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少年と相棒と友達と異世界から来た小さな師匠のお話 第一章【SLASH】―1―

作者:オヒアレフア/秋桜さん

北埜とら ☆☆☆☆☆

 大変素敵な作品で好きなところはたくさんあるのですが、なにより夜の海散歩のお供になっている野生の友達がメノクラゲとドククラゲっていうチョイスが最高にイカしているぜと思いました。ラプラスとか安直にビジュアルで選んでしまいそうなところをメノクラゲとドククラゲですよ!毒持ってるしなみのりしてたらいっぱいでてきて邪魔だし思ったより堅くて鬱陶しいイメージ(個人の感想)のあのポケモン達ですが、夜に彼らのひんやりつるつるでぷにっとした頭に乗って波間を揺蕩ったら確かにそれは最高なんだろうなあ……!!ドククラゲに乗って夜の海を漂うという新たな知見を与えていただいただけでもう素敵な作品だ……となりました。ジェリママという呼び方もイカしているぜ……
 途中のハラハラな展開とか戦闘描写とか聞こえそうで聞こえない謎の台詞、ウルトラビーストとの出会いなど、すごく満足感のある内容で、続きもきっと面白いのだろうなと思わされます。アローラ原産のコソクムシを連れている彼が遠いカントーの地でアローラ原産のカミツルギと出会っ(て多分弟子にしてもらっ)たというのは運命と呼ぶにふさわしいですね。投稿お疲れさまでした!


まーむるもーま ☆☆☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆☆☆

しれ~~~~っと「くねくね動きながら近づいてくる頭のないピエロ」にズガドーンの仕込みを感じました。個人的に嬉しいのがカミツルギと一緒に今後の登場が示唆されている所ですね。いいな~~~!
セキチクといえばサファリゾーンと毒ジムのある街ですが、ライチュウ使いといえば某イナズマアメリカンですね、別人かもしれないけど。
ちょっぴり気弱でも心優しい主人公君とビビりでありながら食いしん坊で物を拾ってくる相棒のコソクムシ、そんな彼らと仲良しのドククラゲ一家がまた素敵。かわいいのになーっていうユウト君の感性、とても良いぞ。
この持ち前の優しさでそのまま“強さ”を教わっていくんでしょうか。カミツルギ、なまじあんなにぺらっぺらで小さいのに恐ろしい切れ味してるからこれからどんな風に接していくのか楽しみだ。
ユウト少年の少年らしい思考回路からドククラゲ一家の温かみのある仕草にとてもほっこりしますね。これからどうなるのかな~~首なしピエロをやっつけにいったりしないかな。そのまま仲良くなるのかな。


スカイブルー ☆☆☆

タイトルから既に登場人物もりもり!そして読み進めていくと思ったより可愛らしくて愉快な仲間達なのでした。野生のポケモンと絆を深めて仲良くなってる、ってのが良いですよね。今後もメインキャラとして描かれるのでしょうが、クラゲ一家や相棒のエオ君からしても水道をメインに描かれるお話なのかな。
そして最後にちらっと出てくる"師匠"!なるほど、あなたが師匠なのか!優しさと好奇心たっぷりのユウト君がまだ持ち合わせていない"強さ"を師匠から得るのでしょうか。小さな見た目に反してめちゃくちゃ強い師匠なのだから驚きもいっぱいでしょうね…。


よしぇ ☆☆☆☆

(コメントなし)


円山翔 ☆☆

 主人公の立ち位置がいいなあと思うのと同時に、このタイトルからきっと彼と彼の相棒は強くなるんだろうなあと淡い期待が押し寄せてきます。『エオ』の進化系を知っているからなおさらそう思えるのかもしれません。ともかく「師匠」と彼らがどんなふうに関わるのか、そして「師匠」を追っていた人々がどう絡んでくるのかが気になります。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆☆

コクソムシ、メノクラゲ、ドククラゲなどあまり目立たないポケモンにスポットを当てていて、それがお話の面白さにちゃんと作用しているなあと思いました。ポケモンの中でも水タイプって相当数が多いんで、どうしても目立たないポケモンが出てきちゃうんですよね。ポケモン達がすごい頭が良いというか、表現力が豊かと言いますが、コミュニケーションを上手く取っていて微笑ましく読ませていただきました。主人公での学校での立ち位置や、メノクラゲ達といかにして出会ったかなどのエピソードも、5000字の中で上手い配分で挿入されていると感じます。


ion(ioncrystal) ☆☆☆☆

いや、いいなあ。ゲームに毒されてない本物の、等身大の子供の冒険としての導入で。勉強とゲームだけで過ごしてたロボットだった俺は知らんやつ。
それに、手持ちのポケモンたちも割と設定が細かくてリアリティがあるんですよね。隣のクラスの子が持ってそう。
基本的に第一話で何を見るかってひとつは作者とものの見方、見たいものの波長が合うかなので、この作品に限らずその波長が合うこういう作品はかなり評価が高くなります。勝手に。
「俺の」思う人間と、知的生命体が織りなすドラマを見たい。
「俺の」←重要


鈴志木 ☆☆☆

登場するポケモンのチョイスが私の好みで、彼らがこれからどのように活躍するのか期待が膨らみます。ゆったりした序盤の空気感も好きです。
最後に登場したポケモンはカミツルギのようですが、タイトル通りにいくと彼らの師匠に!? この出会いがキャラクターにどう影響していくのかも気になります。


あしゃまん ☆☆☆☆

 タイトルに出ているキャラが多すぎるんですが、作中で無理なく全員説明されていてタイトルを見返すとそういうことね、となる感じですね。
 カミツルギを師匠に据える、ということで、(記憶違いでないか不安ではありますが)カミツルギのウルトラスペースが想起されました。何らかの関わりが出てくるんでしょうか、そういうところも楽しみです。


ミュウト ☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR ☆☆☆☆

登場人物やポケモンの描写が丁寧に生き生きと描かれていて、お話の世界にすんなり入っていけるお話でした。
この先の展開をタイトルにさりげなく忍ばせているのが面白いですね。小さな師匠に勇人は何を教わるのでしょうか。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆☆☆☆

ドククラゲがメインポケモンというのは珍しいですね! そして可愛い。
ジェリ君、ジェリママ、ジェリパパ。ニックネームも良いですね!
ウルトラビースト・カミツルギが、主人公達を鍛えて行く話になるのでしょうか? 是非続きを読んでみたいです。


森羅 ☆☆☆

(コメントなし)


はやめ ☆☆☆

読了するとタイトルの意味をなんとなく察することが出来ますね。UB SLASHことカミツルギとのお話でしょうか。
クラスの中で注目を集めるアブソル使いの人気者と違って、何もこれといった取りえを持たない主人公とコソクムシのくだりに感情移入します。
全体的に好きな空気感なので、是非続きを読んでみたいと思いました。


照風めめ ☆☆☆

末次をすえなみと読むの初めて知りました……。カッコイイ! と書いて間もなく、「すえなみ」さんと現実でエンカウントしてビックリしました。
マスクネームがハワイの植物ということから、エオという名前もハワイ語のeoから来ているのでしょうか。
タイトルがきちんと作中で回収されており、物語の導線も丁寧に引かれていたのが印象的でした。
確かに同級生のようにアブソルを手持ちにしていてバトルが強い、という訳では無さそうですが、ポケモンに対する優しさをすごく感じます。
でも突然携帯も持たずに夜分に家を飛び出せば保護者はめっちゃ心配しますね……笑
きっと主人公がカミツルギを保護して、カミツルギが師匠となって成長していくのかな? その流れで他のUB達ともよもや対峙していくのかも? なんていろいろ期待が膨らみ続きが気になりました。


きとかげ ☆☆☆

 カミツルギが少年の小さな師匠になるのでしょうね。ここからどういう関係を紡いでいくのでしょう。ジェリファミリーとも友人として付き合いが続く少年のことだから、カミツルギとの関係も良いものになりそう、という期待を持たせられました。主人公の少年、周りと比較して劣等感に苛まれてるのが、うーん、やっぱり周りは気になりますよね……その劣等感が師匠との出会いでどうなるのかも気になるところ。
 全体的に可愛らしい印象で、素敵な話でした。


