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カバレリア・オブソレータ

作者:コンドル軍団/フィッターRさん

北埜とら ☆☆

 パルデアのことはよく知らないので恐縮なのですが(元ネタの国の史実とかが元ネタにあるのかな……?そこも詳しくなくてすみません)、私隊長が好き……隊長……好き……そもそも個人事情で今「隊長」というワードに過剰反応する怪物みたいになってしまっているので隊長と言われると自動的に好きになっちゃう的なところはあるのですが、それにしてもイイ〜新撰組みたいなことですもんね。栄華を失った騎士道にしがみつく栄華を失ったことを認められない悲しい老兵の最後の足掻きみたいな……滅びの美学……好き。でも主人公もカルロスも作品のタイトルでさえ隊長に肯定的でなくて悲しい……隊長はだって地味に名前すら出てこないですから今後物語に絡んでくるのかどうかすら分からないですからね……私が反乱軍だったら頭の硬い隊長に文句を言いながらも最後の一人になるまで隊長についていく右腕の役がいいです。隊長……最新鋭の戦闘機の銃撃とかで美しく散ってほしいな……あと最後にリザードンと和解してほしいな……
 あまりに隊長に興味がありすぎて、カバレリア・オブソレータにうんざりしているロドルフォとカルロスの物語がこれからどうなるのか全然想像がつきません。生い立ち的に滅びの戦いをしていく反乱軍の象徴みたいな立ち位置に祭り上げられても不思議じゃないしそうなると普通に可哀想ですよね。二人はあまり可哀想なことにならないといいな……隊長にはかっこよく滅んでほしいけど!!投稿お疲れ様でした!


まーむるもーま ☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆

は~~~~おもしれぇ着眼点。なるほどな、人を乗せて飛べるポケモンなら確かに空中戦もできるもんね。しかしガチの戦争(内戦)ときた。ほぉ~~~。
しかし新型SB、何し来たんやろ。プライドへし折るためにしゅっとやってきてさっと帰って行ったのかな。爆弾なんか落とすより「それで十分だ」っていうことなのかもしれない。隊長が古いタイプの上官らしいのはカルロスの経験談のようだしね。
どうも王家の血筋として担ぎ上げられたロドルフォ青年と、その相方のカルロス。対し現在義勇軍航空部隊トップらしい隊長と相棒のリザードン。ところでカルロスは普通に喋ってるけどリザードンは喋らないのかなこれ。


スカイブルー ☆☆☆☆

ポケモンを交えた内戦、というのは面白い設定ですね。確かにポケモンってオーバーパワーなくらい力を持つやつがいっぱいいるわけで、遠距離攻撃も空中戦もお手の物。古き戦争のイメージにもしっかりマッチさせられていますね。
ポケモンも命ある生き物であって戦争の道具などではないわけで、さらには文明の発展により作り出された機械にも力負けしつつある。この辺りが戦いにはつきものな悲劇をより一層強めてしまいそうな雰囲気を醸し出していて読者の僕も心が休まりません。
ところで華麗な空中戦をこなす隊長と相棒のリザードン、正直カッコイイな…隊長は戦いにとりつかれていてあんまり良い人ではないのかもしれませんが、それでも絵面がカッコイイなあとちょっと思ってしまいました。


よしぇ ☆☆☆☆

(コメントなし)


円山翔 ☆☆

 戦闘機の知識や空中での戦闘・戦時中の思考などへの造詣の深さが見て取れる作品でした。自らの立場を誇り、共に空を駆ける友を信頼する。ポケモントレーナーにも通じるところがあると思います。
 しかし同時に、

以下、引用開始
そう、ぼくらはドン・キホーテそのものなのだ。今の時代、物語の中にしかいなくなった騎士になりきって、戦いにならないような戦いをやっている。戦闘機の数が足りないからって、こんなことをするのに意味があるのだろうか?
引用終了

といった考えが出てくるのも頷けるのです。きっとルドルフォは生き残る。そんな風に思います。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆☆

