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『ドルン博士の人生チェンジリングプリーズ!? 〜第1回〜』

作者:うめだ/タマゴサンドさん

北埜とら

 お断りしなければならないのですが私エッセイというものを読まないし読んだことも正直あまりない(※何か日々の出来事を面白おかしく語りながらその裏で筆者の思想とかを見せる系の意識高い書き物だと思っています)……のでどう楽しんでいいものやらというか、単に読み物として面白かったかどうかを評価していいのかな……?という感じなんですが、博士は民俗学の先生なので編集者さんはもうちょっと民俗学的な部分を求めてるんじゃないかな!?という気がしてすごくハラハラしたんですが編集さんにこれはちょっと……て言われないかな、これはもう日記……これは……ちょっと抜けててかわいいおじさんの……日記では!?いやでもエッセイって他人に見せる日記みたいなものだとしたらこれでいいのか!?第一回だからいいのか!?第一回だからこそこのエッセイ欄は、自分は何をする者であるかみたいな話とかこういうことをお話しますみたいな読者への掴みみたいなものを求められているのではないか……!?こういう日記的なものをやるのはもうちょっと連載が進んでから番外編みたいな感じで……いやでも民俗学者のエッセイが民俗学関係である必要はないよな!?これでいいのか!!みたいなことを色々と考えてしまうわけですが、最終的に私はエッセイというものがなんたるものか全く分かっていないので、「おじさんかわいかったな」という感想に終始するという結果となります。お城に住めることになって喜んでいるおじさんやポケモンたちがとてもかわいかったです!!多分雑誌の読者さんたちも「おじさんかわいいな、癒し」って思って来月号のエッセイ欄も目を通すと思います。やったぜ!!投稿お疲れさまでした!


まーむるもーま ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆

人生チェンジリング、何が起きるのかと思ったら華麗なジムリーダーへジョブチェンジの回だった。エッセイなんだろうけど、どちらかというと校正前の文章そのまま載せてる感じが微笑ましいな。編集さんこのままGOサインだしたのかな。
オリジナル地方の新生活、博士との兼業ジムリーダーの明日はどっちだ!? 主にサーナイトがお世話している中ちっこいフェアリータイプの子たちがわちゃわちゃしているのが大変平和でよいと思います。お仕事、はかどるのかな……。
とりあえずドルン博士が愉快で夢見がちな素敵な人物なのはよくわかりました。次号から普通に朝食のメニューとか載せてそうだなこの人。


スカイブルー ☆☆☆☆☆

博士からジムリーダーへの転身!しかし数々のヒューマンドラマと熱いバトルの物語…と、いうわけではなく、愉快な博士と可愛らしいポケモン達が織りなすドタバタで微笑ましい新生活の幕開け、なんて平和な空気感がすごく好みです。
家族のような仲間達と共に白亜の城から見下ろす、大都市の一景…エーッ、素敵すぎる!羨ましい…こんな贅沢な生活なかなかないでしょう?個人的にマホイップがとっても可愛らしくて見とれちゃいました。もうニッコリ笑顔で拍手してそう。
エッセイものは全然読んだことなかったので知見がないのですが…これは素敵な雰囲気でいらっしゃる。次回も読ませていただきます、よろしくお願いします(?)。


よしぇ ☆☆☆

(コメントなし)


円山翔

 すごく沢山の情報が詰め込まれていて、この話だけでお腹がいっぱいになりそうでした。……と思ったら、最後の数文ですよ。「節操なく書いた」からこんな感じだった訳ですね。これ全部エッセイだったんかい! と、思わずツッコんでしまいました。
 扱っている「民俗学」というテーマが素敵なのと、中盤に素敵な出会いがあったのとで、いいなあ、そこに居たいなあと思いました。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆☆

エッセイ形式ということで興味深く読ませていただきました。柔らかくて読みやすい文章だったと思います。全体的に落ち着いていて風格を感じます。サーナイトがサイコパワー使って栄養ゼリーを流し込んでくれるなど、ポケモン達の描写が細かい印象でした。5000字でよくここまで詰め込めたなあと思います。自分にとって最高の環境でジムリーダーに選出された主人公。「こんな上手い話があるのか」って言ってましたが、これが小説なら詐欺かドッキリかと疑いたくなる展開ですよね。エッセイなんでそういう余計な心配なく読めるのも良いと思います。


ion(ioncrystal) ☆☆

タイトルが不穏〜!と思ってたら大丈夫だった。
ドイツでセレビィ…ってことはクラウンシティネタですかね。違いますかね。(確かクラウンシティはドイツのどっかがモチーフ)
なんか、とりあえず主人公に訪れる僥倖をとりあえず良かったねぇ良かったねぇと追いかけるのがたのしい作品でした。いや皮肉でなしに!
細かい描写が良かったですね!


