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POKeMON Global Operations #1:2019年12月19日

作者:細巻きツナマヨ315/久方小風夜さん

北埜とら ☆☆☆

 電子情報の海の中に現れた道の生物がバグを起こしているすっごいすっごいデジ〇ンっぽ……いやなるほどなあすごく面白い設定でした! 変な感想になり恐縮ですが自分もポケモンGO小説を書きたいと思っていたことがあるんですがID名で呼び合ったりするとことかなんかこうなんか本当に変な感想ですみません自分が書いた(書きたかった?)作品を読んでいるみたいで謎の興奮がありました。
 政府主導でポケモンを捕獲するためのアプリが配信されて全世界の人々に遊んでもらう形で脅威を取り去ろうとする。現実に即して考えるとそうはならんやろという感じですが、ラノベ的というか創作物の舞台設定としてすごくワクワクするものになっていると思いました。おそらく相棒機能の実装時期とタイトルの日付がリンクしているんでしょうね、ポケモンGOという現実世界とゲーム世界のリンクをある種テーマにしたゲームの二次創作としてすごく俊逸だったと思います!投稿お疲れさまでした!


まーむるもーま ☆☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆

これもまた面白い設定なんだよなぁ~~。ポケモンGO本家ではなくあくまでも世界規模の通信障害と来たか。これはねぇ、設定のアイデア賞です。とても良いと思います。しれっとバーチャルボーイとか出て来てて笑っちゃった。
仮面HNが作中に登場するのもずるいなぁ。ツナマヨ食べたくなっちゃう。
しかしこの世界の場合、どういう理由でポケットモンスターの名前が付いたんでしょうね。任天堂はあるみたいだけど……世界観的にゲームのポケモンそのものはなかったかどうかは今後の展開で発覚するんじゃないでしょうか。特に何もない可能性もあるけど。
しかし相棒と歩く機能がメロスさんが散々苦労していたデカ眼鏡の機能をやすやすと飛び越えて現実にこんにちわ、したわけですが今後の電子世界を生きる(はず)のポケモンたちが次々に出てきちゃうんだろうか。
はたしてこの物語の終着点は如何に? いやぁ~~どうなるんだろう。すごく楽しみですね。


スカイブルー ☆☆☆

世界を巻き込み、超がつくほどの大規模に描かれるポケモンGOって感じですね。実のところ僕はポケモンGOは遊んだことがないんですけど、もしもこんなにワクワクする生まれだったら間違いなく遊んでいたと思います。
そのでっかいスケールは留まることを知らず、ついに現実世界にポケモンが…っていやライチュウかっっっわよ!もふ、なんてずるくないですか?きゅう、なんてずるくないですか?CP13なんてよわっちさ、ずるくないですか?もう何もかもがかわいい。作者様も相当お好きなのでしょうね…(?)。
愛らしい展開から始まる第一話でしたが、現実世界にポケモンが出現ってネット断絶以上の大混乱に繋がりそうではあります。主人公のライチュウだけが現実に存在できる特別な存在なのか、はたまた他のポケモンも現実に湧きまくってしまうのか…。次回に期待がかかりますね。


よしぇ ☆☆☆☆☆

ポケモンGO、将来的にはこうなるのかと錯覚させるくらいに、描写が丁寧で、実際に情景がしっかりと頭に浮かぶ作品でした。この文字数に収まらない読了感と共に、続きを読みたいと本気で思える作品でした。


円山翔 ☆☆

 ポケモンGOをうまいこと現実に落とし込んでおられる! データとしていたはずのポケモンが現実に現れたら。まだ事件が起きたわけでもなく、しかし突然現れたポケモン。これは考えるだけでワクワクしますね。ここからどのように物語が展開されていくのかも気になるところです。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆☆☆☆

ポケモンGOというゲームをこのような観点から捉えるのは発想が凄いと感じました。ちゃんとポケモンGOというゲームの中身は変えずに整合性が取れているのが良いですね。ゲーム内でポケモンを戦わせたり連れ歩いたりできるというのも、情報収集を推進するための機能と考えられる点が強みだと思います。1話目にして割とお腹いっぱいと言いますか、十分に楽しませてもらった感があり、これからどういうふうに展開するのか気になります。ファミマのシーチキンマヨは美味いですよね。


ion(ioncrystal) ☆☆

読み進める中で、最後のシーンでこっちにも感じられるような実在性を自分の中でライチュウが持ってしまったのが凄かったです。
その理由はわからん…作中の事件の原因ぐらいわからん…
本当にあえて難癖をつけるとするなら、今後何がどんな展開になるのか良くも悪くも予想がつかないことでしょうか。淡々とどうなるんだ…と見守っていくしかない!
あと大福(らいてう)がねずみじゃない(ねずみに見えない)って五段活用くらいで強調されてるのすごく面白かったです。
作者はライチュウ好きな人なのかな、違うのかな。バーチャルボーイみたいなマイナーネタも知っててCP低いの不憫可愛いネタなんて懐かしいgoネタ(今もされてるんでしょうが)ご存知なの、想像が付きません


