【028】バルナバの自爆スイッチさんの「夏の終わりに」の感想

名前:586

評価: ☆☆☆

・もはや言うまでも無いでしょう。さすがの技量と密度です。脱帽です。
・時代物はしっかりバックボーンを持っていないと書けないので、書けるだけで尊敬することしきりです。
・ご参加いただきありがとうございました。

名前:Aros

評価: ☆☆

(コメントなし)

名前:BoB

評価: ☆☆

(コメントなし)

名前:αkuro

評価: ☆

(コメントなし)

名前:あきはばら博士

評価: ☆☆☆

ギンジの生い立ちから始まり、その半生と葛藤が見事に描けていて本当に2万文字で収まっているのか不思議なほどに濃度の高い話でした。
話の無駄な部分をギリギリまで凝縮した結果、生み出された作品のようで、素晴らしい作品とはこのようにして書かれるものなのだなぁと感銘いたしました。
この作品に夏の終わり要素が無いという話がありましたが、作戦決行は夏の終わりに催される祭の喧噪を利用するとちゃんと書かれているように思いました。

名前:きとかげ

評価: ☆☆

 面白いな~。ポケモン二次創作でこれは変わった世界観だと思うんですけど(マサポケにいると忘れるんだけど)それが無理なく構築されてて、すごいなーって思います。ただ多少ダイジェストっぽいのが気になったのと、好みの差でこの評価です。
 ギンジの生き様がいいなあ、と。最期に師弟の情を選んで、死にゆくわけですけど、そういうの好きです。

名前:くろみ

評価: ☆☆☆

時代劇物ですね!いやもう大興奮して読んでました。面白いかどうかは別として、戦国時代ならありえるのと、ポケナガの存在を思い出しました。

名前:じゅぺっと

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:とまと

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:にっか

評価: ☆☆☆

 ギンジが格好よすぎる。その一言に尽きます。仕事と友情。優先すべきものに対しての葛藤、身を呈してまで次郎を守ろうとするその姿に惚れます。ポケモンで時代劇というジャンルの面白さにはまってしまい楽しく読ませていただきました。

名前:はやめ

評価: ☆

(コメントなし)

名前:まーむる

評価: ☆☆☆

相変わらず作者が分かり易い。
ハイドロポンプだけ何か妙に引っ掛かった。

名前:オンドゥル大使

評価: ☆

あのですね……これは絶対に他の方の評価とは逆行しているとは思うのですが、言わせてもらいます。まず一つ、「読みにくい」。ある小説家の書いた小説の書き方の本に「一ページに20行は改行せよ」とあります。別にそれを守れという話ではないのですが今回の時代小説めいた感じのものを読ませるに当たってそれが圧倒的にまず私を苦しめました。しかしそれでも読んだのですが二つ目「難読漢字を使わない。ひらける文字はひらく」。「漸く」や「為」などは横書きのコンテストなのでひらいたほうがベストだと思いました。個人的ですが。三つ目「メリハリがない」。ここを集中して読んでほしい、がないような気がしました。全体を平等に読ませたいと思っているようで、どこを読んでも盛り上がりどころが見当たりませんでした。(一応最後の本丸を攻め込まれたところが盛り上がりなのでしょうが、そこに至るまでにギブアップする寸前でした)。四つ目「地の分の分量」、これは個人差があると思うのですが、おそらくほぼ二万文字ちょっきり使ったこの小説において地の分と会話文の割合は見た感じ8:2、いやともすれば9:1に感じられました。地の分の分量だけである種書き込んでいるのはすごいですが、一本の物語となると話は別です。私が言うのもなんですが、バランスが悪かったです。そして最後「自分ワールド過ぎる」……これは誰も言われたくない事でしょうけれど、この機会なので言います。この世界が結局時代小説にしたいのか漢文小説にしたいのか、それともエンタメなのか……。時代小説、漢文にするのには途中の「ぐわっ!」「……」などの台詞が邪魔。エンタメにしたいにしてはそれ以外の部分が邪魔をするという二律背反。あまりに自分ワールド過ぎてどういう方向性で読めばいいのか分からなかったです。……でも恐らく今回のホワイティ杯では高評価を受けるでしょうから私の言うことは特に気にしなくてもいいと思います。


名前:クーウィ

評価: 評価スキップ(自作品)

(コメントなし)

名前:コン

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:バリア―カイリュー

評価: ☆☆

(コメントなし)