タマゴサンド ☆☆☆

主人公の見ている世界の丁寧な描写と、心理描写がいいですね。
カミツルギがどのように師匠になるのか、主人公たちを導くのか考えてしまいます。


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆☆

(コメントなし)


rairaibou(風) ☆☆☆☆

 ストーリーの提示をすごく丁寧にされていた印象です。いい意味で今後の展開が想像できるのですが、その割にタイトルの『師匠』という要素がまだ解消されていないので、そこの楽しみもある感じです。


586 ☆☆☆☆

・コソクムシにメノクラゲ、どちらもちょっと怖い? イメージがあるポケモンですが、めちゃくちゃ可愛く描かれてますね! いいと思います。
・平穏な日常風景から一転した緊迫感あふれるバトルの風景への移行がお見事です。作品を引き締める効果がよく出ています。
・そして最後に見つかる恐らくはのウルトラビースト……次への「引き」も素晴らしいです!

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。のどかで穏やかな序盤と、スピード感と緊迫感に満ちた終盤のカラーの違いが実に鮮やか! 前半の少しメランコリックな調子で語られる勇人の現況や考え方のパートも好きですし、一転して雷光と火花の散る激しい戦いが繰り広げられる後半のパートも好きです。何よりお話の軸に個人的に好きなウルトラビーストが深くかかわってきそうなのがたまらないです! 今後の展開に期待しています!!


空色代吉 ☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと ☆☆

(コメントなし)


雪椿 ☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆☆

 連載の一話、という感じですね。起こっている内容としたら、主人公と「ジェリ」達との出会いの契機を語り、異変を見つけて行ってみたら謎のポケモンがいる。読者側からするとウルトラビーストだということは分かりますが、キャラクターからすると分からない。一体これから何が起こるんだ、というところが次への引っ張る要素となっていて、企画の趣旨にぴったりだなあ、という風に思えます。「班」「スラッシュ」という言葉が何を意味するのか。ちりばめられたいくつかの情報が次につながるのだとは思いますが、この一話からどうつながるのか、とっかかりとなる何かが欲しいな、とも思いました。投稿、お疲れ様でした!


島ハブ ☆☆☆

(コメントなし)


秋桜 (評価スキップ)

読んでいただきありがとうございました。書きました。
そして推敲したはずなのに誤字やらがあってあれですねすいません。取り敢えず気がついたやつ 
>>警官が怖い顔を→警官が怖い顔で
私はこういう感じのが書きたいし読みたいんですが他の方々はどうなんでしょうわかりませんが、私は楽しんで書きました。面白いと思ってくれたら幸いです。好みではなかったら多分他の59作品にあるはずなので力いっぱい推してあげてください。
ところで、何かの不具合とかでスキップだけど5千兆点とか入りませんかね。無理?


ジェード ☆☆☆☆

あーなるほど、【SLASH】とはそういうこと!
UBが出てくる作品は他にもありましたが、カミツルギに目を付けたのは、なかなか珍しいかも。

全体を通して、友達や相棒との交流が丁寧に描かれていて好印象でした。
ジェリ親子とごく自然に人を呼ぶように、ドククラゲ母娘と接している主人公、とてもいいな〜。
彼にとっては、これが当たり前なんだろうなというのが、ここで伝わってきます。かなり素直に動き回るコソクムシも可愛いね。ポケモンがポケモンであるような、生きている描写にこだわりを感じました。

展開も日常を打ち破る躍動がありましたね!
小さなお師匠か……臆病な種族のコソクムシのチョイスも、タイトルと合わせると実に色々と想像が広がる。上手い組み合わせだな〜。
ラストで思考を覆された少年も、その続きが気になります。
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆☆

わーこれ絶対カミツルギだし作者名ハワイのお花だしアローラ~!と思っていたら、見事に予想を裏切られました(笑)
カントーにウルトラホールが出現するなんて……一体なぜ?そしてカミツルギは一体どんな「師匠」になるのでしょうか。展開が予想できず、わくわくしますね!