鈴志木 ☆☆☆☆☆

これは面白い世界観!
ポケモンと認識できるものが存在する世界で、更に現実になって……と、子供の頃の妄想が叶いそうな設定でここから先、一体どうなるのかワクワクします。
ストーリーの順序立てや文章も上手くてとても読みやすいのもポイント高いですね。


あしゃまん ☆☆☆

 ポケモンGOの独自解釈が面白いです。現実にポケモンが現れてしまったことでここからどうなるのか、そういうのは一旦さておきまずはこの現れたライチュウと楽しい時間を過ごしてほしいですね。
 この現実に顕現させる機能実装まだですか?


ミュウト ☆☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR ☆☆☆

リアリティラインが現実よりのお話ですが、錆びかけたペダルや熱くなるスマホのようなリアルな表現を随所に入れられているお陰ですんなり作品世界に馴染めます。
それだけに、ポケモンが実体化するという非現実的なラストが強く印象に残ります。うまく続きを気にさせてくれますね。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆☆

なるほど、ネットワーク生命体。で、デジモ……
電脳世界を越えて現れるモンスターとの出会い。ガジェットに間近な近未来のSF感もあり、わくわくする導入です。


森羅 ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


はやめ ☆☆☆

初めて読んだ時、この引きに「おっ」とやられました。
電子情報の中に存在する生物が実体化するという展開……そこに至るまでの背景含め、非現実的ながら現実味を帯びたリアリティが介在する作風は、完成度が高いなと思います。是非、続きを読んでみたいですね。


照風めめ ☆☆☆

そういえばポケモンGOのユーザー名って英数字が必須でしたね。5000字というかなり厳しい制限下で英数字のユーザーネームを作中に入れ込んでくるのはかなり勇敢な取り組みだと思います。
実を言うと、ボツってしまったのですが本作に近い作品の構想を過去に考えていたことがあったので(ポケモンGOを軸として、世界的な電子攻撃と戦う旨)、どうなるかな? と楽しく読ませて頂きました。
インターネットだけでなく、無線通信のテレビやラジオも不能になるというのはかなり強烈です。あらゆる周波数帯域も阻む電磁波攻撃は神の怒りと揶揄されてもおかしくないのも頷けます。2016/7/6は海外でのポケモンGO配信日、7/22は国内でのポケモンGO配信日なのですね。そしてGOをGlobal Operationsとする解釈も好みです。(こういう日付など取材がされている、と感じられる作品はとても好みです)
日常パートに置いてもゲーム機能の拡張が現実世界への拡張(まさにAugmented!)という落とし込み方が良いと思いました。
ライチュウと出会ってこれからどうなるか? というのは続きが気になるところです。


基調とするお話が実在する団体や企業名を出すほど現実的に作られていましたので、ちょっとポケモンGOの設定が粗く見えてしまいました。具体的には以下の点です。
・政府や機関が独力で監視管理するより世界中の人が協力する方が良い、という点に疑問を感じました。
 結局この集積した情報がどうなるか、という点は今後の世界の基軸になりうるものと考えられますので、その点については触れて欲しかったと思います。具体的に触れたくないのであれば、主人公目線での「想定」でもいいので書いて頂ければ、本作の世界の解像度は上がるのではないかと思います。
もっと設定の詳細を詰めるか、世界のリアリティ的な解像度を落として違和感を下げられれば☆を増やせたように思います。……とはいえ5000字でやるには厳しい内容ですね。
5000字という点に注目すれば、逆に世界観説明をもう少し圧縮して物語をもう少し進めれば、より続きが気になる作品になったかと思います。
提起された世界観は本企画の中でも特段に興味深いと思いましたので、もう一歩深みに引きずり込んでもらえれば、と欲が出てしまいました。


きとかげ ☆☆

 丁寧な世界観描写は好感がありつつも、しかし説明的すぎるかなとも感じました。今回5000字なので余計そう感じたのかも。
 ポケモンGOがただのゲームじゃなくてプリインストールされてる世界、面白そうです。最後に現れるライチュウがかわいいですね。


