状態#139126となるサザンドラを確認した、もしくはそれらしき目撃情報が発見された場合、担当局員は至急、準備#139126をし、当該個体を鎮静化する為に行動して下さい。
状態#139126となるサザンドラは後述の原因の為、極度の恐怖、混乱状態に陥っている事が殆どです。時間が経つに連れてサザンドラそのものに命の危険が及ぶ為、速やかに眠りや麻痺の状態異常にし、サザンドラを鎮静化、場合によっては拘束する事が求められます。
鎮静化した後には、それが誰かの手持ちであった場合、事情を説明の後に、メソッド#139126をサザンドラに実行して下さい。
野生であった場合、メソッド#139126を実行の後に、治療、経過観察を経てから、野生へ戻して下さい。
案件#139126は進化した直後のサザンドラに極稀に見られる事象です。
状態#139126が初めて確認された日時は2014年2月2日です。しかし、状態#139126が現在、人為的な原因であるとは考え辛い事、また、サザンドラはモンスターボールが存在する以前は手懐ける事自体が稀だった事により、これまでも起こって来た可能性が示唆されています。
2014年2月2日の昼過ぎに、カナワタウンのポケモントレーナーから「ジヘッドから進化したサザンドラがしきりに自分の首を噛もうとしている」との通報があり、急行した職員がその事象を確認しました。
職員が到着した当初、トレーナーは所持していたエンブオーにて、サザンドラを抑えつけており、サザンドラは首からやや血を流していました。トレーナーからのヒアリングの結果、以下の事が分かりました。
・進化した直後から、サザンドラは自らの両腕を制御出来なかった。
・サザンドラは自分の意志で首を噛んでいる訳ではない。
また、観察の後に、以下の事が分かりました。
・サザンドラの両腕の顔は基本的にサザンドラ本体の意志で動くが、サザンドラの意志とは関係なく動いている。
・同様に、サザンドラの両腕の目のやや後ろに小さいでっぱりが確認された。
以上の事より、このサザンドラの両腕には脳が存在している事が推測されました。
後に、詳細な検査の後に、サザンドラの両腕に脳が存在している事が確認されました。
二日間の経過観察の後も、サザンドラは両腕を制御する事が出来ない事が確認され、トレーナーとの相談の後に、サザンドラの両腕に存在すると思われる脳の部分に強い電撃を与えました。中までやや焦げる程の電撃を与えた所、サザンドラの両腕は自由を取り戻しました。
その後の経過観察では、何の異常も見受けられず、一週間の後にトレーナーとの接触を一旦断ちました。
また、定期的に連絡を取っていますが、異常は見られないとの事です。
事象#139126はその後も年に一、二度のペースで通報され、それらにより確実な対処が整いました。準備#139126、メソッド#139126においては、#139126_dealに詳細が記されています。また、新しく事象#139126が起こった場合の対処の報告は#139126_dealに記す事が義務付けられています。また、あれば、より安全、早急に対処する為の準備、メソッドの更新を行って下さい。
以下に、事象#139126の一部を抜粋します。
事象#139126-1
カナワタウンのトレーナー****の手持ちの個体。
身長、体重に異常無し。
到着時にはトレーナーがエンブオーで取り押さえていた。
二日の経過観察の後に、レントラーの雷を両腕の頭に当てる事により、正常化。
七日の経過観察の後に解放。
後の異常は見られない。
事象#139126-2
イッシュ地方のチャンピオンロードの入り口に生息していた野生の個体。
身長、体重に異常無し。
近くに居たトレーナー$$$$が手持ちのモロバレルのキノコの胞子で眠らせていた。
治療、拘束の後に、ライチュウの尾を頭に軽く突き刺し、十万ボルトを流す事により正常化。
五日の経過観察の後にトレーナー$$$$の手持ちとなる。
後の異常は見られない。
事象#139126-3
ホウエン地方ムロタウンの捨てられて野生化したと思われる個体。
身長、体重に異常無し。
自ら首や頭を食い千切り、死亡しているサザンドラが居るとの通報を受けて確認。
蘇生処置を行ったものの、生き返る事は無く、その場で埋葬された。
事象#139126-4
カントー地方マサラタウンにて捨てられて野生化したと思われる個体。
身長、体重に異常無し。
地面にのたうち回り、必死に自らの腕から逃れようとしていた所を、局員のゴーリキー及びにフシギバナで鎮静化。
治療、拘束の後にサンダースの十万ボルトを両腕の脳に流す事により正常化。
五日の経過観察の後に、野生へ返された。
その後に環境破壊まで及ぶ破壊活動をした為に、警察によって殺処分された。
本案件に付帯するアイテムはありません。