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アセンションへようこそ File1:ニャスパー

作者:生命力カイム/農協じゅんの人さん

北埜とら ☆☆☆

 今回の企画にはミステリー相性いいんじゃないかな(謎は解けた……!みたいな感じでヒントっぽいものだけ散りばめて次話に続く!をしておけば否応なく続きが気になるので)とずっと思っていてそういうの来ないかな……と思ってワクワクしていたので、途中まで読んで来た……!!(ドキドキ)と思ってたんですが、無事に5000字以内に怪異の正体を暴き捕獲までしてくれて優しい!!!となりました。一話完結連載方式になるのかな?5000字で一話を作るって本当凄いと思います。私には無理だ……
 遠出することが多い業務なら軽じゃない普通の車を買った方が良いんじゃないかな……!!(不安)冒頭の凸凹バディ二人旅のワクワク感大好きです。現実世界に現れたポケモンという名の怪異に迫る系のお話なのかな?わざわざ現実世界と書かれているということは普通はポケモンがいない世界なんだろうなと思うんですが、それにしても岸本さんにも普通に正体を知られているらしい風弥さんがこの世界でどういう存在なのかすごく気になります。常識人っぽい灯さんと自由奔放系の風弥さん、そして天真爛漫幼馴染の岸本さんの三人で探偵をしていく感じ……?岸本さんというよりニャスパーかな?一話に出てきたキャラが相棒になるみたいなの好きなので一緒に暮らしはじめて嬉しい……楽しく読み進められそうな連載になりそうで期待大です!投稿お疲れさまでした!


まーむるもーま ☆☆

(コメントなし)


音色 ☆☆

軽で130㎞はマジで怖いぞ!!!!!!!!(経験談) 車体がどうしてもね……時速100㎞超えるとそこからは割と恐怖です。わかる。
しかし、怪異として出現するポケモンってのもまた面白いな、相棒君は普通に日本語喋ってるゾロアだし、岸本さんの行方不明事件にもこれは怪異(ポケモン)が一枚噛んでるんだろうな。
ニャスパー、男の子だろうか女の子だろうか。それで進化先の色が変わるので気になりますね。チュールに釣られて懐いちゃうの可愛いなぁ~~~。
今のところモンスターボール的アイテムが未登場だし(物理的なカゴだったしな…)、果たして今後はどういう風にするのか? 悪タイプだから降れたら超常現象を無効化っていうの、良いですね。


スカイブルー ☆☆☆

軽自動車で130kmて…恐ろしいなんてもんじゃなくないですか?命の危機を感じるレベル。ともあれ灯さんと風弥さんの仲は伝わりました…が、こいつは死なないだろう、とはどうして?と疑問に思ったのですが。なるほど風弥さん実はゾロアだったのですね、確かに生身の人間よりはそれなりに丈夫そう。
その他にも"怪異"という扱われ方でポケモンが頻出している様子。モンスターボールもなさそうなこの世界だと取り押さえるのにも一苦労なのでしょうが…。彼らが今後どんな難事件をどのように解決していくのかが見ものですね。
それはそれとして最後の狐枕に猫抱き枕、素敵~~~~~灯さんはもふもふがお好きなのですか?僕は大好きです。羨ましいですね…。


よしぇ ☆☆☆

(コメントなし)


円山翔 ☆☆☆

 きっと読者のうち結構な人数が「狐枕」にあこがれるんじゃあないかと思いながら拝読しました。
怪異を解決しながら進んでいく探偵もの。面白いです。ちょっと世界観の整理に混乱した部分はありましたが、ここからどんな怪異が彼らの前に立ちふさがるのか、彼らはそれらをどう解決していくのかなど期待が膨らみます。


浮線綾 ☆☆☆☆

(コメントなし)


逆行 ☆☆☆☆

風弥は最初ポケモンなのかなと思っていたら人間でした。そして人間かなあと思っていたらやっぱりポケモンでした。昔マサポケにゾロアやゾロアークが出てくる小説結構あって、それらの小説ではゾロア達は人間に化けても大抵人語を喋らなかったので、人語喋れないイメージがあったんですよ。というのもあって、風弥の正体がゾロアなのは結構意表を突かれました。5000字で1つの事件を解決しており、第一話としても短編としてもよくまとまっていると思います。短編連作みたいな形式になるのでしょうか。『超能力で、地球の自転から解放しているのだ』という表現がとても好きです。


ion(ioncrystal) ☆☆

(コメントなし)


