コンテストのページへ戻る

ゆきをかたる

作者:真夏の雪精/円山翔さん

北埜とら ☆☆☆

 語る?騙る……?騙るかな……?むか〜しむかしのお話でいろんな田舎にありがちなおばあちゃん世代だけが信じてる怪異系の迷信だな〜と思ったらガチなパターンのやつでゾッとさせられました。ミズキママめっちゃ信じてるしお父さんガチでいなくなったみたいだしサヨばあの
>「ユウキはユウキさね。自分の目で確かめればいい話だ。偏見を与えるんじゃないよ」
 えっどういうこと……?サヨばあはミズキママの思想を偏見だと思ってるってこと?お父さんが連れ去られたと思っているのはミズキママだけってこと?マジでよくわからない。近所の子供たちも親にそう言われてるってことは親世代がこの話を結構普通に信じてるってことだし、ただの迷信ではなさそうってことだけはそうなんですが……まあ迷信っていうかポケモンのすることですから、ゴーストタイプに進化する可能性がある野生ポケモンと親しくしてはいけないっていうのはポケモン世界では結構共通認識としてありそうですけれどもね。なんにせよ普通に怖いです。ユキワラシって見た目キュートだけどユキメノコに進化するってこと考えると確かに結構怖いな……
 ユウキくんがユキメノコと友達になる? うえで親世代の偏見をどう解決するのかという流れになるのか、ユウキくんがユキメノコに引っ張られて普通に危ない目に遭うのか、どっちなんだろう。予測が難しくて続きが気になります! 投稿お疲れ様でした。


まーむるもーま ☆☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆☆

ユキメノコの昔話、あぁ~~これこれこれてなっちゃった。というかひとつ前がモスノウで次がユキメノコの話が続くのなんか綺麗ですね。
これ、後から大変なことになるんだろうなぁという嫌な予感がじわじわ来る感じが良いですね。アイヌの方もたしか子供たちに悪いものが付かない様にあえて汚物の名前で呼んだりとかするらしいので、男の子をそれらしい振る舞いをさせないっていうのはこういう呪いみたいな面もあるんだろうな。
お父さんが出てこないのも、どうにもその辺が関係しているらしいのも気になりますね。お母さんとお婆ちゃん、果たして何を隠しているんでしょうか。
個人的にこれから起きるであろう“何か”にそわそわしたいですね。楽しみだな……。


スカイブルー ☆☆☆

大人達の教えって、小さな子供のうちはほんとにうるさく聞こえちゃうんですよね~。ユウキ君の視点からそれがとってもよく書かれていて、でも昔話の数々を知る大人達からすればそうなるのも仕方のないことであって。
特に読者視点では昔話の回想シーンがあるので不穏さが良く伝わってきます。思い返すと結構なボリュームに感じますが、5000文字によく収めたなーと…力量の高さに憧れます。
やんちゃなユウキ君がユキワラシに構ってやろうと企んでいることは既に示唆されていて、それが今後どのような物語を生むのか…昔話の回想シーンではユキメノコは完全悪ではないっぽい雰囲気を出していましたが、果たしてユウキ君はどうなってしまうのでしょう。今後に期待です。


よしぇ ☆☆☆

(コメントなし)


円山翔 (評価スキップ)

 個人的に、先を書くのが楽しみです。そもそも先を読みたいという気持ちになっていただけないと、この大会の趣旨、そして連載の冒頭部としては失敗になるわけですが。そして私にこの先を書ききる気力があればなのですが。
 何がどうして楽しみだったのかは、すべてを投稿しきった後にでもお話しできたらと思います。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆

ユキメノコの話は短編だと定番ですが、長編だと珍しいですね。ここからユキメノコの餌食にユウキはなってしまうのでしょうか、気になるところです。冒頭の冬の兆しの下りから上手い具合にユキメノコの話に繋げているなあと思いました。「俺」や「僕」など男子らしい一人称を禁止する家があるというのも、ありそうな設定で面白かったです。ユキメノコの犠牲者がさらに増えてくると、もう全員女装とかになりそうですね。母親よりも伝承に詳しい祖母のサヨの方が柔軟な考えを持っている点も興味深いです。


ion(ioncrystal)

筋そのものは悪く言えばありふれているというか、運悪く私が直前に参加したコンテストのテーマが「雪原」だったせいで沢山ユキメノコや雪女を摂取しちゃっていたのですが。
サヨさんの存在が呈示された「謎」ですね。自分の目で一度見るぐらいなら大丈夫なもの、なのかなユキワラシ…? 周りから浮いた知識人っぷりは何か理由があるのか、単に勉強家なだけなのか…? ともあれ投稿ありがとうございました!


