンバトルに対してこの上なく真摯で、貪欲で、だからこそなあなあ戦っているように見えてしまう挑戦者も、そしてその中途半端さの要因であるリーグの仕組みにも失望しきっている。熱ければ熱いほど、冷めた時の落差もすごいんですよね…わかります。
彼が大切なものを失ってしまっていて、その失敗に気づくところから始まる物語であることは既に示唆されていて、でもその本題がまだ描かれていないのが上手い。続きが気になる第一話のお手本ですね…。
何気にオリジナル地方のオリジナルキャラクター達で構成されてる物語なのに、一読しただけでちゃんとキャラを覚えられたしそこもすごいな~と。僕もオリキャラ好みがちで書きたがりなので、憧れます…。


よしぇ ☆☆☆☆

(コメントなし)


円山翔 ☆☆☆☆

 うああなんですかこの幕引きは……! こんなの「最後の挑戦者」がどんな魅力的な奴だったのか、燻っていたカグラの心をどんなふうに奮い立たせたのか気になるじゃあないですか! 前半はカグラの「現在」を表すように淡々と語ってからのこれですよ。一番最初の数文、ここの後悔から「現在」に至るのかなあと想像してみる訳ですが。それでも。
 くすんでしまったグラファイトの輝きを取り戻す瞬間が待ち遠しく思います。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆☆

面白かったです。単純明快でスラスラと読み進めることができました。ジムリーダーとしての熱意が損なわれていく感じの描写が特に良かったです。挑戦者の名前をど忘れしていたり、「どこまでいけるかは、ポケモンとの頑張り次第だ」など無難な発言しかしなかったり、など。この辺りは物語の核となる描写なので、かなりのプラス要素になるかと思います。「5回以上敗北したジムリーダーは協会から監査が入る」などは首藤さんの小説の設定を引用したものでしょうか。この後最後の挑戦者が現れることで、恐らく主人公はジムリーダーとしての熱意を取り戻すような気がしますが、どういう感じに取り戻すのかが気になります。


ion(ioncrystal) ☆☆☆☆

作者名、すごくフォロワー?元フォロワー?の一人として既視感ある文字列なんですけど多分その人とは関係ないんだと思います。
ともかく、人間ドラマとしてホワイティ杯で最もわかりやすく目標が示されていて、訴求力のある作品だと私は感じました。
作者が分かり次第分かり手を送りつける予定です。お好きな作品はなんですか?僕はここに書きたいけどやめておきます。

エモ消費されるのも癪なんで(そんな事実はない)各位で調べてほしいんですけど、俺も今回はちゃんと調べましたよ、タイトルのこと。
グラファイトが更にもっと他のものに二進化するのか、あるいはグラファイト自体の美しさがどうこうなのか。寓意がとても興味を惹くタイトルだと感じました。

ところでこの話僕のことかな?
「つまらない作品」「つまらないバトル」は今ここで今から安全圏から感想を量産するであろう俺のことに思えますよね、本当に。

彼、カグラ氏は(僕と違い)「元々は最強のジムリーダーをある程度続けてた」わけですよね。
なら、彼がこうなったのには(彼自身の元々の性格や挑戦者の質以外にも)理由があるのか?とも思ったのですが、それが冒頭の文章の罵声のくだりで、ジムリーダーとしてのスランプのきっかけなのでしょうか。
あるいは、これから現れる最後のチャレンジャーが罵声を浴びせてくるということなのでしょうか。あと連載版があるなら他のジムリの彼女達にも期待したいものです。
 ともかく、今回のルールを見た俺がイメージしてたまさにその感じの作品という感じで、でも多分この主人公がどうなるかの心理の在り方の興味を僕に持続させたのなら、いつも心について観察し、すごく客観的に見れてる人なんだなと思います。