鈴志木 ☆☆☆

現代にポケモンが出現したお話。文章がとても上手くてスラスラ読めました。怪異を保護するお話なのでしょうか。読み返すと風弥がゾロアに化けているのも納得の描写です。


あしゃまん ☆☆☆☆☆

 これは大好物です! 現象からポケモンの正体を推理して、対処する。バディとなるのは人間とゾロアのコンビ。ソフトなハードボイルドの気配に今からワクワクが止まりません。フーちゃんに関する描写に違和感を抱かせつつ、一話のラストで明かす落とし所も個人的には完璧で、しかも今後も事件が起こりうるということで続きも楽しみにできる、とても好きな作品でした。本大会の個人的な最推し作品と言ってもいいと思います。


ミュウト ☆☆☆

(コメントなし)


フィッターR ☆☆☆☆

ポケモンというキャラクターは動物らしさと人間らしさを併せ持つ独特な雰囲気がありますが、このお話はその双方が魅力的に表れているなと感じました。
頭をぐしゃぐしゃにされる風也や、ちゅーるで餌付けされてしまうニャスパーがかわいい。


参加者A ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


葉穂々 ☆☆☆

風弥にエスパー技が通じなかったのは、彼の正体を知ったらなるほどなぁとなりました。
しかし、どうして怪異の正体がニャスパーであると絞り込めたのでしょう?
身体の小ささからでしょうか、それとも事件現場に居そうな種族から…?

>スティック状の猫用おやつ
ポケモンにも礼のアレは有効なのですね!


森羅 ☆☆☆☆

(コメントなし)


はやめ ☆☆

(コメントなし)


照風めめ ☆☆☆☆

ひゃ、130km/hは相当速い! しかも夜明け前の暗さでこのスピードを出してるのは灯の運転テクが高さが光りますね!
マヤ歴の終わりと共に怪異とした形でポケモンが現れる、というのが面白いと思いました。風弥君も同じタイミングで現れたのでしょうか。灯との出会いもどんなのだったんだろうと考えるといろいろ想像が膨らみます。
そしてこの世界観設定を入れるタイミングがとてもいいなと思いました。わたしは常々、世界観の設定は小出しにするほうが効果的だと思っている宗派なのですが、まさにこの作品はそこ!! と思うタイミングで世界観設定が入っていたのでとても読みやすいと感じました。
そしてちゅーるに釣られるニャスパーがめちゃ可愛いですね。絵柄想像するとニヤけてしまいます。
最後枕になってくれる風弥君可愛いですね……笑 文句も言わずに枕になるのが慣れてる感があって味わい深い……!
タイトルで指摘している「アセンション」が何を示すのかも気になりました。二話以降があれば今後も怪異が出ると思いますが、どんな怪異が出るのか、そしてどう乗り越えていくのかとても楽しみだな! と思いました。


きとかげ ☆☆☆

 ゾロアだ~好き。
 ポケモンが現代社会に出現する話の中でも、ポケモンを選ばれた人しか知らない秘密でもなく、かといって皆がポケモン持ってるでもなく、怪異と呼ばれる彼らとの距離感が私の好みのやつです。
 ニャスパーも仲間に加わり、次回以降も楽しみです。
 ゾロアかわい~。


タマゴサンド ☆☆☆☆

マヤの大予言「2012年人類滅亡説」は当時僕もワクワクしていたのもあり、世界観にそれを絡めてきたのが意外性があり面白く感じました。
「怪異」がなぜポケモンによく似た性質をしているのかもこれから明かされていくのかと思うと、期待に胸が膨らみます。


加藤ブドウ糖液糖 ☆☆☆

(コメントなし)


rairaibou(風) ☆☆☆☆

 淡々と進んでいく感じの話でしたが人間関係とかキャラクターとかをうまく提示している内容だと思いました。怪異とポケモンを絡めた作品はこの企画でもいくつかあったと思うんですが、それぞれに個性があって面白いですね。


586 ☆☆☆

・地に足の着いた、落ち着いた文章が心地よかったです。情景をイメージしやすい文章というのはそれだけで有難く思います。
・プロダクトとしてのポケットモンスターが存在していて、かつ「怪異」がその姿をしている……この因果関係が明かされるのかも気になります。
・それはそれとしておやつを食べるニャスパーはかわいい。

