【003】鈴空さんの「夏の終わりに」の感想

名前:586

評価: ☆☆☆

・これを青春小説と呼ばずして何を青春小説と呼ぶのか
・熱気にあふれた「人生」における「夏」の季節が終わっている、まさに「夏の終わりに」
・それでいて、未来への希望を感じさせるのもいい
・改行ポイントにバラツキが見られたのが少し気になりましたが、それでも☆☆☆は固い
・ご参加いただきありがとうございました

名前:Aros

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:BoB

評価: ☆☆☆

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名前:αkuro

評価: ☆

(コメントなし)

名前:あきはばら博士

評価: ☆☆☆

冒頭の燃やすシーンで嫌な予感がしましたが、その予想を良い方向に裏切る爽やか青春物語。
夢をどこまでも追いかけて良いとは言われるものの、その夢の天井が見えてしまっている。だから追いかけないという選択をする。
登場人物たちの無念さや、向かい合う夢の重みが伝わってきました。叫ぶシーンがいいですね。青春の夏"というものを一番描けていた作品です。
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名前:きとかげ

評価: ☆☆

 青春って感じですね。ホワイティ杯にあって明るい話というだけで珍しい気がします。あ、評価は体育会系に対する好みの差です。
 あがく、とかじゃなくて、辛いけど、諦める話で、勝つばかりじゃなくて、そういうお話もありなんだな……ってしみじみ思いました。

名前:くろみ

評価: ☆

高校時代に部活やってる人ならだいたいこういう道は通るのですが、なにかこう行けて当然だったから泣くほど悔しかったとか、努力したから悔しかったとか、そこに至るのが少なくてなんか感情移入しづらいなあと思いました。

名前:じゅぺっと

評価: ☆☆

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名前:とまと

評価: ☆☆

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名前:にっか

評価: ☆☆☆

 ポケモンがいる世界での学校生活。多分そんな世界でも、私達が部活動を通して感じてきた事は共通しているのだろうなと。
 そんな青春をポケモンで切り取った一夏を感じさせていただきました。

名前:はやめ

評価: ☆☆

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名前:まーむる

評価: ☆☆

熱い青春。挫折もあって、それに対して決断もして、それら全てが良い思い出になって。
けれど、個人的に心に響くような、来るものが無かった。

名前:オンドゥル大使

評価: ☆☆

最初のシーンの時点で別の表現でスマートに展開をさせる方法もあったのでは、という感じがしました。青春、夏の終わり、という感じがとても出ていていいのですが、ところどころにある惜しさが見え隠れしたので☆二つとします。完全に好みなのですが「うぐっ……」でむせび泣くのを表現するよりも「むせび泣く」「嗚咽を漏らす」という便利な表現が存在するので(作者様の意図であるのならばそれは別ですが)そこの惜しさを感じました。あと、感嘆符と疑問符(!、?)を使い過ぎかと。


名前:クーウィ

評価: ☆☆

 自分じゃ絶対書けないジャンルの御話でした。青春。うん、苦手(苦笑)
 正直な所、前半はかなり退屈に感じてました。元々学園物を読まない性質ですし、感情は推察出来ても入り込めはしなかった為、「あー、まだこんだけあるのか……」と言う感じで淡々と読み進めてました。
 けれども後半に入り、物語が山場に差し掛かってからは、一転してぐいぐい引き込まれましたね。堰を切ったような感情の奔流とその勢いに、前半の煮え切らなさはこの為だったかと納得した次第。挫折を真正面から認め、受け止める主人公達の姿は、彼らの置かれている立場も含めて非常に感慨深いものでした。気が付いたら最後まで読み切ってて、あんなに残ってた筈なのにこれはどうしたもんかと(笑) 締め方も良く、綺麗に纏まって好印象です。
 過去に市販小説でえらい目にあった事もあるこのジャンルで、これだけ読み応えのある作品に巡り合えたのは新鮮な驚きでした。真面目にこっちの方がずっと面白かったですね(笑) 御見事です!

