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hole. 1話

作者:おさんぽおこう/上條アキラさん

北埜とら ☆☆

 百合!!(大声)
 今GOの情報追いかけてないので知らなかったんですがウィロー博士ウルトラホールに飲まれて消えたんですか?本当に???おもしろすぎる。ゲームシステム的にウィロー博士っていなくても成立するんでしたっけ……このウルトラ星人がゲームシステム的に博士の代わりをしているという感じなんですかね。
現実世界のポケモンGO(現作)のことを考えると、ポケモンGOが配信された時ってプレイヤーってみんなポケモンのことを知っていたから、ウィロー博士の助手のこの主人公はメタ的に考えるとスマホアプリの中にある世界の中の住人で、あの世界にはあの日ポケモンが突然現れて、その世界には彼女しかいなかった(あるいはその世界に元からいた人たちがプレイヤーに置き換わった?)とかになるんですかね。よく分かりませんが彼女はゲームの根幹にかかわる重要人物な気がします。
 私は青色のリーダーが好きなのでぜひ彼女を登場させてください。ウィロー博士無事だといいな……投稿お疲れさまでした!


まーむるもーま ☆☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆☆

ウルトラホールの話が今度は連続するの面白すぎるでしょ。ポケモンGO、残念ながら容量不足で途中でやめちゃったので若干ふわふわしてるんですが、これは主人公ちゃんも6年前に突然GOの世界にやってきてることになった可能性がありますね。ほぉ~~~!
サクッと短くもしっかり読める流れ、とても良いと思います。メルタン可愛いねぇ。
ウィロー博士、本当にベーコンエッグと味噌汁がお好きなんでしょうか。ウルトラ調査隊のリイさんと果たしてどんな冒険がまっているのか?
さくっと読めてわくわくできる。十分すぎる第一話じゃないでしょうか。


スカイブルー ☆☆☆

現実世界にポケモンが現れたら、というタイプのお話。しかし直接そうは書かずともポケGO題材であることや、下宿先の小柳さんというワードには少々不釣り合いな"ウィロー博士"や"リィ"といった人名がそれを際立てていてしっかり伝わってくる。制限文字数の半分も使ってないのに…凄いです。
突如として世界にポケモンが現れ、博士も出てきて、かと思えば今度は空に大穴が空き、博士と入れ替わるように少女がやってきて…。でもそんな大忙しの非日常を主人公が受け入れていることで、そして夏の暑さも手伝って明るい冒険の始まりに仕立てているのも良いですよね…。


よしぇ ☆☆☆☆

(コメントなし)


円山翔

 ポケモンGOですね! 最近めっきり触っていませんが、ウルトラ調査隊が現れたりUBが出現したりしていると耳にしています。冒頭にもあったように、ゲーム内での出来事がさも日常のような「非日常」として描かれているのが好印象でした。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆☆

短い中で非日常感を上手く表現したお話だなあと思いました。非日常感を出したいなら登場人物をパニックにさせるなどすれば可能なのですが、この小説は最初から最後まで落ちついている感じなのに非日常感を出しているのがすごいなあと思います。あえてブームが落ち着いた今にしてポケモンGOをネタにしているのも面白いです。ポケモンGO内のイベントを上手く小説に落とし込んでいるなあと思いました。厚切りベーコンとスクランブルエッグと味噌汁の組み合わせは割と自分もやります。


ion(ioncrystal) ☆☆☆

かわいーーー♡(皆可愛いので)ポケgoでお馴染みのお姉さんたちのなんでもない日常すきですーー!(語彙力と慢性的な時間の不足)
いや本当にこういうポケgo小説もっとよこせ第三者。
ユナイトみたいな、あらゆるゲームのキャラとあらゆるものに人間味と萌えを見出していけ。


鈴志木 ☆☆☆

ポケGOが現代にリンクした世界観でしょうか?
一体どんな世界観が広がっていくのか、とても興味が湧いてきます。2500文字ちょっとでメルタンの愛らしい描写を加えつつ関心を引く一話にした作者さんの手腕が素晴らしい。