鈴志木 ☆☆☆☆

モチベーションが低下したジムリーダーが再起するお話でしょうか。
確かに手応えのない相手とジムバトルばかりしていると嫌気がさしてしまいそうですね。ジムリーダーは挑戦者に対する指導者の側面もありますので、スターを定期的に排出していない地方のリーダーなら余計に辛そうです。
こういう感じの世界観は好きで自分も書いていたので、ここからどう展開していくのかは気になります。連載待ってます。


あしゃまん ☆☆☆☆

 悪ジム、実はガラルのネズが初めてという少なさで、それを突いての架空地方の悪ジムリーダーの物語。最強のジムリーダーという立ち位置ではあるものの、過去に酷いやらかしをしたからか熱意を完全に失っていて、ジムリーダー引退ももう確定事項。そんな中に何か再起を促しそうなフレーバーをにおわせての引き。決定が覆ることはなくとも、何等かのプラスが起こりそうな雰囲気で続きが楽しみです。


ミュウト ☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR ☆☆☆

時代が終わってしまった人間の物語というものは、なぜか惹かれてしまうものです。
誰が言ったのかわからない冒頭の台詞や最後の一文といった、次のお話に繋がる要素をしっかり入れているところも良ポイント。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆☆

正式に引退発表をし、業者も動き、結末としてはジムリーダーを降りるのであろうと思いますが、最後の挑戦者は、カグラのバトルに何をもたらすのでしょうか。
一試合だけの鮮烈なバトルが繰り広げられるのか、それともリーグ開催ギリギリまで、何度も相手をすることになるのか。
続きが気になりますね。


森羅 ☆☆☆

(コメントなし)


はやめ (評価スキップ)

読んでくださってありがとうございました。
マスクネーム「ナルミ」は、最後の挑戦者の名前です。


照風めめ ☆☆☆

まず、5000字というかなり狭い世界の中でオリジナル地方、オリジナルトレーナーに挑むのが凄いと思います。
詳細は分からないので推測ですが、過去の失敗?やらかし?で仕事へのモチベーションに左右されることはありますよね。
最強のジムリーダーだった主人公がこうも色褪せてしまうあたり、相当な出来事があったのでしょうか。
最後の行の「最後の挑戦者」が意味ありげに書かれているあたり、最後の挑戦者とのバトルがきっかけで主人公はまた心に火を灯すのでしょうか。タイトルと主人公が管理するバッジから、このバッジの持つ意味、ひいては輝きがどうなっていくのか気になります。

一方で結局主人公がジムリーダーとしてのやる気をなくした? 理由が何だったのか気になります。この「気になる」というのは、どちらかといえば続きが気になるというよりは消化不良が勝ってしまいました。
おそらく第2話以降で明かされることになる、という流れかと思いますが、本コンテストではこの5000字のみでしか評価が出来ないためちょっと苦渋の判断でこの評価にさせていただきました。
物語の基軸になる部分であったため、出来れば作中で書いて頂けたならばこの主人公にもっと感情移入出来て評価を変えることが出来たのかな、とも思います。


きとかげ ☆☆☆

 カグラは最後の挑戦者になんと言ってしまったんだろう。気になりますね。
 ジムリーダーの名前が色々と出ますが、こんがらがらないのが上手いなあと思います。
 最強の黒い輝きってもうワクワクするような響きですが、なぜカグラはやる気をここまで失っていたのかも気になるところ。
 面白かったです。


タマゴサンド ☆☆☆☆

ジムリーダーやポケモンリーグに関する設定が作り込まれている部分が好きです。
主人公カグラの金銭事情や人間関係などが、この一話だけで簡潔にまとめられていて読みやすく、世界観の把握も容易でした。
文章力のある方の文章で感服しました。


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆☆

ちょうどいい情報量だったと思います。ジムリーダーたちには慕われているあたり、何が主人公を変えてしまったのかが気になるところです。執筆お疲れさまでした!


rairaibou(風) ☆☆

 大体の話が「始まり」から始まっていくんですけど、この作品はジムリーダーをクビになるという「終わり」をスタートにしているところが特徴的なところでしたね
 オリジナルキャラクターのキャラ付けもしっかりしているので続きが気になります