<コメント>
投稿いただきありがとうございます。ポケモンが現実世界へ現われる、という設定のお話は今回の投稿作品にも複数ありますが、このお話は全体としてしっとりとしていて落ち着きのある、けれど緩んでいるわけではない心地よい空気に満ちていました。ニャスパーを倒すのではなく懐かせて仲間にしてしまうのも、本来のポケモン感があって好感が持てます。ニャスパーを加えた三人の今後の活躍が楽しみです。


空色代吉 ☆☆

(コメントなし)


じゅぺっと ☆☆

(コメントなし)


雪椿 ☆☆☆☆

(コメントなし)


早蕨 ☆☆☆☆

 現実世界に現れたポケモンのお話ですね。怪異として呼ばれるポケモンがその世界でどういう扱いとなっているのか。ニャスパーの様子やゾロアを考えれば、この世界ではただ害をなすだけではなさそう。迷い込んでしまって、どうしようもなくて暴れまわっているだけなのか、何か人為的なものが絡んでいるのか、ポケモンが人間世界に”顕現”した理由のひとかけらでも、何か匂わせて欲しかったというような、そんな気もします。ただ、キャラクター達の掛け合いや、彼等の仕事は一体どういうものなのかというのも気になるところで、一話としてはうまいなあと思いました。投稿、お疲れ様です!


島ハブ ☆☆☆☆

(コメントなし)


秋桜 ☆☆☆☆

面白かったです。続きはどこに? マヤ暦のカレンダーは終わりを告げる。とか格好良くて好きですしなんだかポケモンも出てきそうで良いですね。相棒がゾロアだったというのももふもふで羨ましい。しかし軽で130キロはまじで弾け飛ぶので安全運転でお願いしますw 投稿お疲れ様でした。


ジェード ☆☆☆☆

なるほどな〜! 面白いですね!
ちょっとオカルト要素入れつつな1話完結系お仕事ものって感じでしょうか。ポケモン小説としての要素は多めですが、ここまでさっぱりと読みやすいのは腕を感じますね。
この作品は特に疑問に感じたところを、しっかりとその後の展開や文章で教えてくれる。そんな親切心とスマートさが合わさった良さがありますね。

木が倒れていた理由や、アセンションと絡めての種明かしもお見事。実は最初から風弥君は「死なないから」って言われてますね。これもさりげなくでいいな〜。
怪異は今の所、ポケモンの姿をしているようですが、ポケモンでないものもいるのかしら。怪異とは呼びつつも、暖かく迎えてくれる事務所って素敵ですね。ニャスパーとの交渉も和むもので良かった。
これは大衆的な面白さに寄せたミステリーで、私はグッと心を掴まれましたね!
投稿お疲れ様でした。


花鳥風月 ☆☆☆

(コメントなし)


カイ ☆☆

時速130kmの軽自動車!!?そんなスピード出るものなんですかね……いやこれはだいぶスリリング。のっけから驚きで引きこまれてしまいました。
そして独特の世界観にも驚き!これは……空想が具現化する世界ってことですよね!?いいなあ~~~!!と思ってしまう自分が浅はかなのはわかっているのですが、やっぱり「もしもポケモンが現れたら」という夢には抗えないのがポケモントレーナーの性であります。

File1:ニャスパーということは、これから次々に誰かの思いに呼応して現れるポケモン…もとい怪異が出てくるのでしょうね。どんな怪異…もといポケモンが登場するのか、どうしてこんな世界になったのか、楽しみになる第一話です。


水雲 ☆☆

 主人公とその相棒によるバディものですね(ただし変身したゾロア)。地球の自転すらもへし曲げられる超能力……冷静に考えたらポケモンはやはりすごい力を秘めていますね。今後も仲間が増えて事務所がどんどんにぎやかになっていくのでしょうか、そこが気になります。


匿名 ☆☆☆

(コメントなし)


オクトノリシゲ ☆☆☆

(コメントなし)


リング ☆☆☆

地球の自転から解放される超能力という目の付け所。ゾロアを相棒にして怪異を調査というのはワクワクする一話目ですね。オカルト調査のテイストを伴う作品、これから展開が楽しみです


久方小風夜 ☆☆☆

地球の自転速度は秒速460m(自足1700km)だから自転止まったら慣性でもっとすごい吹っ飛ぶと思う。
不思議事件を解決していく話としてはとても面白い。ポケモンと怪異って何がどう違うんだろう。
ところどころちょっと描写が物足りないかなー? って感じがあったのでその辺が補われるとなお良いんじゃないかなあと思う。