あしゃまん ☆☆☆☆

 ポケゴ2次ははじめて見ました。限界出不精の私はポケゴのために外に出るのが億劫でやる気が起こらなかったため、TLの受動喫煙程度の知識しかないのですが、ウィロー博士が死んで(ない)ウルトラ調査隊のリイちゃんが来たんでしたよね。んで、こうなっていると。
 それにプラスして元は現実世界の住人、という要素も加われば波乱の気配の演出としては上々ですね。何が起こるのか楽しみです。


ミュウト ☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR ☆☆☆☆

非日常の中の朝食作りという日常を切り取った、全体的に穏やかな構成ですが、
新たな冒険のスタートをしっかり予期させてくれる静かな盛り上がりがあるお話でした。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆☆

ポケモンGOで実際にリイさん登場&ウィロー博士行方不明なイベントがあったのですね!
小説版ポケモンGOといった話になるのでしょうか?


森羅 ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


はやめ ☆☆☆

ウルトラ調査隊ってポケモンGO詳しくないので知りませんでしたが、本家以外にこっちにも登場してるんですね……。
「下宿先の小柳さん」からかつてあった日常の片鱗がうかがえます。彼女の人生は六年もの歳月で違和感を抱きながらもだんだんポケモンの世界に染まっている。そこにリイという相棒がいてくれるから意識を正常に繋ぎ止められる。
他作品と比べて文字数こそ少ないですがしっかりと1話の空気を感じる作品でした。二人の冒険が気になります。


照風めめ ☆☆

日常にポケモンGOの世界が混ざり込んで、さらにそこへGOウルトラ調査隊が流れ込んできた、という構造でしょうか。
主人公以外に原住人がいなかったので、主人公がいつの間にかポケモンGOの世界へ紛れ込んでしまったのか定かではありませんが、非常に興味深い世界観です。
しかも主人公がその中でポケモントレーナーとして適応していくのが素晴らしいですね。
書き手によってはこれまでと違う環境に放り込まれることを悲観的に書くケースもあるのですが、なんだかんだ非日常が好き、という主人公のお陰で前向きな話に仕上がってたのも良かったと思います。
今後どうなっていくのでしょうか!

他方、今一つこの世界の構造が分からなかったので、字数にも余裕がある以上はもうちょっと記載しても問題無かったなと思います。
先述しましたが、主人公がポケモンGOの世界に来たのか、ポケモンGOの世界が主人公の世界に来たのかが今一つ分からず、下宿先の人が消えたとありますが他の人間はどうだったのか? と気になります。たとえばそれこそ主人公の家族、友人達はどうなったのか。そこを書いて頂けると世界観や主人公に深みが出て、なぜ主人公がウィロー博士の助手となってポケモンを捕まえたりしているのか。といった目的が明確になると思います。(主人公はその状況におかれて長い年月が経っていますが、読み手としては突然その状況におかれていますので、そこで距離感があったように思います)
また、最後に「暑過ぎる夏の冒険」、とありましたがこれが一体何を指しているのかはもう少し明らかにして欲しかったと感じました。


きとかげ ☆☆☆

 ポケモンGOってそんなことなってたんですね。
 我々の世界とも、ポケモンが普通にいる世界ともまた違う世界のようで、そのあたりもどうなっているのか気になるところ。
 思わずポケモンGOを久しぶりに起動してしまいました。面白かったです。


タマゴサンド ☆☆☆☆

ポケモンGOの二次創作は新鮮でした、ゲーム中イベントに絡めた作品ですかね。
日常となりつつあるメルタンとのやりとり、新たな非日常の象徴であるリイとの会話に、消えたウィロー博士の行方と。
2515字の中に様々な要素が散りばめられていて、僕は正直ポケモンGOには疎いのですが楽しく読めました。


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆☆

PokemonGOを題材にした作品はあまり見たことがなかったので新鮮でした。メルタンがかわいい! 最初と最後の短文で期待感を高めるのが上手ですね。勢いがある作品になると思います。執筆お疲れさまでした!