知識がなかったので100%話を理解できたわけではないのですが、便利なものが出てきて古いものが淘汰されている悲壮感は十分に伝わりました。『ドン・キホーテ』と聞くとどうしても某スーパーを思い浮かべてしまうのですが、ミゲル・デ・セルバンテスという小説家の作品なんですね。無機質な機械に居場所を明け渡してしまうかもしれない事態が発生するのは、時代の流れなので致し方ないこととはいえ、それに命をかけている人達からすればたまったもんじゃないですよね。


ion(ioncrystal) ☆☆☆

>カルロスが生きてきたのは、パルデアの栄枯盛衰の『枯』と『衰』の時代。そしてその末につまらない国に成り果てたあとの、今のパルデアに産まれたのがぼくだ。

テーマのくだりがとても興味深かったですね……!
そこから繋がるのがヒトを巻き込む上官の狂気(言い過ぎかも)なのもリアルで良い。


鈴志木 ☆☆☆

これは新作が出てから連載がスタートするのでしょうか。事前情報だけでこれだけ独自の世界観を組み込めるのは素晴らしいです。
パルデア地方の元ネタであるイタリアの雰囲気がよく出ていますね。


あしゃまん ☆☆☆☆

 ポケモンと戦争もの……しかもここまでハードに内部に食い込んで描写しきっている……。今まで触れたことのないジャンルで舌を巻いています、すごい。
 パルデアの過去がなにもわからない現状でその世界設定がどれほどの意味を持つのかはわかりませんが、だからこそ自由に書けるってこともありますよね。ひとりといっぴきのこれからが心配になる(いい意味で)作品でした。


ミュウト ☆☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR (評価スキップ)

拙作でございます。
新作の舞台がイベリア半島モチーフと知ったときに『これはスペイン内戦でお話作りたいな』と真っ先に思ったのですが、これを機に形にしてみた次第です。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆

ポケモンに騎乗して戦う「ポケモン騎士」……格好良いです! 実際にポケモン世界の歴史では存在していそうですね。
主人公がポケモンと普通に会話していますが、そういう世界観なのか、翻訳機を通じているのか、それとも主人公も実は何かしらのポケモンだったりするのでしょうか?


森羅 (評価スキップ)

(コメントなし)


はやめ ☆☆☆

まさかコライドンが登場するとは。
この隊長、現実にいたら面倒なタイプですが物語的にはオイシイ役回りだなと思います笑


照風めめ ☆☆

戦闘機が蔓延る空戦の中、ポケモンに騎乗して戦うのはカッコいいですね。確かにマッハで飛行するポケモンもいますし!
とはいえ戦闘機のように乗員の保護がされている訳では無いのでその辺はかなり難しそうですが……。
パルデアがスペイン舞台であることを活かしてドン・キホーテの例を挙げるのも面白いですね。
詳しくは無いのですが、実際のスペイン内戦がモチーフなのでしょうか。とすれば舞台は1930年代後半とみます。
部隊の士気はめちゃくちゃ低そうですが、今後彼らが生き残れるのか一体どうなるのでしょう。

野暮ったいことを言うようで大変恐縮ではあるのですが、そもそも戦闘機が占める戦場の中でポケモンに乗って戦う優位性が不明慮(個人的には戦闘機に乗る方が乗員の保護、攻撃力を考えても優位だと思いますし、作中でもポケモンに乗っての空戦が時代遅れと指摘がありましたし)であるのがとても気になってしまいました。むしろ、人が乗らずポケモンのみで戦う方が戦力として見れるのではないかとも考えてしまいます。
作中では戦闘機の方が優位性があるような論調だったので、主人公側は戦闘機が足りないので仕方なくポケモンで戦っている? しかし隊長の言動や以前から訓練はされていたようなので元々空軍部隊として編入されていた? 等色々考えましたがなんにせよ疑問は残りました……。
折角リアリティのある舞台や描写でしたので、たった一文フォローを頂ければ、それだけでスッと世界観に入り込めたかなと思います。


きとかげ ☆☆☆

 ポケモンの力が機械にとって代わられる時代。昨今のお絵描きAIを彷彿とさせました。
 カルロスがコライドンというのも良いチョイスだなあ、と思いました。伝ポケって出しどころを選ぶのですが、血筋のために担ぎ出されたロドルフォのパートナーとして上手い組み合わせだと思いました。
 面白かったです。


タマゴサンド ☆☆☆☆

近代以降の技術の発展等による戦闘機と、伝統あるポケモン騎兵の対比とぶつかり合いが好きです。
ポケモンSVが未発売にもかかわらず、パルデア地方の歴史やコライドンを掘り下げて物語を作るのは二次創作の魅力だなと改めて感じられる作品でした。