586 ☆☆☆

・落ち着いた作風が主人公カグラさんの置かれた状況や心境とうまくマッチしています。するりと作中世界に入っていけますね。
・ジムリーダーを主役に置いた話は私も書いたことがあり、作風は全然違うのですが勝手に親近感を覚えました。
・タイトルの「Graphite」は「石墨」という意味。これに込めた意味を知りたいなあと思った次第です。

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。じっとりとした重みのある雰囲気、ゆっくりと時間を掛けて読みたくなるお話でした。ここからどのような展開を見せるのか、冒頭の独白は何を意味するのか。今後の展開に期待させていただきます。


空色代吉 ☆☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと ☆☆☆

(コメントなし)


雪椿 ☆☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆☆

 ジムリーダーのこういう姿を描く、というのは読んだことありませんね。それだけでどういう話になっていくんだろうと、続きが気になります。カグラがどういう理由で燃えることが出来なくなっているのか、その理由が続きでは明かされていくんでしょうし、他ジムリーダーとの人間関係も気になる。監察官が所属しているであろう協会とも揉めそうですし、今後の展開があまり読めなくて、良い具合に一話として成立しているなあと思いました! 投稿、お疲れ様です!


島ハブ ☆☆☆☆

(コメントなし)


秋桜 ☆☆☆☆

独自地方の独自ジムリーダーのお話を5000字上限で出してくるとはチャレンジングで、そしてしっかり面白くて尊敬します。どんな物語に発展していくのかなぁと読ませていただきました。投稿お疲れ様でした。


ジェード ☆☆☆☆

この失格と告げられてから開幕する物語……いいな〜!
カグラさんは、あくタイプのジムリーダーなんですね。5000文字の上限がある中で、オリジナル地方のオリジナルのトレーナー物って、すごい意欲的だなあ〜って思いました。挑戦心を賞賛したい。

モノローグ中にも、ジムから押し付けられる事務的仕事が嫌だったのかな、実際の仕事とのギャップを感じてしまったのかなとかね。確定はできませんが、現時点でも垣間見える部分がある。すごくいい。素敵。全力を出さないから、手持ちとの関係性が拗れつつあるのもいいですね。
普段ならまず見れない、ジムリーダーの政治的な面がクローズアップされていて、二次創作として好きなタイプの作品です。

引きの部分は綺麗な王道の締め方。この最後の挑戦者が、グラファイトに輝きを取り戻させるのでしょうか。
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆☆

終焉を覚悟したジムリーダーというほの暗い雰囲気から、最後の1文で一気に物語を動かしにかかっているのが素晴らしいですね。第1話として大変興味を引かれました。様々な人物の思いが交錯する中「最後の挑戦者」がどんな波紋を投げかけるのか……シオラジムは本当に閉鎖してしまうのか……先の気になるお話です!


水雲 ☆☆

 7作目とは違い、こちらは純粋なジムリーダー目線のお話。いきなりのヘビーな展開が心配になります。どうか最後の挑戦者に何かを触発されて、事態が好転されれば……できるのか? いやされてほしい!


匿名 ☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆☆☆

シンオウ最後のジムリーダー、デンジのような事情を思わせるトレーナーのお話ですね。手加減をして、程よく負けられるように相手をしなければならないというのは、燃える戦いがしたいと思うトレーナーにとってはかなりつらい仕事になりそうで、ただ強いだけではジムリーダーは出来ないというのがきちんと描写されていて請う印象です。ここから最後の挑戦者がどう変えていくのか、楽しみな展開になる反面、彼の過去をもう少しこの一話目で知りたいとも感じました。ちなみに、ベストメンバーと言うとバッジを8つ以上持っているトレーナーが対象という印象で、8つ目のバッジ入手のチャレンジャーには本気なんんて出さないと考えています。ベストメンバーという記述はどういう解釈をすればいいのでしょうか?