タマゴサンド ☆☆☆

主人公視点での日常から、ラストで非日常に足を突っ込む王道の展開がいいですね。
ポケモンは最近発生した電子世界の生き物という設定も好きです。


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆☆

(コメントなし)


rairaibou(風) ☆☆☆

 ポケモンGOの宣伝小説か?と思わせておいて、きっちり世界観が理解できるので文章がうまいと思いました。あとバーチャルボーイなどの任天堂機をネタにしているあたり愛が伺えますね。


586 ☆☆☆☆☆

・ポケモンGOやん! とまたテンションが上がりました! GO特有の本編とはひと味違う空気がとても良いです。
・LINEやTwitterなどの実在するサービスや、ファミリーマートのような同じく実在する店舗が出てきて、同じ事を頻繁にしている身としてかなり嬉しくなりました。リアリティ出ますよね!
・そして現われたライチュウ! 絶対かわいい(確信

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。導入がものすごく上手いと思いました! 実在するブランドや名称を積極的に描写して現実味を出しつつ、ポケモンGOのサービス展開にファンタジー要素を持たせる、この両者がケンカせずうまく絡み合ってて独自の世界を築けていると感じます。最後に実体を持たないはずのライチュウが現実世界に現われて……と次への期待感もバッチリです。果たしてなぜポケモンたちは姿を現したのか? この謎に迫ってくれますよね!? よろしくお願いいたします!!(無責任


空色代吉 ☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと ☆☆☆

(コメントなし)


雪椿 ☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆☆☆

 わくわくしますね。読んでまずそう思いました。日常の中に突然現れた非日常だけれども、ポケモンGOによってその非日常は日常の中に取り込まれている。対象が認識に従うというのはまさにこういうことなのでしょうか。しかしこのお話、短編としても十分楽しめますので、ここからどう広げていくのだろうか、と気になります。相棒との冒険機能が捕まえたポケモンを実体化する機能なのだとしても、統治側にそれを行うメリットとは一体なんなのだろう。もしかしたら、ことの始まりである非日常ですらポケモンを人間世界にすんなり入り込ませる政策なのではないかとか、そんな妄想が膨らみます。陰謀論臭い……。最後のライチュウの鳴き声と共に、何故ポケモンが現実世界に? と後を引く終わらせ方で今企画のテーマに寄せて来ているのは分かりますが、それはそれで一本の短編として成立している気がして、今回のテーマの難しさが現れているなあと思いました。わくわくするお話で、どう広げていくのか気になります。投稿、お疲れ様でした!


島ハブ ☆☆☆☆

(コメントなし)


秋桜 ☆☆

Pokemon GOをこういう使い方して、現実世界にリンクさせてくるかぁ凄いなぁと思いました。Pokemon GOやってないので、こんな調理の仕方があるのかを驚いています。デジモンみたいですね。投稿お疲れ様でした。


ジェード ☆☆☆☆

そう来たか〜! という作品です。
『ポケモンが現実世界に現れた』という題材自体はね、こうした二次創作にはあると思うんです。この作品のいいところは、社会的なアプローチでポケモンGOを解釈したところだと思います。
あんまり難しいことは私にも語れないんですけど、既にポケモンが出たことを偶然で片付けてないというか。そういう裏付けが見える部分が好きですね。

冒頭からツナマヨ君がしっかりコンビニで好物をこさえてたり、すごい眼鏡が両耳破壊眼鏡って、内心呼ばれてる茶目っ気も好き。その前の眼鏡越しの伝説レイドの風景もいい。
ポケモンGOで進化系と出会うと何か興奮するよね。分かる分かる。このCP低いライチュウを相棒にしてたのも、主人公の人間性を薄らと感じられますね。
1話の始まりって思える終わり方もいいよね。これからこのモフい相棒との旅が始まるのかな。
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆☆

あっポケGOのお話だー♪と思ったら、想像の斜め上を行く世界線でした。1996年にポケットモンスターが発売していない世界だ…!と驚くと同時に、もしもこんな形でポケモンに出会っていたら、なんて不思議なドキドキ感も味わいました。私たちの世界と似て非なるこの物語にシンパシーを感じるのは、描かれた思いが「もしも目の前にポケモンが現れたら」だからでしょうか。ああ、私もライチュウをもふもふしたい。


