円山翔
評価: ☆☆☆
これまた素晴らしい船の知識!発射管通常弾頭魚雷装填。自現榴弾弾頭魚雷装填。通常弾頭魚雷装填。漢字の羅列に目が回りそうになりながら、ピースケやブルーホエルオーという聞き覚えのある名前に思わずクスリ。これはもうあの方しかいないのではないかと思ってます。先の作品共々、ちょっと状況説明が欲しいかなぁと思うところ。
しかし、「本当に、私たちは何をしているのでしょうか?」というのは、戦争中にほとんどの者が抱いた気持ちなのではないかなぁと思ってみたりします。「月が綺麗だな」で凄惨な戦争を締めくくるというのも、趣というものなのでしょうか……?ともかく、戦闘後のこの二言が、妙にいい味を出していると思うんです。
照風めめ
評価: ☆☆☆
アイデア:〇
読みやすさ:△
読後持続力:〇
打って変わって現代戦。連番で出てくるので、いい対比関係になっていると思います。
ただ、良い対比関係にはなっているのですが、鍵となるアローラキュウコンによる天候操作という点が被ってしまっていて、それ故にオチが読めてしまっていたのが少し勿体ないです。
にしても現代的な雰囲気も中性的な雰囲気もすごいですね。
万が一違う作者さんで、同じテーマを基に書いているのならば気持ちとしてはどちらにも☆を一つずつ増やしてあげたい。
あまも
評価: ☆☆☆
月明かりが強調されているようで現代の雰囲気が際立っているようでした。船や戦闘にお詳しくてびっくりしながら読みました。
来來坊(風)
評価: ☆☆
恐らく十番さんと同一人物だとは思うんですよ、そうじゃなかったら奇跡か談合ですし、同一人物だというていで感想を言わせていただきたいのですが、評価に関しては一つの作品としてつけさせていただきました。
文章の切り替えがハッキリとしていてすごいなと思っています、自分にはない能力なので。
これなんとか十番と同一作品の枠にねじ込むことはできなかったんでしょうか、やっぱり三万字ではキツイんでしょうか。
浮線綾
評価: ☆☆☆☆
☆四つ差し上げます。さすがに難しい漢字の羅列は目が滑る、でも乗組員たちが皆さん楽しそうなのでこちらまで楽しいです。
中世編が常夏の太陽に焼かれる真昼間の大虐殺なら、現代編は冴え冴えとした月の夜……サンムーン意識でしょうか。なんておしゃれでしょうか。もう作品を読んだだけで中世編は真っ赤っか、現代編は青い海中というイメージがばっちりと意識に刷り込まれて恍惚とします。
美的感覚を大いに刺激する作品であるうえに、優れた乗組員たちが敵の予想もつかない罠を着々と解明し、対策をとり撃退するというこの快進撃、もうすばらしく楽しい……
セリフの細かい掛け合いもいちいち好きです……中世編のみならず現代編までありがとうございました……複数作品投稿可万歳です
カイ
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(コメント無し)
はやめ
評価: ☆
中世編の爽快感とは異なり、良い意味で謎が明かされ切れず、不気味に尾を引く薄暗い余韻に浸れるところが魅力的でした。
虹乃空
評価: ☆☆☆
中世編と同じ場所、違う時間のお話、ということでしょうか。中世編と同じ書き出しが印象的で良いですね。前作の流れのまま勢いよく話に入っていける心地がします。
最後に出てきた「青色のキュウコン」がおそらく中世編に登場したキュウコンと関係のある存在かと思うのですが、せっかくの連作なのですから、ここをもっと掘り下げて欲しかったです。霰と関係があったのか、怨念なのか、謝意なのか、それをも超越した何らかの意識体なのか。多くの謎を残したまま、突然に戦闘後の虚しさの描写が始まるので、少し違和感がありました。
SB
評価: ☆☆
「まず、対潜水艦用魚雷という物がこの世に存在するかだ」
アスロック対潜ミサイルというものがありまして、と書こうと思ったのですが、どうも「現代編」というタイトルではあるけれども第二次世界大戦の頃を意識して書かれた物語のようですね。
しかし、時間軸が大戦のころなのにかかわらず、「大戦中である」という空気が希薄な気がします。一番違和感を覚えたのはそこでしょうか。
どんな殺しよりも、食人鬼よりもおぞましい「戦争」を描くのであれば、それなりの覚悟がほしいです。
二次創作を書きなれているような雰囲気はするので、一般文芸書も一度読まれてみてはいかがでしょうか。自力のある作者様だと思いましたので、一皮むけそうな気がします。
Ryo
評価: ☆
ホワイティ杯に提出されていた作品と同じキャラを登場させたことで、10番で薄々感じていた事が露呈した形になりました。
ホワイティ杯の感想欄で、私は伊号6潜とそのメンバーがとても好きだと言いました。けれど、この話の彼らは私の知らない人々のようです。
人物描写も、作戦遂行の過程も、ホワイティ杯に出されていたものはとても丁寧で、美しく、船内の空気感まで感じ取れそうなものだったのに、
今作は全員の個性が、人間としての奥行きが、とても薄い。自立したキャラではなくシナリオのために動いている感じがあります。あとサスケどこ行ったの?