久方小風夜

鉛筆のしんは「芯」では……?
ジムリーダーやる気ないんだったら自主的に辞められないのかな。まぁ主人公にはいろいろと事情はありそうですが。
それぞれのジムリーダーにしっかり二つ名ついてるのかっこいい。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆☆☆☆

オリジナル地方の世界観、ジムリーダー達の個性、主人公の立ち位置、過去に何かありそう感の描写、次話で何かが変わると示唆する引き、これらを5000字で綺麗にまとめていることがまずすごいです。主人公のキャラもいい感じにくたびれていて好きです。勝手にオッサンだと思っていたのですが別にそんなことはないのでしょうか。意外と30代前半とかかもしれないしな。彼に関する情報は恐らく第2話以降で「思い出したくない業績」とともに開示されるんでしょうね。楽しみです。20代だったらどうしよう(どうもしないよ)
実力はあるのにあまり本気を出さない8番目のジムリーダーというのは原作にもいますが、彼はもう一段階向こうに行ってしまっていますからね。なぜここまで情熱をなくしてしまったんでしょう。そしてその情熱のなさがくたびれまくった台詞から嫌でも伝わってきます。この言い回しがまたイイんですよね。これでここから情熱取り戻したりしたらブチ上がりますよ。


トビ ☆☆☆

原作のシナリオはジムリーダーに勝ち上がらないとストーリーが進みませんが、カグラは情熱が失われてしまったんですね。バトルを挑んでくる同じような戦術にやる気がなくなっちゃって、手を抜いてやりすごす毎日はつまらなかったことでしょう。カグラが、ジムにチャレンジするトレーナーをハングリー精神がないものと断罪したり、理想とは違うと目の前の事象を否定しているきっかけは何かあったんでしょうか。つまらないと思い込んでいるような気さえします。パートナーのポケモン達はカグラをどういう感情で見ていたんでしょうね。
原作キャラですが、デンジなんかはやる気なくてジム改造して停電させちゃったりしてるじゃないですか。デンジにはオーバという親友がいたから救われていたところもあるのでしょうが、カグラは自ら孤独になりに行ってますよね。今後どういう展開になるのでしょう。
投稿、お疲れ様でした。


赤星 ☆☆☆

ジムリーダーはつらいよ。育成側の現実に揉まれてすっかり擦れてしまったカグラさん、八番目のジムとなるとそれなりに篩にかけられた挑戦者がやってきそうなものですが、それでもなお、となるとご本人も優秀なトレーナーであるがゆえに理想が高すぎたのでしょうか。冒頭のやりとりは、文末の「最後の挑戦者」からのものなのでしょうか? 黒鉛の輝き、というタイトルからしてシオラジム再起の物語になるかと予想するのですが、今は燻っているカグラさんがどのようなきっかけで闘志を燃え上がらせるまでに至るのか、続きが気になります。一話では顔出し程度でしたが、他のジムリーダーたちの活躍も楽しみですね。


門森 ぬる

(コメントなし)


水のミドリ ☆☆

燃え尽きて灰になったジムリーダーの、燻りながらも絶えることのない最後の輝き。かつて最強と謳われたジムリーダー、その職務すら放棄してしまうほどやけっぱちになった彼の過去には、何があったのか。サカキとかデンジとか、本家でも割と休業してるジムもあるけどそうしなかったのは、責任感の強い主人公だからでしょう。だからこそその反動も大きかった。灰に埋もれた熾火が再び燃え上がることはあるのか。
……という期待感をもっと煽って欲しかったかしら。最後の挑戦者とのバトルで心揺さぶられるのだろうな、とは予感しますが、主人公が再起を望んだ末どこへ行き着くのか、という物語の方向性の示唆があればもっと期待できました。彼の目的はなんなんでしょ。