名前:フィッターR

評価: ☆☆☆

作りこまれた世界観が素晴らしい戦国時代劇。
運命に流されるままに生きてきた存在が、運命に抗ってでも守りたい存在と出会って、最後の最後で自分らしくあろうと運命に立ち向かう話、本当に大好きです。
文体や言葉遣い、用語も世界観にしっかりと合わせ、ポケモンの名前などを世界観に合わせて日本語調に改変するなど、徹底して表現が整えられている点が目を見張ります。それだけに、最後の方でデルビル"と"ハイドロポンプ"が原型のままだったのはちょっと目に付きました。
"

名前:ラクダ

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:リング

評価: ☆☆

漢字多すぎて読みづらいです。文字数はきちんと管理しましょう。あと、用語集が必要なほどの単語を当たり前のようにホイホイ使うのは止めましょう。読みづらいことこの上ありません。
国取りや復讐劇に巻き込まれ、望まぬ暗殺などを強要される苦悩を描写は流石だと思いつつも、
人間じゃないんだから、家がなくとも生きていけるでしょうし、本当に影の道が嫌なら人の手の届かない野山に逃げて、国産のカエル(ニョロモとか)と子でもなせばいいのでは? と思わずにはいられません。
そこはポケモンなので、モンスターボール(に相当する何か)から逃げられないような理由を用意するとか、何らかの理由付けが必要じゃないかと思いました。

名前:レイコ

評価: ☆☆

参考資料と向き合い、よく設計された作品なのだろうと感じました。
渡来するカロスポケモン達の紹介部分が好きです。読み応え抜群でした。

名前:久方小風夜

評価: ☆☆

かたい書き方なのに読みやすいのは本当さすがです。
ただこの時代を感じる文章で笛の音の擬音が「フィー!」はちょっともったいないような……!

名前:名無し

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:円山翔

評価: ☆☆☆

古風な語り口が特徴的でした。ゲッコウガが奏でる笛の音というものを聴いてみたいです。

誤字訂正失礼します。
若の身に何かこりし時は、→若の身に何か起こりし時は

名前:名無し

評価: ☆☆

(コメントなし)

名前:天波八次浪

評価: ☆☆☆

剣客小説風の文体が良いです!
ギンジが“生涯を賭して磨くに足る”と認め“唯一無二の支え”として磨いてきた技芸が、
命がけで助けた弟子に受け継がれて後の世にも伝わっているというのがこう、よかったです!

名前:天竜

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:小樽ミオ

評価: ☆☆☆

(コメントなし)

名前:忍び寄るキマワリ

評価: ☆☆☆

いやーさすが安定の作者ですわー。バレバレ過ぎるし隠す気ももはやなし。ゲッコウガってなんで日本産やないんや!
あと私が読み飛ばしてる可能性もあるけど、夏の終わり描写がないような……。作者らしき人が間違えて削ってもうたーと叫んでいたのでたぶんそういう事なのでしょう。どちらにせよ、戦国時代活劇の要素が強すぎて、夏の終わりは二の次感がありますが。もうね、これは作者が強いからしょうがないや。
あと、砂嵐でぶっ殺されるのはいやだなあと思いました。応募作の中で一番痛そうな死に方だった……
ところでギンジは生きたの? 死んだの? たぶん死んだんだろうけど、どこかで生きてそうな気がするのは私だけ?
それはそれとしてワタクシとしては復讐に燃える奥方様が一番好きだったりします。なんというかキャラが立ってる! 奥様こそ戦国の女だと思います!

名前:椿*徒花

評価: ☆☆☆

設定にあった語彙の使い方、他と一線を画しておりました。
ギンジの諦観からの変化、ラストは涙ぐんでしまいました。
夏が終わったかというと謎だったのが唯一の謎。時代背景勉強したらわかるのかしら。

名前:浅夜とまと

評価: ☆☆

(コメントなし)

名前:砂糖水

評価: ☆☆☆

ひー、しゅごい。圧倒的。そして作者は…(笑)
一人だけ毛色が違いすぎるし、レベルも高い。とかく濃い話だった…。でも読んでるとぐいぐい引き込まれるし、面白さは抜群。惜しむらくは最後の方、種族名と技がカタカナ表記になっているところか…。まあ、夢中になって読んでるとあんまり気にならないんですけど。
決して大団円のハッピーエンドじゃないところが最後まで渋くていいですね。
作者はあの方だと思いますが、つくづくなんでこの人はポケモンの二次創作やってるんだろう…と思います。

