概要

おはなし

あらすじ
自他共に認めるオカルトマニアの少女・温子。そんな彼女が本日訪れたのは、山奥にある古びた温泉旅館。なんでもこの温泉旅館には幽霊だか妖怪だかが住み着いていて、得体の知れない恐怖の館と化しているらしい。なんでもこいなのですよー! と意気揚々の温子だったが、そこで彼女を待ち受けていたのは、

「温泉旅館『細雪』へようこそ! 遠路はるばるお越しいただき、誠にありがとうございます」
「えっ!? 雪女さん!? 温泉旅館に!?」

律儀で礼儀正しい、「雪女」、だった。
登場人物
温子(あつこ)
山辺市は黄蘗区に暮らしている中学生の女の子。幼い頃から不思議なものや奇妙なものに囲まれて育ってきたために、区内でも有数のオカルトマニアに成長した。お隣の鉛丹区にある温泉旅館「細雪」のウワサを聞きつけ、真相を確かめるべく「細雪」までやってきたのだが……?
氷那鞠(ひなぎく)
温泉旅館「細雪」でひとり働く雪女の少女。温かな料理と寝床、そして何より温泉を供する旅館とはずいぶんギャップを感じさせるが、その働きぶりは目を見張るものがある。温子とほぼ同年代だが、振る舞いはとても大人っぽい。
ちょっと立ち読み
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頒布物情報

配布形式
書籍(紙媒体)
配布物概要
一次創作/短編小説/48P
レーティング
全年齢対象(制限なし)
頒布価格
\200


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