水雲 ☆☆☆

 まいった、60作品も投稿されているとはいえ、GOネタという着眼点をほかにもお持ちの方がいたとは、ただこちらは現実世界ですね。VRのような感じに、現実世界のアイテムで近づけてきているのもおもしろい。ポケモンが現実世界にいたらどうなっちゃうんでしょうね。


匿名 ☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆

ポケモンGOの世界が現実にやってきた、というお話その2。これは全国のケモナーが黙っていませんね。お兄さん、犯罪の発生と性癖の乱れが心配になります。物語がまだ全然動いていないため、続きが気になるというところまで興味をそそられないのが、少し残念なところです。


久方小風夜 (評価スキップ)

自作です。
続きは考えてないことはないけど現状ではオチがあんまりおもしろくないので今のところ書くかは微妙。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆☆

ポケモンGOの世界観をこう落とし込んできたか、と感心しました。世界規模の問題をアプリで何とかしようとするのは、まぁ、ホビーアニメなんかではお約束ですからね。個人的には「POKeMON Global Operations(ポケモンに関する全世界的な作戦行動)」という名称が妙にリアルで好きです。でもポケットモンスターという名称のポケットってどこから入ってきたんでしょう。ゲーム感覚で作戦行動に協力してもらう必要があるとはいえバトルやら交換やら相棒機能やらを開発していくのはゲームすぎやしないかと思いつつも、まぁ、ホビーアニメなんかではお約束ですからね(2回目)。これホビーアニメなんですよ。お約束に突っ込むのは野暮、と思って読むとすんなり内容が頭に入ってきます。そして最後のもふもふライチュウのハチャメチャな可愛さで大体吹き飛びます。オイラも相棒出てきてほしいな。今の相棒ホエルコだわ。死ぬわ。


トビ ☆☆☆☆☆

設定が斬新ですね。ポケモンというゲームが存在しない世界線で、GOがリリースされた日にポケモンが発生し、日本のリリース日となった7月22日にアプリが配信されるという。日本政府がこの手のアプリを配信したら不具合不具合でもうどうしようもなくなりそうですが、世界規模なので安心ですね(?) GOの語源もそれっぽくていいと思いました。丁寧に設定が練られていて、一人称が読みやすいので最後まで本当にわくわくしながら読めました。
冒頭に記されたカントの言葉にリンクするような現象が続きますが、このお話の作り方も面白い。日付が過去なのも気になります。2022年現在、ツナは何をしているのでしょう。
ポケモンという対象がメロスさんの重たいメガネを使わずして今目の前に現れる、今後相棒とツナがどのような現象に巻き込まれていくのか気になります。このシステムを使えば色々悪いこともできそうですしね。シーチキンマヨの細巻き寿司食べてるんだろうか。
投稿、お疲れ様でした。


赤星 ☆☆☆☆☆

ポケモンGOがインフラの一部になった世界! この世界では一九九六年にポケモン赤緑が発売されていないんですね。ツナさんとメロスさんの会話の中で特に説明もなくスマホを連打するシーン(おそらくジムバトルに挑んでいる)が、このアプリが人々の日常に溶け込んでいるようで好きだなあと思いました。虚構が現実を侵食していくラストは、個人的にこういう構造の世界観が好きだということもありとてもテンションが上がりました。ポケモンが実体化する羨ましさもあり、うすら寒さを覚えるようでもあり。ポケモンGO公式のUB実装時のプロモーション映像を思い出したりもして、続きが読みたくなる一話でした!


門森 ぬる

(コメントなし)


水のミドリ ☆☆☆

デジモンみたいな存在をひた隠すために、ポケモンGOがゲームとして普及しているのだ! というトンデモ陰謀説。ぶっ飛んだ設定でありながら、前半で現実的な地に足ついた描写を続けてくれるおかげで読者を引きこむような説得力があります。途中の設定をもっとスマートに紹介できればなお読みやすかったでしょうか。
そんで最後、ライチュウが飛び出してくる。この演出はすごいですね。それまでシステムと現実感で説得力マシマシでやってきたのに、それらをかなぐり捨てていきなり突き放してくるじゃん……。理屈との乖離にいやでも期待しちゃいます。「もし今目の前にポケモンが飛び出してきたら、あなたはどうする?」と問いかけられているような気分になりました。ここから先の物語は己の妄想で紡いでいかなければ。


天波 八次浪 ☆☆☆☆

これはわくわくします。これからポケモン版のデジモンみたいな大冒険が始まるんでしょうか!?


