自己紹介
- 名前を「586」といいます。「ごー・はち・ろく」と読みます。「ごはさん」と呼ばれることがしばしばあります。
- 主にポケモン二次創作と百合一次創作の小説を書いています。かつてはKeyの二次創作SSも多数書いていました。
- 今まで書いてきた作品は586さんの本棚から閲覧することができます。
- 本人はハッピーエンドが好きなのに作品には悲惨な結末を迎える物が複数あり、「ホワイティ」と呼称されています。
- 「ホワイティ」は「586さんはブラックだ!」という指摘に「違うよ!ホワイティだよ!」と言っていたら定着しました。
- 口癖は「やめなよ」です。Twitterではハッシュタグ「#ymny」としてよく使います。
- R-18も書きます。R-18作品の目次は特異点です。事前に設定ページでコンテンツの表示設定をONにしてください。
ハンドルネームの由来
忘れもしない2001年の8月。今は閉鎖されて訪れることのできない「おジャ魔女どれみ」のファンサイト「年中無休!」さんに、「cotton586」さんという方が手掛けられた「見習い魔女はるか」という二次創作長編小説が掲載されていました。それを読んで心打たれたことにより、自分もこのような二次創作を書きたいと志すようになりました。
その初心を常に忘れぬためにと、他ならぬ「見習い魔女はるか」の作者である「cotton586」さんのお名前から「586」を勝手ながら拝借しつつ、「自分は未だ半人前」という戒めを込めて半角の「586」とした次第です。
主な作品
- 雨河童
- 都会育ちの少年が田舎で暮らす不思議な少女と出会い、やがて恋に落ちるボーイ・ミーツ・ガールもののポケモン二次創作です。この話がホワイティの評価を確固たるものにしてしまった気がする。
- シズちゃんのバッジ
- ジョウト地方ヒワダタウンで暮らす双子の姉妹の姉・シズが、ある日兄であるツクシからジムリーダーを託されるという筋書きのポケモン二次創作。今まで書いた中で一番思い入れが深いかも知れない。
- ハートのたまご
- 幼馴染の少女と少年が、ふとしたことからフィオネのタマゴを授かる。タマゴから誕生したフィオネは、なんと二人の心を入れ替えてしまった! 入れ替わり×子育てもののポケモン二次創作です。やりたいこと全部やった。
よく参加するイベント
- 文学フリマ
- サークル名「Production 586」で東京・大阪・福岡・広島・金沢・札幌に参加経験あり。主に東京・大阪に参加。百合一次創作短編のコピー本を頒布しています。
使用しているソフト
- あふ(System AKT)
- ファイル管理ユーティリティ
- Vivaldi
- Webブラウザ
- Vim
- テキストエディタ
- foobar2000
- メディアプレイヤー
- XnView
- イメージビューア
取り扱うジャンルについて
一次創作しているジャンル
一次創作はほぼ百合専門です。たまに都市伝説とかの現在怪奇を書きます。
- 百合
- 都市伝説・現代ホラー
二次創作しているタイトル
これらのタイトルは今でもお話を書いています。メインはポケモンです。
- ポケットモンスター
- スプラトゥーン
メモ帳でよく取り上げているタイトル
二次創作はしていませんが、好きなシリーズなのでよく小ネタや感想をメモに書いています。
- 星のカービィ
- Mortal Kombat
かつて二次創作していたタイトル
今も好きな気持ちは変わりませんが、二次創作としては取り扱わなくなったタイトルです。
- keyの旧作品
- ONE
- Kanon
- AIR
- CLANNAD
- リトルバスターズ!