rairaibou(風) ☆☆☆

 最初の一行のインパクトがすごかったですね。
 ポケモンGOと現実世界を絡めた二次創作は自分には思い浮かばないものなので世代の流れを感じます
 日常が少しずつ非日常になっていく連載は難しそうですが良いですね


586 ☆☆☆☆☆

・ポケモンGOの二次創作来た! しかも主人公がウィロー博士の助手! 
・しかもウルトラホールが開いてる! これから何が起こるか分からない感が本当にすごい!!
・そして、実はこの世界のポケモンは不意に現実世界へ現われた存在……一体何が起きたのか気になるじゃないですか!

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。設定の出し方と見せ方がうまい! 最初はポケモンGO世界の話だとしっかり見せて、そこへウルトラホールが空いていることが発覚し、最後にポケモンたちはどこからともなく現われた存在だと示される……興味の持たせ方がものすごい巧み、いや匠では? といらんツッコミを入れるくらい唸りました。これは続きを読みたいです!!


空色代吉 ☆☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと ☆☆

(コメントなし)


雪椿 ☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆☆

 突然の非日常でも、ポケモンだと何かフワっとしていて平和そうな不思議。でも、突然現実世界にポケモンが現れて変な穴から異様な生物がうようよ湧いて来たり、空に穴が開いてから人が行方不明、なんていうことになったら世間は大事で大騒ぎなはず。どういうテンションというか、語り口、筆致で書かれていくのかは分かりませんが、冒頭の雰囲気では済まないのではないかなあ……。非日常な中でも日常を描くというちぐはぐさが今後の波乱を予感させます。投稿、お疲れ様でした!


島ハブ ☆☆☆☆

(コメントなし)


秋桜 ☆☆☆☆☆

好きです。もう冒頭の1文から好きです。文字数が上限の半分ほどなのに充分に1話でした。とても好き。Pokemon GOはやっていないのですが好きです。すごい好き。投稿お疲れ様でした。


ジェード ☆☆☆

ポケモンGOのお話だ!
調べたんですけど、リイさんは原作ポケモンGOにいるウルトラ調査隊なんですね。遮光機などのつぶさな異世界描写には好感が持てる。しれっと、ウィロー博士は生活能力がないって言われてて笑いました。想像が容易い。
この生活に溶け込んだメルタンもかわいいな。私もおやつのボルトあげたい。

なるほど、本当に私達のいる世界にポケモンGOの人間やポケモンがやってきたという世界観なんですね。
この助手の方以外にも、いきなりポケモントレーナーになった人間がいるのかな。原作でのブランシェやスパーク辺りの存在も気になる。
リイさんと主人公の関係性いいな〜〜!
彼女をポケモントレーナーって呼んでる部分とかね。あなたの未知をなくす為に〜とか、めちゃんこイケメンじゃないですか。この2人の話を見たいよ〜。つ、続きは……?
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆☆

ポケGO二次創作って、なんかいつものポケ二次創作とは違うちょっと独特な雰囲気があって、好きです。「こっち」と近いからでしょうか。そんな曖昧な狭間の世界で語られるリィちゃんとの穏やかな日常(非日常)に、なんだかほっこりと癒されるような一作でした。ウィロー博士、無事だといいですね…。


水雲 ☆☆☆☆

 ポケモンGOを題材にしてくる発想は正直ありませんでした。決して情報量が多いとは言えない(と勝手に思っている)アプリゲーから堅実にストーリーを展開していく手法はすごいと思いました。最近やっていないなあ……。


匿名 ☆☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆☆

ゲームの世界が現実世界と融合してしまったという設定のお話でしょうか? 割と身体能力が低い現実世界の人間ではあまりに危険な状況ですが、そこら辺をこれからの展開に活かせるかどうか。主人公の周り以外何も描写されていないのが味気なく、世界が激変しそうな状況で平穏に暮らしているのが、少し残念に思います。