鈴志木 ☆☆☆

文章がとてもお上手ですね。するする読めました。世界観の描写も丁寧で爽やか。
ここからエッセイ形式での連載がスタートするのでしょうか? それとも原稿とストーリーの同時進行の可能性も?
読みやすくて上手いなーと思う反面、掴みの弱さは気になる部分です。


あしゃまん ☆☆☆☆

 作中作スタイルだ! 連載の1話をテーマにしろ、と言われて「連載の1話」を持ってくるそのセンスに脱帽です。ジムリーダーっていろんな職業の人がいますよね。感想書いている日の前日(10/12)には動画配信者のジムリーダーが発表されましたし。博士がなってもおかしくはないのかと膝を打ちました。人生チェンジ、はいいとしてリングとはなんのことなんでしょうか。(読みが浅かったらごめんなさい)
 続きも楽しみなエッセイです!


ミュウト ☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR ☆☆☆☆

エッセイという形をとっていて、最後もそれを意識した文章で締めているのが面白いお話でした。
情景の描写が丁寧で、このお話で伝えたいことがしっかり伝えられていたと思います。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆☆☆☆

とても面白かったです。
お城のジム、未知なるデメルン地方・オリバナティの魅力が描かれており、是非見てみたいなぁと感じました。
閉めの文も良いですね!


森羅 ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


はやめ ☆☆☆

(コメントなし)


照風めめ ☆☆☆

エッセイ方式ですね。特筆すべきは最後の三行と思います。
この企画の「5000字が上限」「第一話(第一回)」という二点を最大限に活かした作品だと思います。5000字が上限であることをメタした作品は他にもありましたが、第一話であることをメタした作品は少なく、そういう点でもとても惹かれました。
また、ポケモンの描写が可愛いですね。サナサナ言ってるサーナイト、確かにそうなんですけど字面にすると読んでてふふっとなってしまいました。
他地方のジムリーダーになり、構えるジムが城というのも夢があって面白いですね!
民俗学には疎いのでよくわかっていませんが、ちょうどデメルン地方の民俗学の研究もしたかったということなのでしょうか。(ここでもセレビィの研究ができるということはデメルンにもセレビィがいる……!?)
この先ドルン氏がどのような生活を紡いでいくかとても楽しみです。

個人的には本作が民俗学誌に載るエッセイなのか、ジムリーダー系の雑誌に載るエッセイなのか明記してもらえた方が物語に入り込みやすかったように思います。(ちなみにわたしの見解では、ドルン氏の刊行した本の編集者であることから民俗学誌のエッセイと推察しております。にしてはタイトルは後者っぽい気もしますが……)
また、結びの文などに独白の箇所が多く、どこまでがエッセイなのかについては疑問が残ってしまいました。


きとかげ ☆☆☆☆☆

 城がジム、素敵ですね。オリジナル地方は地図でも出さないと印象付けが難しいなあ、と思っていたのですが、これは上手い……。
 ドルン博士の人柄が伝わってくる文章というのでしょうか。読んでて落ち着く、まさに雑誌のコラムという感じの読み味もあるのがうまいなあ、と思います。
 デメルン地方でのセレビィの話も、後々出たりするのでしょうか。
 次のコラムも読みたくなる作品でした。


タマゴサンド (評価スキップ)

(コメントなし)


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆☆

(コメントなし)


rairaibou(風) ☆☆☆

 キャラクター全部のせみたいになってて2話目以降の広がりも楽しみな要素の一つになりそうなエッセイモノですね。真面目な話ホワイティ杯参加者はエッセイものを初めて見る人も多いと思います。エッセイモノとしては少し一人称小説的な場面もあったかなという印象でした。


586 ☆☆☆☆☆

・情報量が結構多いにもかかわらず実に読みやすい! 主人公の置かれている状況や背景が一読してすぐ理解できました!
・ふとしたことからジムリーダーに就任した博士、という類を見ない主人公。話をいろんな方向に広げられそうで、エッセイという作風に抜群にマッチしていますね!
・今回のコンテストに於けるある意味最大の制約である「5,000字以内」を作中で活かした構成! これはお見逸れしましたわ……!