鈴志木 ☆☆☆

丁寧に書かれた昔話をなぞるストーリー。一体どうなるのか全く予想ができません。
友達と遊んだ後に一人だけ違う方向を帰り、心細くなって誰かと遊びたくなる気持ちがやけに生々しくて印象的でした。ここからユキメノコと出会う流れが鮮烈。一番好きなシーンです。


あしゃまん ☆☆☆☆

 これは過去にお父さんになにかあったのかなあ。こういう因習を吹き飛ばすのは子どもという新しい風だ、と相場は決まっているので、一悶着はあるにせよ純粋に仲良くなってハッピーエンドにたどり着いてほしいなと思わせてくれる物語でした!


ミュウト ☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR ☆☆☆

昔話とそれに連なる因習が、作品のミステリアスさを際立たせているように思いました。
因習がどのような形でユウキの身に降りかかるのか、最後の一文だけでさりげなく触れているところ、実に続きが気になる終わり方です。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆☆

現代人であるミズキは、何故ここまでユキメノコに過剰な反応を見せるのか。その眼で父親が犠牲になる姿を見てしまったのか?
母親が息子を救うために頑張る話になるのか、それともユキメノコと見染められた少年の関係の話になってくるのか。
展開に想像の余地がありますね。


森羅 ☆☆☆

(コメントなし)


はやめ ☆☆☆

前半の逸話が、後半に繋がっていくのかな。
日本の昔話を彷彿とさせるような流れでどこか民俗的な空気を感じる作品でした。


照風めめ ☆☆

ホラー味ある淡々とした語り部が良いですね。ホラーの類には全く明るくないのですが、いわゆる不条理ホラーというジャンルなのでしょうか。
昔話の伝承で幼いころは男の子も女の子として育てる、みたいなあたりも土着信仰ぽくて良いです。
昔話の中で語られているミノキチも、女子が自分の親の仇であるユキメノコではないかという懸念を抱きながら結婚したり、ユウキの不自然な行動ややたら「小さな女の子」を気にするあたり、なにかしらのマインドハックが作用しているように思います。
不安を感じさせる締め方ですが、どうなるのでしょうか。

ただ、いまいちユキメノコの行動原理が読めず、どこに何を恐怖すればいいのかが分かりにくいように感じました。
もっと落差をつけて「ほら怖かろう」と言わんばかりに分かりやすい怖がらせポイントがあれば、☆を増やせたように思います。


きとかげ ☆☆☆

 ユキメノコ、怖いことを起こすのか、それともやはりポケモンだから仲良くなれるのか、見通せないところが面白いですよね。今回は……危ない方? 続きが気になります。
 多分これ母親の前しか「私」って言ってないやつなんだろうなあ。ユウキの父親についても気になるところですね。


タマゴサンド ☆☆☆☆

『LEGENDS アルセウス』にもあったユキメノコの民話、過去から語り継がれてきた話が今にも影響を及ぼしているのが好きです。
特にユウキの住む環境は広々としていながら、どことなく閉鎖的な雰囲気があるのがいいですね。


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆

雪女の話ですかね。ユキメノコが少年とどう関わっていくのか気になります。今のところ雪女の要素が強すぎるので個人的にはもう少しポケモンならではの要素が欲しかったですが、そこは二話に期待ですね。執筆お疲れさまでした!


rairaibou(風) ☆☆

 雪国特有の昔話のようなものが原作世界観の中でのリアリティがある雰囲気がしていいですね。


586 ☆☆☆☆☆

・我々がよく知っている怪談「雪女」を下敷きにした展開、入りやすいですね。知っている物語をうまく引いてくるのが巧みだと思います。
・男子だと思われないように一人称を変える風習、こういうの好き~! 行き過ぎて一定年齢まで本人の意思とは無関係に女装させられてる子とかもいそうな雰囲気があります。
・ユキワラシに同情するユウキ君と、最後のちょっと不穏な一文。これを読んで先が気にならずにいられますかってんだ!(謎テンション

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。日本の寒村が舞台になったかのような雰囲気がすっごい好きです! まだ幼さの残る少年と、親族から「関わるな」と言われているポケモン、そして明らかに何か訳アリのお母さん。この構図好きです。最後の一文が不穏さを帯びてるのも最高の「引き」だ! とゾクゾクしました。これはぜひ連載希望です!!


空色代吉 ☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


雪椿 ☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆☆

 これだけでお話としては成立しているなあと感じました。ユキメノコと遊ぶのがどれだけ危険なことなのか、ユウキ自身は分かっていない。親には反抗したいものでしょうから、ユウキが自分でユキメノコと遊び、何が起こるのか、そういう続きが見られるのだと思いますが、父の話の件も考えれば、ユウキがユキメノコと仲良くなってしまって、その後に父の件を知る展開なんかも考えられます。父の件をトリガーにした話の展開が、どうなるのか気になります。投稿、お疲れ様でした!