- おジャ魔女どれみ
586さんの歩み
Space_of_586 第一期(cyberidoc.at.infoseek.co.jp)
2005年
かつて運営していたサイトの跡地を再利用して二次創作小説を掲載するためのサイトとして2005-10-30に発足。初掲載タイトルはみずたまホットライン。その後もマサラのポケモン図書館に投稿した小説や、当時入れ込んでいたKey製作タイトルの二次創作SSを立て続けに掲載。
2006年
なんとこの辺りからいきなり正確な記録が残っていない。たぶん夏の朝 夜の道とかたいようとかを掲載したはず。KeySSだとShort Storiesを多数、というかほぼ全部2006年に書いたような気がする。作中にリトバス組が出てくるか否かで判別可能と思われるが確認する気が起きない。
2007年
リトルバスターズ!が発売され鍵っ子熱が最高に高まっていた年。ポケモン二次創作をほぼ完璧にサボってKeySSを多数書いていた(例外的に書いたのがこれ)。その極致が130話以上書いたのに未完のまま終わってしまったやつである。登場キャラクターや書こうとしていたことが多すぎて今からまとめられる気がまったくしない……。
年末頃に第二期サイトへ移行。
Space_of_586 第二期(fesix.ifdef.jp)
2008年
移行したのはいいものの、小説とは全然違うことでずっと活動していた関係でほぼ放置状態。
2009年
私生活が多忙だった関係で放置が続く。三ヶ月近くネットが使えない時期があった関係で、そもそも何をしていたのかさえあやふやで……なんか俗に言うナンプレの雑誌を買ってちまちま解いてたような記憶がおぼろげながらある。サイトと全然関係ない。
2010年
blindnessで久々にポケモン二次創作に復帰。その後も短編を連射しなんとか勘を取り戻す。長年やりたかったオリおジャの小説を書き始めるが、例によって構想を広げすぎたりキャラクターを増やしすぎるなどの王道のエタりルートを辿り未完のまま今日に至る。
2011年
この年も短編をコンスタントに製作、そして実質的に「ちゃんと終わらせた」初めての長編である雨河童を2ヶ月で書き上げる。短編を書き、長編を仕上げ、印刷会社に依頼して同人誌を作り、初めてのイベント参加を経験し、ついでにコンテストのお手伝いも……と張り切りすぎたためか、10月末から11月下旬にかけて入院して音信不通になる事態を引き起こす。いや仕事が多忙だったとか他にも要因あるんだけど……。
2012年
2011年ほどではないものの短編を書き、本も作って頒布して、と結構頑張ったような気がする。しかし困ったことにこれ以外のことは全然記憶に残っていない。
2013年5月頃に第三期サイトへ移行。詳細はそちらで。
Space_of_586 第三期(fesix.sakura.ne.jp)
2013年
狂気の年。この一年だけでみずいろボーダーライン・骨と果実・シズちゃんのバッジを書き上げている。サイト運営開始からもっとも気が狂っていた年と言えるだろう。ちなみにお蔵入りにはなったがこれらを書きながらかつて頓挫したAIRの二次創作をリブートすべく裏でいろいろ画策していたりもした。頭がおかしい。
しかしこれら三作品は当初電子書籍として頒布した同人誌「megalomania」にのみ収録しており、サイトそのものは移転してからほとんど更新が掛かっていないというオチが付く。そしてこのあまり好ましくない傾向は後に6年ほど続くことに……。
2014年
去年の反動か作品数は減ったが、それでも大きなターニングポイントになったかごの外へを書き上げた印象深い年。他にも何本か短編を書いている。また、この年から一次創作で文学フリマに参加し始める。初頒布は「鬼ごっこ」。あと、あるジブリ映画の二次創作を唐突に書いたりもした。自分でも唐突すぎて、サイトのオーバーホール時に他の作品がさっぱり入らないカテゴリに入れざるを得なかった。
なお、この話は最初pixivの方に上げていた。肝心の fesix.sakura.ne.jp には……確か遅れて載せたような……。
2015年
上半期にSCP Foundationに影響を受けまくったレポート形式の二次創作Subject Notes.を集中して制作。さらに秋頃にはポケモン小説スクエアさんにネネちゃんの手は汚れているを突如として投稿。その場違いスレスレのえぐい内容でそこそこ話題になる。ここからポケモン小説スクエアさんのメンバーの方々と交流が始まり、知り合いが大きく増えることに。
なお、fesix.sakura.ne.jp の方には主にHTMLへの変換が面倒というやむを得なくもないような気がしないでもない理由により半年くらい掲載されていなかった。
2016年
さすがに fesix.sakura.ne.jp を放置しすぎだろうということで、2012年の4作品と2013年の2作品、そして前年の「ネネちゃん」を人力でHTML変換して掲載。さらに初のコンテストである第一回ホワイティ杯~夏の終わりに~を開催。多くの方にご参加頂く。さらに続けてSubject Notes.派生のコンペも開催。久々に fesix.sakura.ne.jp が活性化した一年となった。
しかしこの年ポケモン小説スクエアさんに投稿した長編「かごの中で」は、話の構成に起因する複雑な章編成を理由としてまたも掲載されず。HTMLへの変換が面倒で先延ばしにするという根本的な問題は未だ解決しないまま4年目を迎えることになる。