そもそも、彼らは何故こんなところにいるのでしょうか。
史実に照らせば真珠湾攻撃でしょうが、何度読み返しても作中に具体的な説明がありません。何と戦うために彼らはここにいるのですか?
そして前後編通して出ている割にキュウコンがいる意味がよく分からない。
物語として見た時にこのキュウコンはキーパーソンなのに、動機とか、心情とか、読者に委ねている部分が大きすぎる気がします。
「私達は何をしているのでしょうか?」という最後の問いですが、上記のように小説の導入部から分から・ネかったので、私の方が問いかけたいです。
P
評価: ☆
帰ってきた伊号6潜。前回に引き続きポケモンの能力と海戦知識を活用した海戦現代編。
現実に軍用イルカは存在するそうですが、エスパーポケモンによって野生のサメハダーやホエルオーを操るという発想にはそのルーツを感じますね。
再登場は嬉しいのですが、その弊害か構成が続き物になってしまっているような気がします。ピースケくんがピクシーであるという説明が文中になかったり、これから読むという方にやや厳しい構成ではないでしょうか。
またおそらく登場人物も幻覚に騙されているせいだと思うのですが、船団にどんな船が何隻いるのか、それに伴い船を指す指示語がどれのことだかわからないので今どの船がどのような状態にあるのかが読んでいてもよくわからず、結局最後で相手の策を打ち破っても策の全容が理解できていないままなのでイマイチ爽快感に欠ける印象を受けました。
小型船二隻が商船である中型船(=旗艦かつ「マストがやたら多い」船)を護衛していて残りは全部幻覚であると読んだのですが、これで合っているでしょうか。
エトワール
評価: ☆☆
戦争にポケモンを投入するという伝聞だけで描写まで行かず、結果として戦況の想像と実弾だけなのが引っかかった。
何か後味を固めるような〆が欲しくなる。
フィッターR
評価: ☆☆
相手が結局何をしているのか、艦長の予測は合っていたのかが分かりにくかったのが残念。
ホエルオーやサメハダーを使った戦術のアイデアは面白かっただけに、もっと描写を丁寧にすればよくなったのではないか、と思います。
久方小風夜
評価: ☆☆
10番と比べると、物語の状況がわかりづらいかなあと思います。現代編で戦争の話っていうのはわかるんですが、どういう仕事で何を目的として何やってるの? っていうのが今ひとつわかりません。
多分作者さんはミリタリーや戦中の諸々に詳しくて、この艦内の人たちのキャラ付けなんかも細かになさっているのだと思います。
ただ、今回は短編の大会ですので、作品の中で舞台設定やキャラや世界観について説明してもらいたいです。
何となくモノクロっぽい感じがする作品の雰囲気は好き。ところでキュウコンは何だったんだろう……。
くろみ
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GPS
評価: ☆☆
(コメント無し)
鳥野原フミん
評価: ☆☆
(コメント無し)
砂糖水
評価: ☆☆☆
(コメント無し)
オンドゥル大使
評価: ☆
(コメント無し)
水雲
評価: ☆☆
ストーリー性 5/10
文章力 5/10
構成力 2/10
キャラクター 2/10
独創性 10/10
好みかどうか 10/50
一言:うう……申し訳ないですが、こちらはかなり読み解くのに苦労しました。「きちんと書いている」という点では文章力は無問題なんですよ。おかしいなあ、中世編はすらすら読めたのに……。比べてしまいますが、こちらは緊張感漂う中での砲雷撃戦。ひたすらそれが続いていたので疲れやすかったのかもです。
合計 34/100 平均 1.7
逆行
評価: ☆☆
ちょっと情景が想像しにくい面がありました。
潜水艦自体もテレビですら殆ど見たことないですし実物に至っては全く見たことないので、自分にとってちょっとイメージが掴みにくい所がありました、すいません。
10と違って人を殺すという行為に罪悪感や気持ち悪さを登場人物達は抱いているのが印象的です。