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆

(コメントなし)


rairaibou(風) ☆☆☆

 いろいろ調べながら読んだんですけど、リアルの世界とフィクションの世界をうまく織り交ぜている設定だと思いました。素人にはわからない単語の羅列が多いんですが、わかりやすい地の文だったと思います


586 ☆☆

・ポケモン×軍事の小説ですね。そちらの分野は明るくないのですが、このお話は割とスムーズに読むことができました。
・作中に登場した「ポテ540」の「ポテ」というのは実在したフランスの航空機メーカーなのですね。これはひとつ知識が得られたように思います。
・このお話の結末からはどうにも暗い未来しか見えないのですが、その流れに飲み込まれるのか逆らうのか、続きが気になります。

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。軍事/ミリタリーに関しては単純に詳しくない分野なのですが、こちらのお話は戦闘機とポケモンの躍動感ある空戦に主眼が置かれていたおかげで、あまり引っかからずに読むことができました。上官の現実の見えてなさが暗澹たる未来しか予想させずなかなか気が重いのですが、どのようなお話になるのか楽しみです。今後の展開に期待しております。


空色代吉 ☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと ☆☆

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雪椿 ☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆☆

 ミリタリー系ですね。ポテ????? で最初躓きましたが調べたらフランスの戦闘機? でした。あってるのかどうか……。このタイプの作品がお好きだというのがとても伝わってきます。私が戦闘を書くと単調になりがちなので、こういうものが書けるのは羨ましくもあり、自分では出来ないだろうなあと感じます。ポケモン騎兵と戦闘機の戦いというのも面白いですし、いずれ機械が勝っていくという話も、この先どうなるのかなと気になります。ポケモン側は多彩過ぎるので、生きていく価値はまだまだ残るような気もしますが、果たしてどういう話になるのか。投稿、お疲れ様でした!


島ハブ ☆☆☆

(コメントなし)


秋桜 ☆☆

なんでしょう、ポケモンに航空機の代わりを務めさせるのでなく、ポケモンでなくてはならない運用法で戦うとかなら私は燃えられたかなぁと。ドン・キホーテ的な時代遅れな隊長の滅びの美学みたいなものを描きたいのならしかたないのかなぁ。投稿お疲れ様でした。


ジェード ☆☆☆

タイトルから何となく「騎士道? 中世ものかな」と考えていたのですが、それはもう予想を裏切る現代の騎士道のお話でした。この戦闘機が出てくるギャップいいな〜。

大空を飛ぶリザードンってやっぱりかっこいいですね。150年生きた貫禄を感じますし、それが後々の展開の苦い後味に響いている。こういった繋がり方は好きです。翼を持ついかにもモンスターなリザードンと、スリムな流線型の航空機の対比構図もいいですよね。

とか言ってたらこちらはポケモン視点ですね!
カルロスってコライドンだったのか……! パルデアの内戦ともありますし、これは相手が未来側のだったりしますかね。パケ伝を使ってのこの対立は何とも気になる。
終わり間際の「最後の輝きを示したい」ってめちゃかっこいいな……騎士道の一部が現れていて好きな場面です。
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆☆

ポケモンに騎乗しての航空戦!う~~~んロマン!!
原作ではほとんど描写されませんが、あんなに強力な力を秘めたポケモンという生き物がいる世界で、ポケモンを軍事に使わないのは逆に不自然かなあと思っていたのですが、科学の進歩によって段々と日陰者になっていった……というのは説得力があります。ポケモン倫理の問題もありそうですしね。
でもだからこそポケモン騎士って響きめちゃくちゃ憧れちゃうし、そもそもその憧れの具現化が新作のポケモンSVですよね~~。私も早くコライドンちゃんに乗って大地をどたどた駆け巡りたい!
新作要素を上手に取り入れながら、ポケモン×ミリタリーの独自の世界観が面白い一作でした!