2017年
年明け早々第一回ハワイティ杯小説コンテスト - アローラ!を開催。さらに長編として海が凪いだらを制作。2017年は先に述べた以外にも他の方のアンソロジーに参加したり一次創作を多く書いたりと充実した一年だった記憶がある。
一方、fesix.sakura.ne.jp の方はハワイティ杯の開催終了を告知する更新後、2年以上にわたって一切の更新なしで放置という悲劇に見舞われることになる。この後サイトが大規模改修されてアーカイブ化されたのでこれが実質的に最終更新となっている。ひどい。
2018年
2015年より恒例となっていた年一本の長編として、やりたいことを全部やったと言っても過言ではないポケモン二次創作ハートのたまごを書き上げポケモン小説スクエアさんに投稿する。この年はこの一本を書き上げられただけで満足したと言えよう。今も代表作と言える一本になってくれた。そんな「ハートのたまご」だが、自宅とも言える fesix.sakura.ne.jp の方にはついに載らないままだった。無情すぎる。
とまあこのような形で中途半端な運営が続いていたが、マサラのポケモン図書館、ポケモン小説スクエア、pixiv、小説家になろう、カクヨム、同人誌……シャレにならないくらい様々な場所にコンテンツが散逸してしまったことについてさすがに危機感を覚え、コンテンツの統合管理とサイトの全面改修を行うことを決意。詳細は次のセクションで。
Production 586 第一期(whity.matrix.jp)
2019年
フォルダの奥底にあったテキストファイルを掘り起こしたりそれが見つからない物はHTMLからテキストへ変換したりでソースファイルを収集、すべての文字コードを一律でシフトJISから近年の標準であるUTF-8へ変換、長らくHTML4.01という石器時代か? と言わざるを得ないレベルで止まっていたHTMLの書き方を最新のHTML5へアップデート、プレーンテキストをリアルタイムでHTMLに変換し管理の簡易化と容量削減を図るべくPHPを一から勉強してスクリプト開発、ちょっとでも今風を目指すべくCSSとJavaScriptで簡易レスポンシブデザインを実現、さくらインターネットさんのサービスを使ってSSL化もバッチリ!
……とおよそ3ヶ月をかけて完全な作り直しを行い、サイト名も文学フリマへの参加サークル名と同じProduction 586に改称。旧サイトはアーカイブという形で fesix.sakura.ne.jp に残置した。
この年は別の長編を書いていたのだが、ある映画を観て衝動的にオマージュがしたくなり、一ヶ月で「気まぐれな空の下で」を書き上げるという荒行を行う。しかしこの強行スケジュールの代償……というか疲労は無視できないレベルで大きく、その後半年ほどまともに話を書けなくなる。あの時は本気で何かが取り憑いていた。
2020年
新サイトの運用は順調で、新しい作品を最初に載せる場所としての地位を確立。この年は短編を複数執筆。また、blogもどきのメモ帳に多くのコンテンツを投稿している。
こうして順風満帆に思われた whity.matrix.jp だが、2021年の年明け早々思いもよらぬトラブルが発生。それは……。
Production 586 第二期(fesix.sakura.ne.jp)
2021年
Twitterで whity.matrix.jp が有害なサイトと判断されるという衝撃の事態が発生。うちのサイトのコンテンツに何か問題が? と思ったがそうではなく、さくらインターネットさんが提供するサブドメイン「matrix.jp」を使ってスパム行為をやっているサイトがあるらしく、Twitterがそれに基づいて「matrix.jp」を含むサイトを一律で有害扱いにしたのが真相だった。迷惑にも程がある。
最初はTwitterに異議申し立てをして割と早く解除されたのだが、一週間経たずに再度有害なサイトに認定。こりゃ埒があかん、どないせいっちゅうんじゃ。ということで悩んだ挙句、「さすがに sakura.ne.jp はブロックされないだろう」と判断し、旧サイトの所在である fesix.sakura.ne.jp へ新サイトを移転することを決定。旧サイトは fesix.sakura.ne.jp/old/ 以下へリダイレクトさせることに。.htaccessがこういうリダイレクトをさせてくれる書式で本当に助かった。
年初からひどいトラブルに見舞われたが、この年はプライベートが大変ごたついてしまい、目立った創作活動はできずじまい。なかなかにツラい一年であった。
2022年
前半は昨年のごたつきを引きずりこれといって活動していなかったのだが、6月頃にYouTubeチャンネルを開設した。自作の小説について合成音声で紹介するというもので、これからもコンテンツを増やしていきたいと考えている。アカネチャンカワイイヤッター
そして8月、実に5年ぶりとなる小説企画「第二回ホワイティ杯ポケモン小説コンテスト - ここから始まる『第一話』 -」を開催。果たしてどの程度作品が集まるのか不安だったものの、蓋を開けてみれば自分が手掛けたものも含めてなんと60作品もの投稿をいただいた。おかげで活気あるコンテストにすることができた。参加いただいた皆さまに心から感謝させていただきたい。