名前:コン

評価: ☆☆☆

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名前:バリア―カイリュー

評価: ☆☆

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名前:フィッターR

評価: ☆☆☆

粒ぞろいのホワイティの中で燦然と輝くキラキラ青春物語。登場人物みんなの感情が、まぶしいくらいにいきいきと表現されているのが特にステキ。
挑戦した事も、あきらめたこともみんな、そうしてよかったと思える生き方をわたしもしてみたいものです。

名前:ラクダ

評価: ☆☆

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名前:リング

評価: ☆

夢を挫折する甘酸っぱい青春物語という感じでした。夏と言うのが、暦としての夏であり、人生に置いて最も暑い時期と言う意味でも使われているのが匠です。
少々場面の転換が多すぎて読みにくさはありましたが、良かったと思います

名前:レイコ

評価: ☆☆

タイトルにぴったりですね。青春の叫びに心が揺り動かされました。
人間関係は掘り下げられていたので、手持ちポケモンたちとの絡みがもっと多ければ最高でした。

名前:久方小風夜

評価: ☆

うむ、青春だ。部活に汗水流す青春。学生時代って必死になれたよなぁとノスタルジー。
ちょっと「……」多いのとテンポが悪い感じがするかも。

名前:名無し

評価: ☆☆☆

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名前:円山翔

評価: ☆☆☆

頑張っても頑張っても届かない。私も似たようなことで辛酸をなめた思い出があります(単なる努力不足の可能性……)
将来のこと、まだはっきりと見えてきません。

名前:名無し

評価: ☆☆☆

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名前:天波八次浪

評価: ☆☆

経済的不安から自分で才能に見切りをつけてしまうのが切なすぎます。
助成制度が充実していれば、夢を追い続けられたかもしれないのに残念です。

名前:天竜

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:小樽ミオ

評価: ☆☆☆

個人的に今回の三傑に入る一作ではないかと思います。まず、愛用しているはずの「どうぐ」をみんな一緒くたに燃やしてしまう書き出しからして抜群の引力。惹かれるまま読み進めていくと、仲間内で自身のポケモンを研究してのトレーニングに、過去の足跡のように部活で刻まれてきた体育館の傷。本番を読む以上の高揚感を練習に覚える、という新鮮な経験をさせていただきました。

そして、去りがたいものを去るという、主人公たちの決断。
>それ以前にそもそも、他ならぬ私自身が、
>「もう、強くなれるって、あんま思えない…………!!」
この前後が特に迫るものがあります。
構成もストーリーも読みごたえがありました。

名前:忍び寄るキマワリ

評価: ☆☆

なぜホワイティ杯にこんなまっすぐな作品を出してしまったんだ……というほどにストレートな青春譚だった。青春だ。青春は絶叫だ! このリア充どもめ、爆発しろ。
中高で部活に励んだ子なんかはかなり共感できる作品ではないだろうか。逆にそうじゃない子はこの作品を読むことで「ああ、俺もこんな青春送りたかった……」と心が傷付くかもしれない。そういう意味ではまたこの作品もホワイティ足りえるのではないだろうか。

「○○だったああぁぁぁッッッッ!!!!!」みたいな台詞に、多数の空白をあけて表現するのはとてもウェブ小説的だよなと思う。個人的にははあまりビックリマークとか改行空けに頼るの好きじゃないけど、この小説ではかなり効果的に発揮されていたと思う。
ただちょっと使いすぎの感はあった。絶叫のところだけでよかったんじゃないかな。十分伝わると思うから、行間をあけて語るんじゃなくて、ちゃんと文字で語って欲しい。

あと、「もう、強くなれるって、あんま思えない」って重い言葉だなって。
歳を重ねていくごとにいろんな人が突き付けられるものだと思っている。
こういう葛藤にいかに向き合っていくかってまさに小説のテーマで、そこに触れていた点もよかったと思いました。

名前:椿*徒花

評価: ☆☆

青春だ。アマとプロの差だ。おしまいなんだ。
ただひたすらに眩しいと思いました。こんなふうに打ち込めることしたかったなとか。
切なさと眩しさがぎゅっと詰まってて素敵でした!