FOMA(FOMA_ug_px) ☆☆☆

(コメントなし)


あまよし ☆☆☆☆

(コメントなし)


セコイキング ☆☆☆☆

ポケモンが現実にいたらヤバい、という話題は昔からよく見聞きしますが、最近公式もツイッターで怪異っぽいUBの動画を投稿しましたよね。やっぱり皆現代日本に超生物が出現する話好きなんですよ(主語ダイマックス) 
サイコキネシスの理屈のあたりは特にワクワクしました。そんだけヤバい生物だけどちゅ~るで釣られる程度に人懐こくもある、というのがポケモンという生き物を上手く表現していると思います。主人公は個人事業として怪異(という名のポケモン)を捕獲してるのかな。こんなヤバいものがいるなら政府に仕事してほしくなっちゃいますが、もしかすると政府に認知されるほどポピュラーな現象ではない可能性もありますからね。あくまで「いると知っている人」の間でだけ対処されているのかもしれない。渋い妖怪ウォッチみたいな……(渋い妖怪ウォッチ?) フーちゃんも迷惑な怪異だった時期があるんですかね。過去の怪異も今後の怪異も気になります。


トビ ☆☆☆☆

アセンションにようこそ、というタイトル本当に好きです。一覧ページを見ているときそんな物語なのかワクワクしていました。
マヤ暦についての知識が全くなかったので調べましたが、滅亡するのではなく新たなフェーズに到達する(?)んですね、このお話はポケモンらしき怪異が顕在したという…設定がめちゃくちゃ好みです。
ニャスパーが超能力で地球の自転を静止したという事件の核心も斬新ですね。ニャスパーはなぜ自転を解放したのでしょうね。自転を止められるという超能力を持っているのか、それともたまたま自転止めたろ、となったのか…ポケモン図鑑によれば100メートル以内のものを吹き飛ばすという設定がありますが、これを現代の物理学に当てはめるとこういう仕組みですよ、というコンセプトなのでしょうか。木がなぎ倒されてしまう被害では済まないような気もしますね。折れて吹っ飛んでビルを貫通して大気圏に突入し燃え尽きるくらいのエネルギーはかかるんじゃないかな。
ちゅ~〇るに屈するニャスパーかかわいい……ポケモンにもち〇ゅ~るは有効だった…風弥はゾロアだったのですね! 風弥まくらにニャスパー抱き枕とは…なんという贅沢…
事務所は怪異が引き起こす事件の解決を生業としているのでしょうか。高校時代のエピソード、二人が出会ったあたりのお話も読んでみたいです。
投稿、お疲れ様でした。


赤星 ☆☆☆☆

世界観的にはポケモンが普通に存在し人類と共存する中で、更に怪異と呼ばれるポケモンによく似た超常現象が発生している、という感じで読みましたが合ってますでしょうか。ニャスパーの姿を取る怪異の真名が気になります。オカルトという題材と、様々な依頼をこなしつつ世界の謎に触れていくオムニバス形式の連載が好きなので気持ち的には4.5です。「風弥に、超能力のたぐいは効かない。(本文)」のアンサーがよかったですね。私もモフとモフに挟まれて寝てえよ……。


門森 ぬる ☆☆

(コメントなし)


水のミドリ ☆☆

タイトルで事件の犯人を書いてしまうのはもったいないかな、とは思いましたが、相棒がゾロアだった! という謎が最後に明かされるのですね。そう思うと冒頭、眠りこけている間も幻術を使って人間に化けているとか、なかなかにトリッキー。でも第2話以降のサブタイトルはどうするんでしょ……ミステリ路線で進みそうですが、毎回サブタイでネタバレするわけにも行きませんでしょうし。
ニャスパーの念力も『地球の自転から解放する』という解釈が斬新でした。しかし独特すぎる設定はミステリの種明かしとしては納得感が薄いんですよね……今回は木だったので折れてくれましたが、軽いものに念力かけたらその瞬間対象が西北西(西では? 主人公は太陽を中心とした位置座標系で地球の地軸の傾きを計算している?)の彼方に吹っ飛んでしまうことになるしなあ、とモヤっちゃいます。