この年は旅の若者が廃墟を探索するゲーム、子供たちを乗せた廃墟が海を漂流する映画、女子高生とイスが廃墟で戸締まりする映画とまるで示し合わせたかの様な廃墟ラッシュを食らってその都度「こういうのを書きたい!」とジタバタしていたのだが、11月にポケモンシリーズ最新作「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」が発売される。そこで586さんが見たものは……。
ところで上の方、2019年にて「長編を書いていた」と述べたが、実はそちらも10月頃に再開しておりあと少しで完結、というところまでこぎ着けていた。ではそれがどうなったのかと言うと、また割り込んできたお話のせいで休止状態に追い込まれた。「気まぐれな空の下で」に続く二回目の悲劇である。
2023年
2022年末から突如として「ネバーランドでつかまえて」という新作を書き始める。原作キャラクターが全然出て来ないことに定評のあるこれまでのお話とは異なり、発売されたばかりの「スカーレット・バイオレット」のキャラクターを多く登場させている。まあ主人公は例によってゲームにはいない人なんですが……。結構長いお話になったものの、3ヶ月ほどで完成まで持って行くことができたのは良かったのではなかろうか。
その後は2019年からずっと引きずり続けていた「パーマネント・ブルー」に今度こそ集中。当初の予定よりもかなり遅くなり、通算で実に四年も掛かるという歴代でも最長の期間を要したものの、今年9月6日、ついに完結に至る。本当に長い時間が経ってしまったが、書きたいこと・書くべきことをすべて書き切って完結まで持って行けたという事実は何よりも大きい。今年は「ネバーランドでつかまえて」と「パーマネント・ブルー」の二本を仕上げることができたという点で大変有意義だったと思う。
小説以外ではYouTubeチャンネルに断続的に動画を投稿。特に怪談動画を四つほど上げた。来年は小説も引き続き手掛けつつ、どちらかというと動画方面に注力したいと考えている。
サイトとは直接関係ないが、10~12月にかけては小~中規模のオフ会が立て続けに行われ、久々に多くの人と顔を合わせることができた。しばらく間が開いてしまった人が多いものの、皆さん元気そうで何よりである。また、いろいろと様相が変わってしまったTwitter(*1)に代わり、Discordでのコミュニケーションが大幅に増加。自分でサーバーを作って雑談ばかりしている。
さらにもっと関係ない個人的な話だが、12月末になって15年来探していた題名不明の本をついに入手することができたので記録しておく。当該書籍は1968年ポプラ社刊「三人の0点くん」。2019年に取り壊された父の実家にて、恐らく2000年頃に読んだ児童書(*2)になる。内容がとても印象に残っていたにもかかわらず表題を失念してしまい、2008年頃から何度も検索したりしていたものの長らく探し出せずにいた。近隣の図書館に所蔵されていた児童書目録(*3)を頭から読んで記憶を頼りにタイトルを捜すという不毛なローラー作戦を100ページ以上展開した末に明らかにそれとわかるタイトルを探し出し、さらにYahoo!オークションにてタイトルを発見したその日に終了予定の出品を発見、即座に入札してそのまま落札に至った。偶然に偶然が重なったとはいえ、入手できた以上手離さず大切にしていきたい。
4年掛かって完結した「パーマネント・ブルー」、15年越しの再会を果たした「三人の0点くん」。今年は何かと節目となる年となった。
2024年
2024年は昨年から始めた現代ホラー短編に注力。一週間に一本のペースでほぼ毎週投稿し、結果として50本を書いた。作り方をルーチン化できたのでこのまま継続していこうと考えている。やはり短い話の方が書きやすいのかネタに困るようなこともなく、毎回ほぼ詰まることなく書けたのは良いことだろう。
一方で小説については動きがイマイチで、書けたのは短編のわれらヒカリの三原色!のみ。何度か長編にも取りかかろうとしたもののうまくいかず、これについては来年の明確な課題になったと感じる。まずは短編を書くことで感覚を取り戻していきたいところ。この年はインプットらしいインプットがなく、それが不振の一因になっている可能性はある。
この年に起きたことで特筆すべきものとして、急に思い出したゲームを一週間掛けて探し出したことが挙げられる。見つけ出したのは「black gown」というアドベンチャーゲーム。雨の中を車で走る実写取り込みの映像をバックに、英語でテキストが表示されるという他では見たことのない風変わりな演出が特徴。詳しくはプレイ動画を参照。
最終的にYouTubeの履歴を徹底的に洗って見つけ出したのだが、このゲームのタイトル「BLACK GOWN」を含む動画は1万件以上の中で1件だけしかなかった。それもアクセス日が2021/11/24で今年などではない、むしろ3年以上前と非常に古い。最近になって別の人の動画で取り上げられたわけでもなく、Googleでどれだけ探しても上の動画と配布サイト(itch.io)しか情報がないという有様。それをなぜこのタイミングになって突然思い出したのか、しかも見直してみたらタイトルはうろ覚えだったにも関わらず中身についてはかなり正確に特徴を捉えてたのでなおさら謎。人間の記憶というのは不思議……と言わざるを得ない一件だった。