島ハブ ☆☆☆

(コメントなし)


秋桜 ☆☆

ホラー風味でしょうか。ここからそのままホラー展開に入っていくのか、特に何もなくユキワラシと仲良くなるのか、人間が一番怖いんだよとなるのか、どうなっていくのか気になるお話でした。投稿お疲れ様でした。


ジェード ☆☆☆

かなり純正ホラーな作品ですね。
全体を通して、肌身を刺すような冷たさと静けさを覚える。表現力をひしひしと感じます。いいね。
この「ゆきをかたる」とは「雪を騙る」なのでしょうか。あえて平仮名にすることで、昔から伝わる伝承らしさをタイトルだけで既に現してらっしゃる。

純正ホラーと書いたのですけど、ユキメノコの思惑はぼかされてますよね。今の所はホラー色が強く思えましたが、ここから主人公と交流する中で、見え方の変わる兆しが既にあるのも良い。
少年がユキメノコと出会った際に、なんていうか、生物らしくないのがグッときました。ポケモンって基本かわいいんですよ。でも、この作品は表情を付けないことで、ユキメノコの本来持ってる無機物的な恐ろしさが見えるような、そんな描写に思えて。そこが題材や文章とも上手く噛み合ってていいな〜と。
不穏なラストでしたけど、少年は無事で居られるのかな。
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆

よくあるユキメノコのお話かなあと思ったら劇中劇だったので、本編がどんな感じに転がっていくのか楽しみになるお話でした。でもなんとなく「ポケモンは怖い生き物です!」系で語られていきそうな、不穏な気配があってゾクリとしますね。そう思うとタイトルもダブルミーニングっぽく見えてきます。一体何が「かたられる」のでしょうか…!


水雲 ☆☆

 続けてのこおりタイプ、こちらはユキメノコ。ポケモンにまつわる伝承が各地方、各集落とか、ありとあらゆる土地で独自の文化を形成していくのは想像に難くないお話。ユウキさん、どうなっちゃうのかしら……。


匿名 ☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆☆

母や祖母と三人で暮らす……父親と祖父という通常考えればあるべき存在が不在なのがとても不穏なお話です。この不穏さが、後の話にどうつながるのかが楽しみです。


久方小風夜 ☆☆☆

最初読み切りっぽい雰囲気でおや? と思いましたがなるほど。
男親がいない理由は何となく察せますが、それにしては祖母がかなり冷静? なのが不思議な感じ。これユキメノコ全く関係なくて転嫁してるだけだったりして……。
ほのぼのでもホラーでも行けそうな内容。続きどうなるんだろう。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆☆☆☆

落ち着いた文体で語られるユキメノコの恐ろしさと、その伝承と密接に関わる村のお話です。村のしきたりとか、近くに潜む正体不明の脅威とか、そういうジャパニーズ・ホラーも好きなので面白かったです。我々からしたらちょっとやりすぎなように見えるしきたりも、理屈としてはすごく納得が行きますね。伝承をよく知るおばあちゃんの方がユキメノコに対して偏見を持っていると見せかけて、旦那が何らかの事情でいなくなったお母さんの方が彼女らに対して厳しい、というのもなんだかリアルです。おばあちゃんの口ぶりからして自分の目で確かめる余地があるようですが、これは「彼女らはそこまで怖い存在ではない」ということを示唆しているのでしょうか。しかし最後の文からして身を案じる余地もありそうです。怖い話に見せかけて違った結末を迎えても面白いし、このままホラーとして進んでいっても面白いなと思います。


トビ ☆☆

雪に閉ざされた村に伝わる昔話が、現実に起こりうるとは恐ろしいですね。ユキメノコのことを仲間外れだと思うユウキのやさしさが今後の展開にどう影響するのか気になります。
ユキメノコは雪山で遭難死した女性の無念がポケモンになったとされていますが、ユウキの前に現れたユキメノコはどうなんでしょう。凍らせた男たちをこのユキメノコはどうしているのでしょうね、気になります。
投稿、お疲れ様でした。


赤星 ☆☆☆

ゲーム本編でも言及のあるユキメノコの伝承を深堀したお話ですね。読者視点ではミズキさんの頑なな態度にユウキさんの父親はもしや……と察しが付くのですが、ユウキさん視点だと大人の理不尽な押し付けにしか見えないですよね。現代においても魔除けの異性装に類する一人称の制限が風習として残っているのも、実際の被害の有無はまだ情報開示されていないものの、防寒着を着込んでいれば外見で男女の区別がつきにくいからでもあるんだろうな、という納得もあります。これからユウキさんはユキメノコと接触して、父親との再会などにも繋がっていくのでしょうか。これからの寒くなる時期にぴったりのお話だと思いました。