名前:蒼烏

評価: ☆

(コメントなし)

名前:西条流月

評価: ☆☆

読みやすく面白くはあったけれど、心を動かされることはなかったので☆2
展開に予定調和的なものがあったため、良く言えば安心して、悪く言えば先の展開が、読める内容だったのが、心を動かすことがなかった要因かも。

名前:逆行

評価: ☆☆

(コメントなし)

名前:門森 ぬる

評価: ☆☆

>全ての修練を終えた時、弥一は自らの下に彼を呼び寄せ
 「下」は他の箇所では「許」と表記されており、統一されていません。

 「次郎」と「次朗」が混在しています。

>若の身に何かこりし時は、微力なれども心命を賭して
 何かこりし → 何か起こりし  かと思われます。

>手に手に持ったぼんぐりから獣達を繰り出して
 手に手に持った → 手に持った  かと思われます。

>泣き声を耳元で聞くギンジの胸に、不意に燃える上がる様な憤怒の情が込み上げて来た。
 燃える上がる → 燃え上がる

名前:名無し

評価: ☆

(コメントなし)

名前:GPS

評価: ☆☆

語彙力の塊!語彙力おばけ!日本語の使い手って感じ、強い
でもストーリー的には超王道なところをいっているのがまた良いですね、登場人物(ポケモン含め)の想いとか信念とか覚悟とかそういうのがすごく伝わってくる。よいです。
そうか……ゲッコウガってあんな、NINJAそのものみたいな見た目してるくせに生まれはフランスなんだよな……最高かよ…………

名前:ion

評価: ☆☆

 無常観って、本来は哲学者にとってのようなファッション代わりのものではなく、このように環境により与えられるものなんですよね。社会情勢の無情なリアリティ含め、お見事です。
最初は読み込みが足りず、改稿の機会があればギンジの鬱屈に当人なりの答えを出して欲しいな、(主に僕の考えを深める為に)と思っていたのですが、乱世の世に何もかもがうまくいくわけもなし。
弟子というか、友人に技を託すために死なざるを得なかった彼はこの時代では幸福な方なのかもしれませんね。
余談ですが。御三家の元の生息地って本当はどういう設定なんでしょうね。
ゲッコウガカロス出身設定が13を受けてのものかどうかはわかりませんが、中華火豚がイッシュで配られてたり
突っ込みどころは多い。
あと学があれば銀次郎とか鉢屋とかそういう単語の元ネタも理解できてもっと楽しかったんでしょうが、
それがわからなくても話が分からなくならないのも見事だと感じます。

名前:P

評価: ☆☆☆

個人的なタイトルぶっちぎり部門堂々の第一位。それでも☆☆☆にしたくなるほどの完成度。
011が一文たりとも無駄にしていない、言葉にしないことまで想像させることに技量が出ている文章であるのなら、こちらは一エピソードたりとも無駄にしない、語ったことひとつひとつを着実に次のエピソードの説得力にする緻密な構成が秀逸な作品と思います。
それでいて、時代小説風という書き方もあって漢字が多くを占めていても「この話ならばこういう感じになるか」と納得させてしまう点もお見事。
またその読みやすさという点に関しても、ギンジやアクロの名だけがカタカナ名にされている点、ところどころ「ホンの些細な」「意識をガッチリ掴み」等の表現で挿入されるカナがうまく漢字の多さを和らげているように感じ、十分に配慮されているのだと感じられました。

名前:Ryo

評価: ☆☆☆

笛吹きギンジが世界観にハマりすぎていて素晴らしい。
カロスからの流れ者で帰る家もない、行く宛もない。ただ任務に身をやつすのみ。
そんな彼の切なく孤独な心境が、寂しい笛の音に載って聞こえてくるような文章でした。
こんだけ難しい言葉ガンガン出てくるのに、引っかかりなくスラスラ読めるのが、単純に凄く楽しい。
舞台が月山富田城とか渋すぎでしょう。良い。惜しいのは後半のハイドロポンプ(横文字)くらいです。
ギンジが次郎に最後、人と獣の差も、身分の差も捨てて、
ひとりの師匠としての言葉を直にかけるあたりでどうしても泣けてしまう。
「夏の終わりに」成分は、最後に笛吹き銀次郎が信長(ですよね?)の所にいたので
「なるほど、これは『終わり』と『尾張』をかけているのか!なんと粋なことか!」
と思ってしまったんで、もうそれでいいですw

名前:名無し

評価: ☆☆

(コメントなし)