天波 八次浪 ☆☆

このやる気のない人がどう変わるかが楽しみです。


赤灯路 ☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆☆

 オリジナル地方でオリジナルジムリーダーを動かすストーリーを構築していくところからしてチャレンジングですが、その上でジムリーダー失格から始まる物語というのも目を引く要素だと思います。確かに一度ジムリーダーになったからといって適当こいてるわけにはいかないよなあという気付きも与えられました。キャラクター数が多いですが、キョーコに対する「今更彼女面すんなよ」というセリフなど、キャラどうしの関係性を端的に示すのが上手に思いました。
 最後の引きも気になりますね。最後の挑戦者なる人物との出会いが、カグラをどのように動かしていくのか、というところが軸になっていくのでしょうか。彼はやる気を取り戻すのか、それともまったく別の道を見つけるのか、見ものだと思います。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 ☆☆☆

キョーコとカグラのやり取りが好きですね。2人の間に特別な感情がかつてあったんだろうということが想像できます。リーグ側のシステムは何を持ってして5回負けたらアウトにしたんでしょう。一見して分からない理由があるのかもしれません。そこも気になるところです。


若鷹 ☆☆☆☆

ジムリーダーの燃え尽き症候群なのか何なのか。何がどうなってこうなってしまったのかがすごく気になりました。カグラさんの感情描写がとても細かく惹きつけられました。揺れ動くことが無くなった心と、引き留めたい周りの人々。だけど落ちるところまで気持ちが落ちた時って、何もかもが鬱陶しくなるんですよね……題名に輝きとあるからには取り戻すのだろうと思うのですが、それが続くものなのか、最後の輝きになるのか、気になります。


夏十字 ☆☆☆

はじまりから、主人公であるカグラの、ジムリーダーという職務にすっかり熱を失ってしまった描写が続きます。
しかし読み進めてみると、カグラは今でもジムリーダー仲間には親しまれ尊敬されているようです。カグラもまた彼らに親しみを覚え、彼らの前でジムリーダー引退を告げることに気まずさを覚えているように見えます。ジムリーダー仲間の愛弟子のことを気に掛けていたり、新米ジムリーダーへの面倒見も良さそうです。
そんなカグラが自分の仕事に対してここまでの無気力になってしまった。そのちぐはぐさに、きっと余程の事情があったのだろうなと感じました。強者ゆえに並ぶものがいない、その孤独ゆえの無気力なのか、あるいは……(結びの部分に出てくる「墓所で眠る魂」という描写がなんとも引っかかるポイントですね)。
最後の挑戦者がカグラに何をもたらすのか、続きが楽しみです。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

徹底的に現実を描き出した作品だと思います。創作世界ではある程度のご都合主義は赦されると考えています。しかし、そういったご都合を真正面から捻り潰すパワーを、この作品から感じる事ができました。
老人どもがたまに若者育成と掲げて無茶な計画を立てるのですが、そういった類のプロジェクトがまともに成功した例ってなかなか無いんですよね。振り回されるのは常に現場の人間です。現場を分かってない奴はどんな仕事においても許されません!
ハァハァ……申し訳ありません。熱くなりました。これは個人の感想です。
カグラという人物は、最初は熱意を持ったジムリーダーだったと描写されています。
ただ現実を知れば知るほど、彼の心の中の炎は小さくなり、最後には燃え滓しか残らなくなったのでしょう。
監察官の事務的な態度も良いですね。短い会話から、ギスギスした空気と緊張感をしっかりと感じる事が出来て素晴らしいと思います。
また、ジムリーダーの同僚たちがなまじ優しい人間だからこそ、カグラの乾いた心も際立って描写されているのだなと思いました。
さて、この物語は始終重たい描写が続きます。それ故に、「最後の挑戦者」という存在がカグラに何を運んでくるのかが気になります。
もしかするとカグラの救世主になってくれるのではないだろうか。彼の乾いた心を癒す存在になるのではないだろうか。
読者としては、そのように期待できる展開になっていると思いました。


マの字 ☆☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆

(コメントなし)


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