天波 八次浪 ☆☆☆

ポケモンが怪異として現れた現代って設定が面白いです。
地球の自転に対して物体を静止させるって超能力が不気味さがあって良いです。
人に化けて生活しているゾロアの風弥くんの軽妙なノリが好きです。
そしてラストでもふもふしているのが羨ましいです。


赤灯路 ☆☆☆☆☆

(コメントなし)


ポリゴ糖 ☆☆☆

 現実に現れたポケモン、怪異の脅威に対抗する灯と風弥のコンビ。怪異の登場をまさかマヤ歴と重ね合わせるとは、という驚きもありました。風弥がゾロアだったという部分、確かに気配の察知で人間らしからぬところを発揮していたのもあり、割と納得できるかなと。岸本さんも風弥がゾロアだと知っていたようですが、それでもずっと化けていたのはポリシー的な何かがあるのかな?と想像しました。ニャスパーがちゅーる的なもので懐く様子は可愛いですが、それでも木をなぎ倒す力を持ったポケモンなのだなあと感じさせられます。
 第2話以降もこの1話のように、怪異絡みの事件をふたりで解決していくという流れになるのでしょうか。それこそ今回捕獲したニャスパーの活躍もあったりして、などと想像してみます。
 投稿お疲れ様でした。


農協じゅんの人 (評価スキップ)

自作です。自転よりも公転の方が何十倍も早いはずなのにそっちはええんかいと自分で思いましたが、ええんですたぶん。超常の奴らのやることなんで。


若鷹 ☆☆☆☆☆

軽自動車で130キロ出したら怖いのは真理です。ずっと人間だと思っていた風弥君がエスパー技を無力化した瞬間「あれ?」となり、その理由がゾロアということで、完全に騙されました。作者さんのイリュージョンに脱帽です。ニャスパーの技の描写で「地球の自転から解放している」という言葉がたまらなく好きで、いかにポケモンの能力が現実離れした超常現象なのかを如実に表していると思います。そんなニャスパーをチュールで手懐ける……絶対可愛いじゃないですか、チュール舐めてるニャスパーとか……! そういった所々の描写の仕方が上手く、4900字の中にも緩急があって、とても面白かったです!


夏十字 ☆☆☆

マヤ歴のカレンダーの話、聞いたことがあります。そこを繋げてくるのかと感心させられました。超能力で自転から解放するという発想も面白いです。
ポケモンの姿をした怪異たちの出現は、アセンションを経た人類が何らかを願った末の産物、もしくはその代償のようなものなのかなと、現状ぼんやり想像しています。
灯が怪異を相手にすると決めたのは風弥の存在が理由なのでしょうか。それとも他にも何か大きな理由があるのか……続きが楽しみです。


キノコです。福山雅治ではありません。 (評価スキップ)

まずタイトルの「FILE1 :ニャスパー」という部分が良いですね。
各お話ごとに、主人公たちが「怪異と呼ばれるポケモンたち」と対峙するのだなという事が、容易に想像できます。
作中のニャスパーの描写に関しては、日本の妖怪「化け猫」「猫又」などをベースにしているのでしょうか?
だとすれば、様々なポケモンを妖怪や悪魔になぞらえて登場させられそうな気がしました。
また、捕獲したニャスパーが今後、別の怪異と対決するときに協力してくれたら嬉しいですね。
現時点で、この物語はたくさんの展開を想像できます。様々な可能性を持ったシナリオには、人を無条件にワクワクさせる力があるのだなと改めて思いました。
風弥の正体がゾロアという展開も一捻りがあり、「読者をアッと言わせるぞ」という作者の情熱を感じて良かったです。


マの字 ☆☆☆☆

(コメントなし)


りゅうおう ☆☆☆☆

(コメントなし)


小樽ミオ ☆☆☆☆☆

初めてポケモン小説を書こうと思っている人はぜひこの作品を読んでほしい。それくらいしっかりした構成と愛着の湧くキャラクターだったと思います。
伏線は比較的直截的にほのめかされるのですが、それが却って「この部分に注目して進んでいけばいいんだな」という目標を読者に与えてくれていると感じました。その一方で、三人の中で一番仕事をしていないな……と思った風弥が実は最も欠かせない存在だったり、大木をなぎ倒すくらいなのだから死闘になるに違いない……と思ったニャスパーと某チューブおやつで仲良くなってしまったりと、意表を突く展開もあり、終始刺激的な作品でした。
クライアントである岸本さんはもう登場しないのかもしれませんが、またこの三人で会話しているシーンが見たいなあと思いました。


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