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。キャラクターの位置付けの特異さと話を広げやすそうな背景設定と、「エッセイ」という小説カテゴリでは珍しい作風がガッチリ噛み合っているのを感じられました。しかもドルン博士は民俗学を専攻しているとのことで、そちらの分野に興味がある私としてはとても惹かれました。デメルン地方でどのような研究を進めてどんなエッセイを書いてくれるのか、今から楽しみでなりません。連載希望!


空色代吉 ☆☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


雪椿 ☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆

 不安定な自分の職業を安定させる絶好の機会。それを逃す手はないと飛び込んだジムリーダーとエッセイという職業は、彼にとって何の不安もないものなのかと、彼の神経の太さにあっぱれですね。ジムリーダーを安定収入、ととらえるのは初めて見た気がします。公務員的な立ち位置と考えれば確かにそうなのかもしれない……。でも結果残さないと下されそうですし、ド安定ではないのかもしれませんね。ジムリーダーが書くエッセイというのがウケる! というのが編集さんの判断なのでしょうか。一本目のエッセイでここまで彼の喜びが全面にで押し出されたものが出てくると、これからどんどん落下していくような気がしますね。エッセイというには、少し苦しいくらいな喜びの舞でした。投稿、お疲れ様でした!


島ハブ ☆☆☆☆☆

エッセイ形式もあって主人公の掘り下げという点で一枚抜けているなと思いました。出てくるポケモンたちについても短い出番の中で個性が出ていていいと思います。なにより、夕暮れ時~から始まる描写は美しいと感じました。


秋桜 ☆☆

よみやすい作品でした。サナサナ小言をいうサーナイト可愛い。エッセイというよりは日記ぽいような印象でしたがエッセイを読まないのでこういうのもあるのかもしれない。タイトルのチェンジリングですが、主人公がフェアリー使いだからだと思うのですが、私の中で取り替え子(チェンジリング)って怖いというか悍ましいというかなんかそんな印象なんですが意外とそうでもないんでしょうか。投稿お疲れ様でした。


ジェード ☆☆☆☆

おお! エッセイものですね。
それも新米ジムリーダーが書くエッセイとは、読者私も気になる。

ポケモン民俗学者の主人公が、ジムリーダーになるって部分が個人的に好きなポイント。ポケモンに詳しい研究者だからこそ、戦いにも詳しいって現実感を感じたからですね。民俗学が他の研究分野に比べて、支援が得にくい部分ってもかなり現実的。良かったねドルン博士……!

セレビィの伝説やおとぎ話を収集するとのことですが、もしやフェアリーの使い手なのも、おとぎ話が多いからなのかな。キャタピーの生態や、ゼリーをねじ込むサーナイトなど細部のこだわりを随所に感じる作品ですね。
この博士が書くエッセイは、ポケモンの精細がクローズアップされるんだろうな〜違う切り口で語られそうだな〜っていう期待が、今でも感じられる。好きです。
ポケモンの生態に焦点を当てた作品が好きなので、第2回の掲載待ってますよドルン博士。
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆

あ、これ雑誌掲載エッセイか!って気付くのがやや遅れました。すみません。
民俗学者ジムリーダーってなかなか浪漫あふれますね。白亜のお城にお引っ越しなんて、うらやましい~~!
オリジナル地方が出てますが、モデルがあるのでしょうか。ドイツかな。いいなあ~~~!


水雲 ☆☆☆☆

 締めくくりがいいですね。登場人物目線のようで、作者目線のようでもある。
 今大会の要素を独自に解釈しており、うまくマッチしていると思います。


匿名 ☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆☆

他の作品にはない、エッセイという形での一話目で新鮮な気持ちで読み進ませてもらいました。エッセイだけに大きなことは起こらない反面、色んな小話が覗けそうという切り口がとてもいいと思います。


久方小風夜 ☆☆

ジムリーダーのライセンスって気まぐれにとれるものなのか……。
タイトルがチェンジリング(取り替え子)ってことは誰か(何か)と取り替わるんだろうか……特に関係はないのかな。
しかし雑誌でエッセイ書くのにわざわざジムリーダーになることを提案してくる編集さん、なかなかすごいな。研究者のままじゃダメなのかい。自分はどっちかというと研究内容のほうが気になるが。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆

エッセイジャンル:癒し系(そんなんある?)のほほんとした博士の人柄がそのまま文全体に染み込んでいるようなエッセイですね。博士にしてはゆるすぎるってのは無くもないですが、まぁフィクションですからね。編集さんも博士の人格自体が一定の層にウケてるのを知った上で原稿ほぼそのまま載せることにしてるんではないでしょうか。多分彼はタレントとして人気なタイプの博士ですよ。定期的に旅番組とかグルメ番組のゲストに呼ばれてますよ。そうですよね?(全然そうでなくてもいいです)
そんな人柄が伝わってくるからか、羨ましい自慢話を聞かされている感じは全くありません。大体「いいね~よかったね~」で読めます。ビードルみたいにゴキゲンダンスを踊ったことを素で書いちゃう人憎めないよ。「やる気がありませんでしたっ」が好印象だったことをド正直になぜだろうと纏めちゃう人憎めないよ……。でもジムリーダーになりませんかって言われる程度にはバトルが強いんですよね。天然アラサー学者ジムリーダー、属性多くない? デメルン地方でも癒し系として名を馳せるんじゃないかな。


トビ ☆☆☆

エッセイの文章によって物語が進んでいく構成だからか、無駄をそぎ落としドルンさんの視点と読者への説明に終始しているからか、ストーリーがすっとはいってきてサクサク読めました。情景描写も多く、ロマンチックな雰囲気も感じます。セレビィのお見送りもとてもきれいでした。
このエッセイの読者層はどこなんでしょうね。ドルンさんのファンだとしたら、ドルンさんのこれまでの歩みが気になりますね。
投稿、お疲れ様でした。


赤星 ☆☆☆☆

一行目から「どこかの紙面で掲載されたドルン博士のエッセイ」という体で話が進んでいくのがいいアイデアだと思いました。本大会のレギュレーションである五千字も編集からの指示であるという設定も面白いです。個人的にもその筋の著名な先生が出版している学術エッセイみたいなのが好きなので、こういうユーモアあふれたおちゃめな筆致の書籍が本当にあったら買ってしまうかも。クレッフィの鍵束ジャラジャラは威嚇なのかな。かわいい……。デメルン地方の成り立ち、統治体制が頻繁に変わる土地柄のようなので資料収集が大変そうな調査地だな……と思いました。続きがあるなら、ドルン博士の調査報告の進捗なども気になるところですね。


門森 ぬる ☆☆

(コメントなし)


水のミドリ

コミカルな表現が散りばめられていて面白いですよね。爆笑までには至らないものの物語を阻害しないような、ふふッとくる表現がえりすぐられているようで、主人公のキャラを体現しているなあ、と思います。物語に適したギャグ選びのセンス抜群ですね。
研究資金のためにバトル大会で賞金を稼いでいたり、『いつだったか気まぐれに取得したジムリーダーのライセンス』ってあっさりと実力があるあたり、無自覚系主人公のにおい。研修期間にガラルの先輩たちからしこたましごかれて、その能天気な顔が引き攣るところが見たいですね。
ジムリへの転身も実力で勝ち取ったわけでもなく運だし、手持ち野生問わずポケモンから慕われているし、なんだったらセレビィから祝福されてるし。恵まれた運と才能と環境をひけらかしていくエッセイ、ぜんぜん人気出そうにないけど大丈夫……? 少なくとも自分がエッセイに求める要素ではなかったので敬遠してしまいました。読んだ感じエッセイというかブログ、ブログというかブログ風小説みたい。作者様どのエッセイを参考にされたのでしょ。
エッセイのタイトルとしてChangelingという不穏すぎる単語は不適当だと思うんですよね……編集さん仕事して? 勉強不足で申し訳ないですが、そもそも素人民俗研究家兼無名新米ジムリーダーのマイナー地方紹介記、それに連載でページを割いてくれる雑誌が想像できないんです。主人公がジムリとして軌道に乗れるかどうかも定かではない時点でこんな連載組んだ編集のクビが飛びそう。本作1行目からリアリティが欠如していて、その違和感を残したまま『自分は運がいい』で押し通されても、エッセイとしての信頼が置けないんですよ……。リアリティを担保するために、どんな読者層をターゲットにした文章なのか、せめて雑誌の名前とジャンルだけでも明記してほしいところ。もしや編集、主人公にそれさえ教えてないだとか? クビです……。
あと結び方も気になりました。『今回は、第1回ということもあり「5000字以内で好きに書いてください」とのことだったので自己紹介も兼ね、節操なく書きました。』というのが、第1話がいかに魅力的かを競う今大会と噛み合い悪すぎませんか。他の大会参加者はみな工夫を凝らし苦労を重ねて5000字を編み出しているのに、ここでも無自覚系主人公のスタンスなのか……と呆然としました。