水雲 ☆☆☆

 カントーにもUBの魔の手が……? いやまだそうとは限らない、ひょっとしたら……いやいやいやでもでも、一応は敵対勢力とみなされているようですから、今後の展開が気になります。ふたごじまとかにウルトラホールがどかーんと出現してもおもしろそうです。


匿名 ☆☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆☆

あまりにも珍しいポケモン。戦闘力も伝説のポケモンに匹敵するし、戦えば戦うほどに鋭さが増すあのポケモンなので、捕獲してしまえば人気者は確実。しかし、それをしても彼の力ではないということに、どう折り合いをつけていくのか。劣等感にまみれた主人公の今後に期待です。


久方小風夜 ☆☆

頭のないピエロ……? とおもったけどこれズガドーンか。さりげなくウルトラビースト出てるのか。いいですね。
くらげかわいいよくらげ。子供ウケは悪いと思うけど。
タイトルが師匠ってことはこのカミツルギが何かしら先生みたいな存在になるんだろうか。第1章[SLASH]ってことは他のウルトラビーストも絡んでくるのかな。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆☆☆

クラゲ一家が素敵すぎるな。メノクラゲがこういうお友達として出てくるのも珍しいし、「パパ」と「ママ」まで友好的に接してくれるのもめちゃくちゃ珍しいと思います。いや私はクラゲーズ可愛いと思ってるしコソクムシも好きなんですけど(後方腕組)、あえて彼らにスポットを当てて愛嬌たっぷり書いたことで主人公の“生活感”が溢れ出ているのがいいなと感じました。「自分より強くて人気な同級生がいる」「自分より優れた長所を持つ同級生がいる」という悩みも深刻すぎず、でも決してどうでもいいことでもなく……という塩梅で好きです。人より優れた所が見つからないの、不安だよなぁ。でもタイトルに「小さな師匠」とあるということはここからバトル方面で才能が開花していく感じなんでしょうか。人より秀でなくとも何か自分の軸にできるものを持てればいいなと願っております。
にしてもクラゲーズと同じようにへばった【何か】を見つけてしまった主人公、【何か】も助けて懐かれるところから仲を深めていくんですかね。その優しさは十分長所なのに……読者にしか分からないという……頑張れ……オイラは分かってるからな……(後方腕組)


トビ ☆☆☆

ドククラゲ親子とコソクムシのエオと共に、夜のお散歩をしているというシチュエーションがいいですね。熱帯夜の空気感が伝わってきます。鬱屈した少年の描写と相まって雰囲気がいいですね。パパに絡み着くジェリ無邪気で可愛い。
タイトルから先の展開を読み解けるのもいいですね。カミツルギであろうポケモンがお師匠になって、勇人がバトルの手練れになっていくのでしょうか。
出会いの次点で3体のポケモンと書いてあり、その後にパパ出てきますが、登場シーンまで描写を待ったのはなにか狙いがあったのでしょうか。また文章のリズムが特徴的で面白いです。ワンセンテンスのボリュームがとても長いこともあれば、小気味よく読点を使う箇所もあって、クセが強いなと(いい意味で)思いますし、登場人物の名前や所属の説明の仕方も独特です。いい雰囲気の中なので、情景描写が深まればもっと没入できたかなと思いました。
投稿、お疲れ様でした。


赤星 ☆☆☆

UBが別の地方に出現したら……というIF、夢がありまくるので色んな形の作品が読める。素晴らしい。野生の友達メノクラゲの両親のニックネームとしてパパ、ママと呼んでいるのがあどけなくて個人的に良かったです。エオくん、種族上臆病と言われているコソクムシの中でも勇敢かつ好奇心旺盛な性格なのでしょうね。カミツルギ師匠の下で居合の技を磨くグソクムシャというビジュアルがあまりにも強すぎるので、今後に期待してしまいます。


門森 ぬる

(コメントなし)


水のミドリ ☆☆☆☆

ドククラゲの家族いいですね……なんですかこう、危険だし一般人から厄介者扱いされていそうな種族のポケモンが寄り添ってくれるの、それだけで主人公の人となりが見えてくるよう。コソクムシが相棒っていうのも、主人公の優しさと臆病さみたいなものの象徴のような気がします。それでいてライチュウとの戦いではよく見ようと好奇心を表したり、少年の揺れる心がつぶさに描かれていました。キャラのシルエットが丁寧に浮き出てくるような筆致は、ドククラゲの背に乗って波に揺られているような心地よさ。だからこそ前半の、学校では日陰者だ……みたいな設定説明はいらないような気もします。それより戦闘に破れたカミツルギを手当てする優しさなんかを読みたかったかも。
タイトルからして介抱したカミツルギが主人公の師匠になるのかな。それから他のUBと邂逅したり。これから色々と話が膨らみそうです。


天波 八次浪 ☆☆☆

勇人くんのポケモンとの距離感が好きです。クラゲの一家と仲良しなのも、ジェリパパって呼び方の友達のお父さん感もとても良いです。コソクムシ可愛いですよね!