名前:浅夜とまと

評価: ☆☆

(コメントなし)

名前:砂糖水

評価: ☆☆

せ、青春…。熱い…。
読んでいて、そうだよね、自分の限界わかっちゃうとそうなるよね…でも悔しいしもっと強くなりたいし、でもっていう。あ、これ本文に書いてるやつだ…。

名前:蒼烏

評価: ☆

(コメントなし)

名前:西条流月

評価: ☆☆☆

一読した後の感想が「これ読めたので586さんコンテスト開いてくれてありがとうと感謝したい」だったので、個人的にはこれ優勝。ただ、主人公のバトル描写とそのときの心理が冒頭部分でもう少し具体的にもっと良かったかなぁと。良かったところの感想を言うとなんか語彙力のない文章の羅列になりそうなので省略で。面白かったです。書いてくれてありがとうございます。

名前:逆行

評価: ☆☆☆

全体的な完成度としては、今大会でも筆頭であったと思いました。
心理描写も情景描写もかなりハイレベルで、ほとんど文句のつけようがありませんでした。
お見事としか言いようがないです。
懸命に粗探しをした結果見つけたことと言えば、「毎年、全国大会まであと一歩届かない」と書かれているのに
、その後の文で「だけど今年は行けそうだった」と書かれていることくらいでしょうか。
こういう、これといったイベントが無い作品は、終盤で盛り上げるのがかなり難しいと思われます。
しかしこの作品は、主人公を「自分の感情が分からない」という状態にしておいて、終盤の叫びの部分で始めて感情に気がつく、という構成にしており、
特にイベントがなくとも、上手い具合に話を盛り上げることに成功していると感じました。
こういう話の盛り上げ方は、お手本にしたいと思いました。

名前:門森 ぬる

評価: ☆

>雄大だってあと1秒決断が早くしなきゃいけなかったし
 決断が → 決断を

>「ねー! 先輩みたいになれれはいいのに」
 なれれはいいのに → なれればいいのに

名前:名無し

評価: ☆

(コメントなし)

名前:GPS

評価: 評価スキップ(自作品)

自作品です。他の皆さんの作品、思ったよりも人死にが出たり家庭問題が多かったりダムが出張ったりしていて、路線ミスったな……と思ってました。
私自身、高校時代は全国優勝当たり前みたいな部活に入っておりまして、プロを本気で目指している部員も何人もいて、この2人はそういう人たちを元にしてる部分があります。
プロ級になるには何よりも、自分と向き合い続けることで、だから自分の限界にいち早く気づいてしまうのも自分なんだよな、という思いがあります。
「!」がやたらと多いのはこう……それだけ叫んでるってのを視覚的に表したかったっていうか……どうなんでしょうね…………

名前:ion

評価: ☆☆

一つ一つの文章に重みがあります。
まぶしくて、でもリアルでシビアな現状認識を持つ彼らの未来はきっと明るいのでしょうね。

名前:P

評価: ☆☆☆

部活動としてのポケモンバトル、そして学生としてのポケモントレーナーを描くことで、非常に共感しやすく、また飲み込みやすい形でトレーナーとしての挫折と新たな未来に向けての旅立ちを描いていると思います。これがジュブナイル。
主人公と大地くんは立つステージだけが違う(とはいえ、ポケモンを扱い舞台に立つという意味では非常に近い)鏡像みたいなものだと思っているのですが、それだけにお互いの存在によって気付かされるものがあり、同じ思いを感じた互いが一緒にいたからこそ感じた気持ちを一切の躊躇なく吐き出すことができ、またその気持ちにあきらめをつけ、次へ進むことができたという過程に説得力が出ていると感じました

名前:Ryo

評価: ☆☆☆

途中で終わっちゃった夏を、途中で終わっちゃったなりに落とし前をつけて、きちんと終わらせる話、だと思いました。
凄く青春アニメの香りがします。二時間位の映画になりそう。
場面転換も凄く自然で、冒頭2~3文で誰がどこで何をしてるか、その場の空気感まで分かる。その場面ごとできちんと完結している。
主人公の揺れる心情を細やかに描写しながら淡々と進め、
クライマックスの絶叫のシーンで一気に思いを解き放つこの展開の上手さ。
少し改行というか間を開ける技法に頼りすぎてるところはあるんですが、凄く気持ちが持っていかれます。
お話の締め方も爽やかで、主人公たちは結局「夢を諦める」という選択をしたんだけど、
夢を目指した時間が無駄ではなかったと思える生き方をしたい、という方向に進むので、読者も前を向ける。
詩織のリザードンの描写が、人生のままならなさを端的に表していて好きです。

名前:名無し

評価: ☆☆☆

青春という感じが伝わってきました。清々しくも少し寂しい、そんな風に感じました。