久方小風夜 ☆☆☆

厚切りベーコンとスクランブルエッグと味噌汁は妙なのか……日常です……。
これ、主人公も「こっちの世界」から「ポケモンGOの世界」に移動してる? まだ普段の朝の一コマといった感じですが、この先もほのぼの路線なのか、それともガラッと雰囲気変わるのか。
自分はやってるのでわかりましたが、ポケモンGOやっていない人にはちょっと取っつきづらいかもしれないと思った。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆☆

これロマンシス?(短絡)非日常に巻き込まれてしまった女の子とさらなる非日常からやって来た女の子がこれから夏の冒険を始めるそうです。ロマンシスですね(短絡)それはそれとして、ポケモンGOを題材にしたお話は他にもありましたが、これはどちらかといえばポケモンGOというゲームの“中”の世界観に近いですね。しかし主人公はゲームの“外”に近い存在であることが示唆されています。一体どんな世界観を基に書いているのでしょうか。これからリィと一緒に冒険していく中で徐々に明かされていきそうで楽しみです。
小柳さんもといウィロー博士、大丈夫かなぁ……と思うけどあの人ゲームだとウルトラホール見つけて自分で飛び込んだだけだったってオチがありますからね。不思議な世界観ではあるけどそこまで重たい話にはならなそうで安心して第2話以降も読める気がします。


トビ ☆☆☆☆

GOがリリースされてからもう6年が経過するのかと驚きました。2017年の夏から主人公の冒険が始まり、ウィローの助手になって様々なポケモンを捕まえているのですね。
ポケモンGOのウィロー博士ってウルトラホールに飲み込まれていたのですね、知らなかった……。リイもGOで登場するキャラクタなのですね。検索したらこの物語にもリイの設定が各所で踏襲されています。登場しているキャラクタで創作するのはポケモン二次創作の醍醐味だよなと思い嬉しく思いました。GOの世界だとその後ウィローは主人公たちの元に帰ってきているようですし、博士が戻ってくるまでひと夏のリイとの冒険、というお話になっていくのですね。
投稿、お疲れ様でした。


赤星 ☆☆☆

最初はポケモンGO世界の話なのかな? と思いながら読み進めていたら現実浸食系でアワワってなりました。自分以外の世界や常識が作り変えられる恐怖を知っていて、更にウルトラホールが開くという異常事態が発生しているのにけろりとしている主人公のタフさが際立ちます。UBとホラーの相性が良すぎる。冒頭のちょっと粗雑なウィロー博士の扱いが主人公との関係性を表しているようでよかったです。GOとSMは知識が薄いので見当違いでしたら申し訳ないのですが、リイさんが主人公のことを「相棒」と呼ぶのが彼女の人の好さや気遣いを感じて、これから彼女とも良好な関係を築いていけるのだろうなという明るい未来が見えますね。主人公もリイさんもポケモンがいる世界の常識とは少しずれた視点の持ち主なので、そこがお話の中で面白く作用していくのかなあと思いました。


門森 ぬる ☆☆

(コメントなし)


水のミドリ ☆☆

ちょうどポケGOがそんなストーリーイベントやってるのかな。女の子ふたりの日常的なやりとりの空には、異空間へと繋がるウルトラホールが開いている。異物感のある絵がインパクト強いですよね。潔いタイトルもなかなかどうして心地いい。読み手からすれば明らかに非日常な世界へどっぷりと浸かってしまった主人公が予感する、非日常。どこでその前提が破綻するのか気になります。
主人公たちがしゃべっているのみでこれからの展望が何もないのは、続きが気になるかどうか……というコンテスト向きではないような気もします。日常ものならせめて2人の出会いのシーンや関係を表すようなときめきは描いて欲しかったかも。


天波 八次浪 ☆☆☆

暑過ぎる夏の冒険ってことは空に開いた穴の向こうじゃなくてこちらの世界で冒険していくんでしょうか! 楽しみです!