水雲 ☆☆☆☆

 作者は当然わからないですが、今回もきましたね、空中戦! 楽しく読ませていただきました。新作ポケモンの話も絡んできてほくほくです。SBという言葉の正式名称が気になります。


匿名 ☆☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆☆

ポケモンが活躍できる最後の戦場……実際は歩兵としてまだまだ現役になるのでしょうが、空軍の座は恐らく機械が独占していってしまうのでしょう。そうなる前までに、ポケモンと人間の意地を見せつける、死と隣り合わせな立場なので、とんでもなく悲惨なエピソードも多くなるであろう始まりに、気体がもてます。会話できているということは音速を超えると人間が耐えられないという描写でしょうか? 手話等が充実していないということは、音速を超えることは難しいんですね。
でも、滑空しかできないコライドンって空戦で役に立つのでしょうか……


久方小風夜

タイトルは「時代遅れの騎士道」でいいのかな。なるほどドン・キホーテか。
ポケモンがしゃべる世界なのかな。それともコライドンだからかな。
ちょっと記憶があいまいだけどコライドンって飛ぶんだっけ……。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆☆☆☆

“空を飛ぶ生き物に乗って戦う兵士”というファンタジーと“鉄の機械に取って代わられる兵士”というリアルが融合した存在来ちゃったよ。時代の合間にいる“最後“の存在、好きな原理は説明できないんですけどやたら好きなんですよね。それが最後にどデカい花火を上げる華々しい存在であっても、醜い抵抗だけ見せて過去へ消えていくだけの存在であっても。ポケモン騎兵はどちらかというと後者なのかな。主人公がドン・キホーテとまで言っちゃってますからね。相棒も何か残してやろうって気概は無いみたいだし、このままマジでひっそりと追いやられていって終わるお話の可能性もある。でもそれを最後まで面白く書いてやろうという気持ちを感じます。華々しく散りたい側の存在もきっちり描写してますからね。冷静な視点で語られる分余計に“最後”の哀愁が漂っちまってますが……。年上の「気持ちは分からんでもないがどうしても価値観が古い」ってな言動、聞かされてる本人にとっては迷惑な話ですけど読み手としては何か愛おしいものを感じます。うーん、せめて彼がドン・キホーテとしてでも爪痕を残せますよう。


トビ ☆☆

スピード感がある描写が序盤から続き、迫力がありますね。ロドルフォはコライドンに乗っていたのですね。そしてワンシーンが終わるまで正体を明かさなかったのはなにか理由があるのでしょうか。そしてこの世界ではポケモンがヒトと会話をするのですね。
これまでの慣例で、王族のために命を懸けるとはつらいものがありますね。戦闘機のようなヒトを殺すためだけにヒトが作り上げた文明に、ポケモンという豊かな知性を持っているという設定を持つ生き物を同じ土俵に並べて戦わせる発想は、いささか乱暴な気がします。新型の戦闘機より早く飛べなくても、高火力で殺傷能力が著しい武器をもっていなくても、高い知性とここまで生き残ってきたうんちくを持っているはずですし、そもそもこの世界ではポケモンと会話でコミュニケーションを取れるので、もっと別なヒトの殺し方を模索してほしいなと思います。
投稿、お疲れ様でした。


赤星 ☆☆☆☆

パルデア地方、人とポケモンを運用する戦争の時代から、戦闘機が台頭し始める時代という舞台設定。水陸空両用のマルチ騎兵として適役なコライドンが相棒……とポケモン本家の新要素を組み込みながらわくわくする作りになっていて、ぐいぐい物語に引き込まれていきました。現政府はカロスと手を組んで武器輸入をしているのかな? パルデア地方のモデルであるスペインはまず海戦のイメージが強いですが、あえて空戦に着目した点も面白いです。ファンタジー世界における空騎兵と戦闘機のドッグファイトはロマンの塊ですよね。作中で比喩に使われる『ドン・キホーテ』もスペインの作家の作品なので、こういう細かいところもこだわってていいなあと思いました。


門森 ぬる

(コメントなし)


水のミドリ ☆☆

コライドンだ〜〜〜最新のポケモンで書いてくれるの嬉しいですね。最新の古来。冒頭のシーンではどの種族か分かんなかったですけど、ラストの場慣れ感が苦労人の雰囲気出ています。そら戦闘機のない時代から人間と共に戦ってきちゃあ性格もスれにスり切れちゃいますね。人間の技術がポケモンに取って代わる転換点の哀愁というか、そういった雰囲気が彼の背中から感じられました。パルデアの雄大な蒼空、遠近感たっぷりに描写された普遍的な大自然は、移り変わる時代というテーマと相性バッチリ。この世界への没入感すごかったです。
冒頭、一人称視点で設定や回想を挟んでしまうと、目の前の戦闘に集中してない感が出てしまうのがね……。世界観が独自で特徴的なので、三人称で重厚に描いた方が読み応えあったのでは。それとタイトルはカタカナにされても意味を理解できないので、いっそスペイン語でカッコつけてもいいんじゃないですの。


天波 八次浪 ☆☆☆

舞台設定が面白いです。登場人物の名前もスペイン風で良いです。王政と共和制が争っていて軍用の航空機が登場し始めた20世紀初頭くらいでしょうか。航空機に圧倒されていくポケモン騎士たち、できればこれから航空機にはないポケモンの強み弱みを見せてうまく生き抜いて欲しいです!