赤灯路 ☆☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆

 野生のドククラゲ・メノクラゲたちと仲良くなって海を漂う、というビジュアルは新鮮に思えました。アニメの影響か、どうにもドククラゲとかは海でもって敵対するイメージ(偏見?)があったんですよね。スマホロトムやアブソルと比較して少々拗ねている?あたりはそれこそ年頃の男子的なところもあるようで、少し微笑ましくもあるかなと。そして、ライチュウを連れてカミツルギ?と戦っていたトレーナーが登場しましたが、この人物がタイトルにもあるスラッシュという人物なのでしょうかね? ウルトラビーストの出現が取り沙汰されているあたり、今回の戦闘のような緊迫がこの先もあるのだろうなとワクワクできるポイントかと。
 第2話以降、ウルトラビーストを追うのか、スラッシュなる人物と関わっていくのか。それによって方向性ががらりと変わりそうですね。ドククラゲ親子の活躍もあると面白いですよね。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 ☆☆☆

ジェリパパって名前がいいですよね。こういう少年とポケモンが一緒に頑張ってる姿ってなんかいいなって思います。


若鷹 ☆☆☆☆

メノクラゲやドククラゲをかわいいと思ったのは正直、初めてでした。細やかな仕草の表現がとても巧みで、コミュニケーションの様子もとても愛らしく思えました。そんな中でのウルトラビーストとの出会いですから、まさに未知との遭遇ですよね。平和な日常に訪れた異変、とても分かりやすくて今後が楽しみに感じる一作でした。


夏十字 ☆☆☆

野生のポケモン(トレーナーの手持ちだった経験はありそうですが)と野生のまま交流を深めるというところが非常に好きです。
成り行きとはいえそうなれる勇人は、他の同級生たちにはない長所を確かに持っているとわたしは思います。もちろん、相棒のエオも好きです。
しかしどうしてカントーにカミツルギが現れたのか。しかもどうやら他のUBも居るようですね。タイトルの「師匠」が誰を指すのだろうとふと思ったのですが、異世界から来た小さなってことは、もしかして……?
これからの展開が楽しみです。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

スタンドバイミーを源流として「少年の日常と異質な事件」の組み合わせは、昔から世界中の人々に愛されています。
本作もまた、少年とポケモンの日常が真っ直ぐに描写されており、その日常の中に異質な事件が混ざり込んでいるのです。
これから少年はどのような事件に巻き込まれ、どのような困難に立ち向かうのでしょうか。そして、作中ではまだ明かされない「小さな師匠」の正体とは?
「少年特有の幼さと、彼の力強い成長を感じられる作品になるのでは」と期待できる作品になっていると思いました。


マの字 ☆☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆

非常に読みやすく、またキャラクターたちに惹かれる作品でした。勇人少年がジェリだけでなく、ジェリママやジェリパパとも仲がいいのが、なんだか仲の良いご近所さんを思わせて微笑ましいですね。そして誰か一人でもキャラクターが欠けていたら、勇人はUBに出会うことはなかったのだろうと思える構成も素敵です。勇人を乗せて運んでくれるジェリママ、行ってはダメだと静止してくれるジェリパパ、UBを運んできてくれたエオとジェリ。全員に物語上の役割があるのも、彼らを好きになる理由かなあと思いました。
最後に出会ったポケモン(カミツルギでしょうか)を巡って、「ごく普通の少年」勇人が大きな事件に巻き込まれてしまうんだろうな……でもその度に勇人は頼れる四匹の仲間たちと力を合わせて乗り越えていってくれるんだろうな……あれ、「異世界から来た小さな師匠」はもしかして今助けたこのポケモン……? そんな(いい意味での)疑問や期待が膨らみます。カミツルギと言えば、水引を「水引」という言葉を使わず「親戚の結婚式で両親が渡していた豪華な封筒」と表現していらっしゃるのも見事だと思いました。


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