読んだ印象としてはこちらは爽快感はないですが、心にどんよりと沈んでいくものがありました。
禍月アオ
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リング
評価: ☆
010と同じ作者さんでしょうか? こちらも舞台背景が分かりにくく、妙な山荘に巻き込まれているだけで、人物のドラマも特に感じられず殺し合いをしているだけという印象で、専門用語の多さからも読者は話についていけないと思います。
また、兵器のスペックがポケモンを想定していないかのような低スペック(現実と同レベルだと必然的にそうなってしまう)なのも気になります。
門森 ぬる
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北埜とら
評価: ☆☆☆
もちろん中世編と同じ作者様ですよね? 個人的にはこっちのほうがワクワクして好みでした!
小樽
評価: ☆☆☆
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にっか
評価: ☆☆☆☆☆
サン・ムーンに掛けて昼夜の二部構成の夜編。夏の終わりに登場したあいつらが帰ってきました。呼ばれずとも参上、伊号6潜!!またしても、難解な戦いに挑むメンツ。今回は前回と違い、キャラクター達にスポットを当てず、事象にスポットを当てました。勿論、趣味全開!!こちらも追記。キュウコンの役割は、幻覚を見せるエスパータイプのポケモンを隠すために霰を降らせるという事です。
No.017
評価: ☆☆☆
(コメント無し)
あきはばら博士
評価: ☆☆
なんとかしてキュウコンを出そうとする信念を感じましたが、無理して出そうとして浮いてしまっている感じが否めません。ですが、ポケモンを用いた近代戦争の戦術としてこれは良いと思いました。もっと時間を書けて練り上げたものを読んでみたいです。
小樽(感想送付)
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伊号6潜「ブルーホエルオー」ふたたび! ホワイティ杯に出てきたあの船と同じかな、なんてことを考えるとこれまた面白かったです。
船舶が海洋ポケモンの体当たりを受けたらどうなるんでしょうね。今回はサメハダーもホエルオーも退けましたが、あまり船体の大きくない潜水艦は一撃が致命傷になることもあり得そう。この世界線では人が海事の妨げになるポケモンを駆逐すべく船を出すことがふつうなのかも、なんて思いながら拝読しました。ポケモンでこってりミリタリー物は読む機会が少ないので新鮮です。
ion
評価: ☆
(コメント無し)
586
評価: ☆☆
先の作品とほぼ同じ感想です。No.10と併せて考えて、類似した構成のお話を時代・視点を変えて描くという試みは良かったと思います。
とんとん
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(コメント無し)
5573
評価: ☆☆☆
(コメント無し)
わかさぎ
評価: ☆☆☆☆
(コメント無し)
匿名
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おそば
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(コメント無し)
ta
評価: ☆☆☆
(コメント無し)
ロックファイター
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(コメント無し)
きとら
評価: ☆☆☆
(コメント無し)
かねの
評価: ☆☆☆
(コメント無し)
クロコダイル
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(コメント無し)
まーむる
評価: ☆☆
良く分からない部分がちょこちょこあった。