天波 八次浪 ☆☆☆☆

生活費や研究費を稼ぐために大会に出て賞金を得ていたそのバトルの実績があったからジムリーダーに推挙されたんでしょうね、なにが幸いするかわかりませんね……。貧乏生活から一転、憧れの地でお城に住む安定した生活! ドルン博士の見るオリバナシティの風土とこれからの活躍に期待しています。


赤灯路 ☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆☆

 エッセイ形式ですが、堅苦しくなり過ぎず、起きたこと感じたことを読者にどう伝えるかということに長けた&慣れた人の書き味といった雰囲気を感じます。タイトルの「チェンジリング」に、取り替え子的な要素を連想した私、ヒワダの森の祠が出てきた時によもやと思ったのは公然の秘密です。オリバナの城で新たにジムリーダーとなったドルン氏ですが、これから先はオリバナシティの光景や、十人十色の挑戦者たちの様子を観察し、エッセイとして描写していくのでしょうか。民俗学者にジムリーダーにエッセイストとは、八面六臂で多才な人物なのだなと思います。
 第2話以降にどういったテーマが来るのかが色々想像できますね。もう少し短めに云々と記載があったのでライトな方面かなと想像します。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 ☆☆☆

小さい頃からの願いであったセレビィとの邂逅をこうもあっさりと、そしてさらっと流すのが『粋』だなと思いました。このシーンめちゃくちゃ好きです。


若鷹 ☆☆☆☆

サーナイトがとても可愛いです!!!風景の描写がとても細かく、ポジティブな書きぶりから博士がこれからの生活を楽しみにしていることが伝わります。エッセイを書くことを依頼された物語……ビデオカメラを片手に撮影しながら喋っている博士をイメージしながら読んでいったのですが、最後の文でコレ丸ごとエッセイだったのか、と意表を突かれました。


夏十字 ☆☆☆☆☆

拝読して「わあ、エッセイ形式なんだ!」と理解してからタイトルを見返すと、まさに連載エッセイでありそうなネーミングで……心掴まれました。
日常的なあれこれをさらっと描写してこれだけ読ませるのって相当難しいと思うんです。いや、異国でジムリーダーやるとかお城に住むとか、もちろん十分すぎるくらい大事件なんですけど。
ドルン博士が非常にチャーミングでポジティブな方だから、彼の視点で語られる世界もとても楽しくて美しい、すてきなものに映ります。
この方の見る世界をわたしももっと見てみたい、そう思わせてくれる一作です。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

昔とある知り合いの方が、自分の研究にはなかなか必要な予算が降りないとぼやいていたのを思い出しました。その方は副業をしていて、大変苦労されていました。
この主人公もまた苦労多き人物のようです。しかしバトルの実力があったおかげで、晴れて安定したジムリーダーに選ばれるとは。何だかちょっと羨ましかったりします。
ジムリーダーのエピソードは二次創作では定番だとは思いますが、新任ジムリーダーの手続きの話まで描いているのは珍しいのではないでしょうか。
そしてどうやら主人公はかなり田舎の地方でジムリーダーになるようですね。自分のやりたい仕事も兼任できて、田舎でスローライフも満喫できて、安定してお金がもらえるのですか。なるほど……なるほど。ふ〜〜〜〜ん。
うおおおおおおおおおお! この主人公羨ましすぎんだろ!! 嫉妬が止まらねーよ!! 私もそんな生活してみてーよ!! チクショおおおおおおあお!!!!
はぁ……個人的な叫びはさておき、本作最大の特徴はやはり最後の文章でしょうか。
5000文字以内という企画のルールを逆手に取った、「座布団5枚!」と思わず言いたくなる素晴らしい発想です。
次号も読みたくなる作品でした。でも私の嫉妬の炎がさらに大きくなりそうです。


マの字 ☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆☆

キャタピーとビードルをめぐる出来事でグッとハートを掴まれましたね。情報を出すペースも読者のことを考えて配分されていて、息切れすることがありませんでした。ドルン博士のおだやかな雰囲気がクセになります。
あまりド派手なイベントが起きなかったなと思ったのですが、最後の「自己紹介も兼ね、節操なく書きました」で一本取られたなと思いました。エッセイは小説と違ってド派手なイベントが起きなくてもいいんです! むしろこの、ちょっとした日記のような雰囲気が心地よい小説でした。素敵な作品ですね。 


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