赤灯路 ☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆

 ポケモンGOをベースにした世界観ですね。メルタン可愛い。6年前の段階でポケモンが出現し始め、博士の手伝いをしつつ生活していたところに、相棒であるリイが迷い込んできた、といったところで、ウィロー博士が消えていることを見るに、彼女たちがいるのがポケGOの世界なのでしょうか。そのあたり、世界観というか、その世界にいた他の人たち(小柳さんとか)がどういう境遇なのかもこれから明かされるのかもですね。
 ラストの「暑過ぎる夏の冒険」とは何なのか、ってところは気になりますね。博士を探しに行く旅とか、そういう感じでしょうか。一蓮托生の二人がどこへ行くのか、見ものですね。2人がいい相棒であることを願います。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 ☆☆☆

リイもポケモンGOに登場する人物なんですね。ゲームでは結構短いやり取りしか描かれなかったそうで、彼のキャラクターをより掘り下げるような作品になるのでしょうか。気になるところです。


若鷹 ☆☆☆

ポケモンGOを題材にした話って初めて見ました。世界観がある意味で最も現実世界に近いゲームであり、ゲーム内で作られてる設定が一番少ないゲームで、ストーリーも無くて、そこから物語を作っていくのはすごく難しいというイメージがあるのですが……イベントなどの出来事から話を作られた発想力に脱帽でした。そしてメルタンの仕草が可愛かった……


夏十字 ☆☆☆

主人公いわく6年前にポケモンが世界に現れたということですが、主人公以外の同じ世界の人達はそれに疑問を持っていないということは、彼女の居る世界自体が少し「ずれてしまった」感じなのでしょうか。下宿先の小柳さんが「いつの間にか居なくなった」のもその影響ということですかね? ポケモンの居なかった世界にある日突然ポケモンが現れたというだけではなさそうで、興味をそそられます。
ウルトラホールの向こう側からきたリイとはすでに親交を深めているようですが、冒険のなかでのふたりの関係性などにも注目したいです。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

恐らくポケモンGOをベースにした二次創作だと思います。その時点でかなり珍しい作品ですね。そしてどうやらポケモンGOでお馴染みのウィロー博士は、ウルトラホールの事故に巻き込まれているようです。
私たちポケモンの知識がある読者だからこそ想像できると思うのですが、ウルトラホールに吸い込まれた人間の末路は決して良いものではありません。大概は記憶喪失を起こしたりしています。実際、ウルトラホールによって関係をずたぼろにされた家族もいますよね。
では、主人公がそのような事態に立ち会った時、何を思うのでしょうか。ここが非常に気になるポイントです。
リイのキャラクターは掘り下げ甲斐があって面白いですね。ウルトラ調査団と同じ人種と思われ、住む世界が違う故に非常識な一面もありそうです。そういったところでも常識人っぽそうな主人公と良いコンビになれる気がしています。
ウィロー博士の行方、リイと主人公の今後。この二つの軸がどう面白く絡み合うのでしょうか。暑すぎる夏の冒険に、期待が膨らんで止まない作品になっていました。


マの字 ☆☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆☆

ポケモンGOの世界で突如失踪してしまったウィロー博士と、入れ替わるように現れた謎の少女リイ。ポケモンGOのゲーム中では断片的にしか描かれないストーリーを、ある意味「補う」ように描いているのがこの作品だと思うんです。「あの後、登場人物たちはどうなったんだろう?」という、原作には描かれなかった疑問を原動力にファンノベルの世界へ踏み込んだ人は多いはず。その意味でこの作品は「これぞ二次創作!」と思える作品でした。
ああリイは朝食の匂いに釣られて目を覚ますんだな、とか、あの遮光器の奥には目を細めて笑うのが見えるんだな、とか、原作には描かれない人となりがどんどん「補われて」いく。キャラクターの描き出し方がとても魅力的ですね。原作には登場しない主人公の「あたし」でさえ一個の人格としてキャラクターが立っていて、リイのキャラクターに負けていない。それが「二人の物語」という印象を強くしてくれるのかもしれません。その上情景を脳内に現出させるような描写の丁寧さに、物語のテンポの良さまで加わって、いやー本当にいい二次創作でした。栄養が補給されました。
物語の状況が許さないかもしれませんが、彼女たちのなんでもないけれど特別な日常回とか、見てみたいものです。


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