赤灯路 ☆☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆☆

 ポケモンGOの実装に物凄い理由が……! こういう壮大な設定、個人的に好みだったりします。しかし、確かにポケモンという「電子化できる生物」って何だよ、と思ったことはあるんですが、読んでから思うと作中のようなトラブルをも起こしかねないというのは「確かに……!」と思いました。「走るなメロス」は思わず笑ってしまいましたが、これも何かの伏線だったり? そして何より驚くのはラストですよね。ライチュウが現実に存在しているような描写。冒頭の句を鑑みれば素直に信じていいのかどうか、ですが、それでも驚きはありました。
 第2話以降で、世界からしてがらりと変わってそうな雰囲気ですよね。ポケモンが現実の存在として目の前にいる(と認識している)世界で、主人公やメロスさんは何を思うのか。気になるところです。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 ☆☆☆

ポケモンGOの存在の再解釈的な世界観の作り方が独特で面白いなあと思いました。
ライチュウが現れるシーンを引きとして使うのはとてもいいですが、描写の順番に違和感を覚えました。多分、手の形の描写→顔を向ける→ライチュウの身体の描写→試作眼鏡未装着なことを確認→「じゃあ、一体、これは。」→ライチュウが鳴く の順番で描写するのが自然じゃないかなあ、と思いました。見せ場だけに惜しいと思ってしまいました。


若鷹 ☆☆☆☆☆

現実のものがふっと出てきたときの安心感ですよ。ポケモンGOを題材としたものだからこそ、できたお話だと思います。ポケモンをデータ上のウイルスのような存在に置き換えられて、GOの設定もほぼ現実に準拠しながらリアルと絶妙に絡み合ってるんですよね。フィクションとリアルの融合という意味でこの書き方、凄いと思いました。最後の部分で「電脳コイル」が過りました。すごく懐かしくなりました。


夏十字 ☆☆☆

冒頭でカントの言葉を引用したり、具体的にコンビニの名前を出したりして、現実世界をベースとしたおはなし――と思いきや。「わ! ポケモンGOの設定がそんなことになってるんだ」と、ちょっと虚を突かれた気分でした。一文一文が簡潔で文章の流れがよどまず、非常に読みやすく面白かったです。わくわくしながら拝読させていただきました。
電子情報の中にのみ棲む生物のはずだったポケモンが実体として現れて、ここからどのようにお話が転がってゆくのか、楽しみです。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

世界観説明が非常に丁寧で上手いです。デジタルインフラが一切停止してしまった世界で起きる混乱が、手に取るように分かりました。それだけ奇想天外な出来事が起きたのですから、陰謀論者は湧いて当然ですよね。何かぶっ飛んだ説でもないと、現象に納得できるわけありませんから。
そしてポケモンGOを本作のように絡ませてくるのも大変興味深く感じました。ナイ○ンティックと任○堂と株式会社ポケ……ゲフンゲフンは、世界を支配したようなものです。
ゲームの中の設定を現代社会にまじめに取り入れたらどうなるのか、という思考実験にも似た小説になっていると思いました。
発想としてはソードアートオンラインなどに近いとは思いますが、ポケモンGOの特性を活かせばかなり差別化できる話です。
それにしてもこれはやはり、黒幕は任天○だと思いますよ。あの会社は水面下で着々と動き続け、ゲームによって世界を牛耳ろうとしてたに決まっています。間違いないですね。
……おや、こんな時間に家のチャイムが鳴りました。口惜しいですが、感想はここまでにしたいと思います。


マの字 ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆

二人のGO友の近すぎず遠すぎない絶妙な距離感が素敵ですね。大親友だとか、なれなれしくいける間柄ではないけれど、かといって赤の他人にも感じない。礼節を保って一定の距離を作っているけれども、試作のデバイスをやりとりするような関係。いい関係だと思います。GO友がいたらこういう距離感になるのかな? などと思いました。
この世界におけるポケモンGOの立ち位置も、新鮮な解釈で非常に面白かったです。「目に見えない、電子情報の中で生きる生物」を可視化するアプリだ、というのがいいですね。この世界においてはスマホでポケモンを「ゲット」するのがポケモントレーナーの形なのかもしれません。解釈の新機軸を垣間見ました。
今のところツナとメロスが唯一の「ポケモンに触れる人物」「ポケモンに触れるゴーグルを生み出した人物」なのですよね。今まで画面の中で見ることしかできなかったポケモンと触れ合う日常物語なのか、それとも彼らの「唯一」の技術を巡り駆け引きや争奪が起きるような物語なのか、想像が広がりますね。


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