門森 ぬる

(コメントなし)


水のミドリ (評価スキップ)

ダメって言われるとやりたくなるんですよね。貧寒な村の形骸化したしきたりを頭ごなしに押し付けられては、多感な少年は受け入れるべくもないでしょう。その肩を持つのが祖母、というのは意外な展開。おばあちゃんとユキメノコの間でも何かがあったみたいですね。匂わせ方がお見事です。
冒頭の昔話にあまりにも似たユキメノコの作品を、スクエアの覆面企画で読んだばかりなので……ちょっと評価しづらいんですよね(同じ作者様だったらごめんなさい)。自分も素晴らしい作品を読んだ後は影響されがちなので大きくは言えないんですが、前半にもオリジナリティは欲しかったです。


天波 八次浪 ☆☆☆

家が友達と逆方向ってどうしようもない理由で帰り道がひとりになる寂しさを理不尽に思って恨むって気持ちの描き方に胸を打たれました。


赤灯路 ☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆☆

 ユキメノコの図鑑説明怖いですよね……。ポケモンの危険性というのは図鑑でよく言われていることとはいえ、男性を氷漬けにして棲家に並べている様子を想像して肝が冷えるというものです。そのあたりの図鑑設定を非常に上手く活かしている話だと思います。言い伝えやある種の禁則と、それに反抗したい感情、というのもストーリーとしてまとまっていますね。
 最後の引きからして、主人公が恐ろしい目に遭うホラーテイストなのかな、と思いました。どういうところに帰結するのか楽しみです。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 ☆☆☆

ユウキ視点で描かれるとミズキは口うるさいお母さんのように見えますが、ミズキ視点で考えると母親としての苦労や愛情、葛藤が見えてドラマチックな感情の動きがありそうだな、と思いました。


若鷹 ☆☆☆☆

昔から地域に伝わる昔話があったとして、それが戒めとして繰り返し言い聞かされてたとしたら鬱陶しくなりますよね。しきたりを破るところから始まる物語……トラブルが起きるのか、それとも誤解が紐解かれていくのか。バックボーンになる物語が一つあって、それを軸に書き進めていく形を5000字の中でしたことが凄いと思います。


夏十字 ☆☆☆

有名な雪女の伝承をベースにされているのが導入として取っつきやすくて良いなあと思いました。しかもこれはあくまで連載の導入ですから、既存のモチーフに頼ったという印象もありません。
ユキメノコと出会ったユウキを母親がひどく心配するのは、夫(ユウキの父親)絡みで辛い経験があるからなのでしょうね。それは仕方のないことだと思いますし、それでもユウキに偏見を与えてはいけないと言う祖母・サヨさんのスタンスをわたしはとても尊く感じました。
結びの一文を見るに、何か大変なことが起きそうですね。続きが気になります。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

どんな地方にも恐ろしい伝承というのは存在します。しかしそれらの殆どは大抵は誇張されていたり、子どもを脅すためのタダの作り話です。
ですが、ポケモン世界における伝承となると、その恐ろしさに信憑性がありますね。レジェンズアルセウスでも再三言われていましたが、ポケモンは怖い生き物なのです。
主人公の母親など大人世代はその恐ろしさを知っているためか、ユキワラシに対して大変な警戒心を抱いています。
ですが、ポケモンと仲良くできる主人公にとって、その恐怖はよく分からないものになっています。その対比がよく描写できていると思いました。
この主人公の立場というのは、レジェアルを遊ぶ前までの私たち読者と被るものがありますね。
我々もまた、ポケモンは可愛らしいものであり、仲良くできるものだと思い込んでいました。そのような幻想は、レジェアルを遊ぶことによって見事に破壊されてしまうわけですが。おのれ鬼畜ゲーフリ。
今後、主人公はその怖さを知ることになるのでしょうか。そうなった時、彼とポケモンの関係性はどうなってしまうのでしょう。ユキメノコが今後どのように物語へ関わってくるのかも気になる作品になっていました。


マの字 ☆☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆

こういう言い伝えが雪国には実際に伝承されていそうだなと思いました。ミズキが初めてユキメノコと出会うシーンはユキメノコの仕草がかわいらしい一方で、この土地では禁じられている接触、いわば「禁断の出会い」なんだ、それを今読者としてのぞき見しているんだ、というドキドキ感も抱きます。
ミズキはユキメノコと単に友達になりたいだけだと思うのですが、同時にユキメノコが「男の子を見初める」かもしれないという言い伝えも知っているのですよね。そのうえでまたユキメノコに合いたいと思う彼。物語がどう転んでいくのかという期待が膨らみますね。


Tweet