赤灯路 ☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆

 機銃手の僕・ロドルフォと、舵を取るカルロスのコンビ、かなり息が合っているようですね。航空機技術の発達の中にあって、古くからあるポケモンに乗った状態での空戦というのが厳しくなっているのだろうな、と。技術革新によって、ポケモンに頼らないというか、ポケモンの力を時代遅れにしていく世界観というのも、私的には物珍しさがありましたし、深め甲斐のあるテーマだなと。あと、空戦の描写というのは読む機会が少ないので、非常に勉強になります。
 第2話以降も、戦いに赴く彼らの様子が描写されていくのだと思います。ロドルフォ&カルロスのやり取りはもっと見たいですね。どうにも隊長に死亡フラグが立っているような気が……気のせいでしょうか? 戦争と技術革新というのは切っても切り離せないテーマだと個人的に思っていますので、そのあたりの掘り下げもありますかね。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 ☆☆☆☆

空中戦の臨場感が凄い! 読んでいる方まで手に汗握る展開にドキドキしました。


若鷹 ☆☆

新型の兵器とポケモンの戦いということで、ポケモンを使役する術を持っている以上は人間の方に分があるのかもしれませんが、このまま劣勢で終わってほしくないなという思いが読んでいるうちにふつふつと湧きますね。ですが、上官のようにポケモンを酷使するのではなく……だからこそ、ポケモンを信じてやってくれよ主人公、となってしまうのが少し……!


夏十字 ☆☆☆

変わりゆく時代、消えゆくものに殉ずる構えの隊長と、それを冷めたまなざしで見つめるロドルフォ。この構図がいわゆる世代間の隔絶を象徴しているようでたまらないですね。
そうでありつつ、さらに長い時代を生きている老コライドンもまた、隊長のことを冷ややかに見ているのが最高に皮肉で好きです。
タイトルから察するに、ポケモン騎兵が一矢報いる話というわけでは無いのかなと思いますが、連載において一体どのような流れになってゆくのか。興味深いなと思いました。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

スカイバトルを舞台にした二次創作は過去に見たことありましたが、本物の空戦を舞台にしたポケモン小説というのも非常に珍しいです。
技術革新が進むほど、ポケモンを使った戦いは確かに時代遅れと化しますね。ポケモンが戦いに使われなくなるという意味では、希望ある革新ではあります。
しかし、いずれポケモンは人間に必要とされなくなるのではないか。そんな世知辛さを感じる作品だと思いました。
技術の進歩が人類の進歩ではないということに改めて気付かされます。
戦争の話というのは、常に命のやりとりがあり、重たいテーマが付きものになるものです。
本作ではどのような重たいテーマが主人公に纏わりつくのでしょうか。続きが気になります。


マの字 ☆☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆

空中戦の様子に迫力があり、体に掛かる「G」や、目まぐるしく入れ替わる視界の天地といった情景が思い描ける小説でした。
よく職人芸の文脈で「自分の肌で感じる」ということが言われますが、「隊長」は空軍ポケモン騎士という「職人」なのでしょうね。ポケモンから機械へという変化に、無力感や、自分や相棒の生きざまを否定されたような気持ちを抱えているのかもしれない……そんなことを考えました。騎士の血筋に生まれながら騎士という自覚のないロドルフォとカルロスの心境が、「隊長」と接するうちに変化を起こすのかも気になります。
登場人物の来歴や理想にはもう少し踏み込んでいいのかなと思いました。当然最大の目標は「祖国を取り戻す」ことにあると思うのですが、個人個人のきっかけや目標(なぜ軍隊に加わったのか、戦争に勝った後はどうしたいのか)を想像させる手がかりが欲しかったです。とはいえ、戦争というものは「特別なきっかけや目標がなかった一般人を突然巻き込むもの」でもあるでしょうから、こう書きはしたものの悩ましい点だとは思います。


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